第2試合はアレックス・ゼイン&クラーク・コナーズ&田口隆祐&邪道vs石森太二&SHO&外道&ディック東郷。5.21青森のAブロック公式戦で激突するゼインと石森、コナーズとSHOのダブル前哨戦となる。

　田口はIWGPジュニアタッグ、SHOはNEVER6人タッグ、石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを携えて入場。外道が現れると、邪道は闘志をムキ出しにする。BULLET CLUBはゴング前にToo Sweetサインをかわす。

　先発はゼインと石森。ロックアップから石森は腕を取り、ロープを用いて痛めつける。
　続いて石森はすばやい動きからスワンダイブ。しかし、ゼインはかわし、ロープワークの攻防からニードロップ。さらにその場飛びコークスクリューセントーン。
　スイッチした邪道は石森を捕らえる。だが、背後から東郷が襲撃。そして、外道が邪道にサミングを見舞う。場外では石森がゼインの肩を痛めつける。
　続いて石森が邪道の背中に引っかき攻撃。スイッチした東郷は邪道にエルボードロップ。だが、カバーは田口がヒップバットでカット。
　BULLET CLUBは4人がかりで邪道にストンピング。田口がカットに入るも、東郷は場外に追いやる。続いて東郷は邪道にフィストドロップをお見舞い。
　続いて東郷とSHOが邪道にダブルのレッグスプリット。そしてSHOはフィンガーロックから、邪道の腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。
　SHOは邪道にパンチを連発。しかし、邪道は奮い立ち、カウンターのショルダータックルでダウンを奪う。
　次はコナーズがSHOをショルダータックルでひるませる。SHOは変則的なショルダータックルを狙うが、逆にコナーズがショルダータックルでダウンを奪う。
　続いてコナーズは串刺しエルボーから串刺しスピアー。そしてショルダースルー、背面式のダイビングエルボーと攻め立てる。
　さらにコナーズはスピアーを決めてカバーするが、SHOはカウント2でキックアウト。
　するとコナーズはトロフィーキルを狙うも、SHOは切り抜けて指攻め。さらにレフェリーを突き飛ばしコナーズの動きを止め、スピアーを炸裂。
　次は田口と外道のマッチアップ。田口はヒップアタックを繰り出すも、アッサリかわされてしまう。さらに外道は田口のヒップアタックをアトミックドロップで切り返すが、田口は意地のヒップアタックをヒット。
　続いて田口は東郷を延々とロープワークで走らせ、ヒップアタックを炸裂。
　ここから赤コーナーは外道に波状攻撃。田口はケツイェからカバーするも、BULLET CLUBがカットに入る。
　リング上、田口は外道をオーマイアンドガーアンクルで捕獲。外道は切り抜けて丸め込むも、田口は返してオーマイアンドガーアンクル。そのまま締め上げると、たまらず外道はタップアウト。

　試合後も石森は場外で、Tシャツを用いてゼインにチョーク攻撃を見舞った。

田口「真面目にやれば勝てるっちゅうことですよ。さあ、しかし、もう今さら真面目にやってもしょうがないんで、しっかり“NO COMEDY NO LIFE”ということで、大いにここから残り7戦は私らしく伸び伸びふざけながらやっていきたいと思います」

ゼイン「クラーク、こっちだ（とコナーズを呼び寄せる）。タイジ・イシモリ、SHO、2日後、お前ら二人を俺たちが終わらせる。お前ら二人は俺たちに敗れる。

“BIG HORN ENERGY”（クラーク）＆“SAUCE GOD”の俺たちを超えることは出来ない。イシモリ、こんなのはほんの味見程度だぞ。

お前はエプロンにいた俺にチョークをしてきた。だが公式戦で同じ真似は通用しないぞ。お前を生きたまま食ってやる。イタダキマス！（と言って、先に控室へ）」

コナーズ「凄い！“SAUCE GOD”、途端に日本で大人気だな。俺はクラーク・コナーズ、ワイルドライノだ、ベイビー！SHO、お前、狂っちゃったよな。最後に俺が日本でお前を見た時はまだショックアローのSHOだった。

あの時のお前は強かったし、俺はお前と対戦するのを楽しみにしてた。でも、今のお前は変だよ。確かに前からちょっと変なところはあったけど、でも今のお前はマジでクレイジーだ。お前との公式戦が待ちきれない。

いつものようにダーティープレイでかかってくるんだろ。でもそんなものは、このワイルドライノ、クラーク・コナーズには全く通用しないぞ！　お前をぶっ飛ばしてやりたくて仕方ない！　次の会場も今日くらい熱い声援を期待してるぞ。みんな、LET’S GET WILD！」
※邪道はノーコメント

石森「THE SAUCE（ザ・ソース）、強くて飛べて、弱点ねえじゃねえかよ、オイ！風貌もなんか海賊みてぇで、俺が嫌いな、大っ嫌いなずんだ餅も『美味い、美味い』って言ってるしな。

ってかよ、あいつヘビーだろ？なあ？クラークといいアレックス・ゼインといい、お前らみんなヘビー級だよ。
はあ、チクショー……。チクショー！　まあいい。どうせやらなきゃいけないのは分かってるし。まあ、あいつが将来ヘビー級に転向するのか分かんねえけど、その前に俺があの赤～いタコ船長をぶっ壊す（と拳を握って、にこやかにポーズ）」

SHO「（※腹を押さえながら現れて）なんでや！なんでや！公式戦二つ終わって、なんでや！なんで俺の勝ち点が0なんや？ふざけんなよ。誰か不正しとんな？昨日だってよ、俺、負けてねえぞ？負けた覚えねえもん。記憶にねぇもんよ。3カウント、叩かれた記憶がねぇんだよ。オイ、気づいたらよ、あいつの入場曲が鳴ってたんだよ。オイ、俺は記憶にねえからよ。俺、負けてねえんだよ。

ふざけやがって。この前の名古屋もそうだよ。俺、記憶にねぇんだ。3カウント獲られた記憶がねえからよ。それ負けてねえってことだろ？オイ、全勝だ。こっからだ。次はクラーク・コナーズか？オイ、全勝優勝あるぞ。俺の全勝優勝あるぞ、まだまだ。今のところ2勝だな、とりあえず。クソアキラとクソゼインも倒して、今のところ2勝だ。次のあいつも余裕で倒してやる。

今日の試合も見ただろ？　俺とあいつ、10-0で俺のほうが攻めてただろ？　あいつの攻撃、1個も当たってなくて、俺の攻撃しか当たってなかっただろ。ってことはよ、あいつ、俺に勝てねえって分かってるから、卑怯な真似してくんだろう、どうせ。クラーク・コナーズ、おめえはどうせ俺に勝てねえって分かってるから、卑怯な真似してくんだろ？　俺はよ、そんな卑怯な奴はよ、実力で倒してやるからよ、クソッタレが！オイ、全勝優勝あるぞ！　見とけ！」
※外道、東郷はノーコメント