『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Aブロック公式戦
YOH(4勝4敗=8点)とSHO(4勝4敗=8点)が注目の元ROPPONGI 3K対決。
試合前、SHOはリングサイドにおりると、マイクを握り「やっぱりよ、オメェなんかとやる価値もねぇんよ。オイ、勝ち点が欲しければな、くれてやるわ」と言い捨て花道を去っていく。
ここで場外カウントが進むなか、リング上のYOHはあぐらをかき入場ゲートを見つめると、入場ゲートから慌てた様子のSHOが現れ、場外カウント18でリングにダッシュイン。
そして、SHOは「やる気あんのか!追いかけて来るやろ?追いかけてこいや!」と暴言を浴びせる。
これに対し、YOHはランニングエルボー2発を与えると、SHOは場外へエスケープし、リングサイドのヤングライオンに暴行を加えリングに押し込む。
YOHとレフェリーがヤングライオンを心配し介抱すると、SHOが背後からYOHへ木槌攻撃。
続けて、SHOはYOHを連れて場外戦へ移ると、会場の壁にYOHを叩きつけ、パイプ椅子を持ち出す。
これはレフェリーに回収されると、今度はなんと展示された『SUPER Jr.』トロフィーを手にしポーズ。
これもレフェリーが回収し元の場所に戻すと、その隙にYOHの背中へパイプ椅子をフルスイング。
SHOはレフェリーを連れてリングも戻ると、YOHに対し場外カウント要求。
YOHはなんとか場外カウント18でリングも戻ると、待ち受けていたSHOがチョーク攻撃。
さらに、SHOは顔面に靴底を当て挑発すると、蹴りのコンビネーションへ。
怒りのYOHは蹴りの足をとりドラゴンスクリューで反撃に出ると、2発目のドラゴンスクリュー、低空ドロップキックからヒザ十字固め。
SHOはすぐさまロープへ逃れると、再びパイプ椅子を手にし、制止に入ったレフェリーを椅子ごと突き飛ばし、トーチャーツールを手にする。
これに対し、YOHもパイプ椅子を手にすると、SHOはトーチャーツールをマットに置き、「捨てで来いよ!それでも男か!」と挑発。
ここでYOHがパイプ椅子を場外へ捨てると、SHOはすぐさまトーチャーツールを手にするが、起き上がったレフェリーがこれを回収。
再び向き合った両者はラリアット合戦から、YOHは左右のエルボー連打で押し込むが、SHOもスピアで応戦。
続けて、両者はジャンピングニーを打ち合うと、SHOは投げっぱなしジャーマンをお見舞い。
だが、YOHもカウンターのラリアットから変型の牛殺しを放つと、DIRECT DRIVEの体勢へ。
これを嫌ったSHOはショルダースルーで切り返すと、レフェリーをYOHに押し当てローブロー。
さらにSHOはコーナーパッドに隠していたトーチャーツールを持ち出し、首筋に一撃をお見舞すると、最後は動きの止まったYOHにショックアローを炸裂させ、ダーティーファイトで勝利を奪った。
試合後、SHOは解説席の金丸に罵倒を浴びせ花道を去っていった。
YOHは(4勝5敗=8点)、SHOは(5勝4敗=10点)で全公式戦を終えた。