第3試合は石井智宏&大岩陵平vs金丸義信&鈴木みのる。石井と金丸は6.20後楽園にて、AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチ進出トーナメント1回戦で激突。その前哨戦で熱い火花を散らすことだろう。
ゴング前、石井は金丸を挑発。
先発はこの両者。ロックアップで組み合うと、石井がロープまで押し込んでクリーンブレイク。金丸はすかさず襲いかかるが、石井は切り抜けてショルダータックル。金丸はかわし、ここから両者はすばやい技の読み合いに。
金丸は間を外すように鈴木にスイッチ。すると大岩が飛び出し、エルボーを連発。しかし、鈴木は仁王立ち。そして強烈なエルボーから、ハンマースルーを仕掛ける。大岩は加速しながらエルボーを狙うも、鈴木はフロントキック。だが、大岩は意地のショルダータックルでダウンを奪う。
大岩は鈴木にハンマースルーを仕掛けようとするも、鈴木は切り抜けて一本足頭突き。大岩がたまらず場外に逃れると、鈴木は捕らえて鉄柵に叩きつける。
石井は場外で金丸に逆水平チョップを連発。だが、金丸は石井を鉄柵に叩きつけ、左足を鉄柵を用いて痛めつける。さらに金丸は、鈴木が捕らえた大岩の腹部に蹴りを見舞う。
大岩はリングに戻ると、鈴木にエルボー。しかし、鈴木は高笑いから顔面に張り手。さらにニーリフト、フライングメイヤーからのサッカーボールキックをお見舞い。
スイッチした金丸は大岩にバックエルボー。そして相手コーナーの石井の膝に低空ドロップキックを食らわす。
次は鈴木が大岩の顔面を挑発するように叩いていく。大岩は必死にエルボーを打ち込むが、鈴木は胸板へチョップ、さらにニーリフト。そしてアームロックを決め、その状態で指も決める拷問攻撃。鈴木は自ら技を解除。
次は金丸が大岩に顔面かきむしり。そしてフライングメイヤーから頭部にエルボーを落とす。スイッチした鈴木は大岩にストンピングを連発。ここから両者はエルボーの応酬に。大岩は必死にチョップを繰り出すが、鈴木はエルボーで動きを止めてロープへ。すると大岩はカウンターのドロップキック。
次は石井と金丸のマッチアップ。技の読み合いから、石井はフェイントを入れて逆水平チョップをお見舞い。さらにショルダータックルでねじ伏せる。
石井は金丸を引きずり起こし、重い逆水平チョップを連発。しかし、金丸も石井の膝を蹴りつけてから低空ドロップキック。そして4の字固めを狙うも、石井はキックで回避。
金丸は延髄斬りを決め、ブレーンバスターの体勢に。逆に石井が持ち上げるも、金丸は背後に着地してブリティッシュフォールを食らわす。
スイッチした鈴木は石井にストンピングを連発し、スリーパーへ。だが、石井はバックドロップで返す。すかさず金丸がフロントキックを仕掛けるも、回避した石井は投げっぱなしジャーマンをお見舞い。
交代した大岩は鈴木にエルボーを乱打。そして串刺しドロップキックからショルダータックルでなぎ倒してカバー。鈴木がカウント2ではね返すと、大岩はサイドスープレックスで叩きつけ、逆エビ固めを決める。
しかし、これは鈴木がロープエスケープ。ならばと大岩はエルボーからロープへ。だが、鈴木は追走してスリーパー。そこからゴッチ式パイルドライバーを狙うも、大岩はショルダースルー。そしてタックルから横入り式エビ固めの体勢に入るが、鈴木は腕ひしぎ逆十字で捕獲。大岩は足をロープにかけてなんとかエスケープ。
すると鈴木はエルボー。だが、大岩はエルボーからドロップキック。しかし、二発目のドロップキックは鈴木が回避し、逆エビ固めで捕獲。金丸はリングに入った石井に低空ドロップキックから4の字固めで捕らえる。鈴木が締め上げると大岩はギブアップ、鈴木軍が勝利を収めた。
試合後も金丸は4の字固めで石井の足にダメージを蓄積させる。さらに金丸は石井の左膝を鉄柱に打ち付けると、イスで膝を殴りつける暴挙。そして金丸は険しい表情で鈴木と共に引き上げた。