NEW JAPAN ROAD

日時
2022年7月3日(日)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナー
観衆
1,200人

MATCH REPORT

 メインイベント(第7試合)では、6.21後楽園ホールで新日本プロレスに電撃復帰したKUSHIDA、1.5東京ドームの棚橋戦以来、負傷欠場していたKENTAの“W復帰戦”、棚橋vsKUSHIDAvsアレックス・ゼインvs石森太二&KENTA&外道。2010年代の新日本ジュニアで活躍したKUSHIDAは、19年1月に退団し、WWEへ入団。そして今年4月にWWE退団が報じられ、その動向が注目されていたが、6.21後楽園のIWGPジュニアヘビー選手権・石森太二vs高橋ヒロムの試合後に登場。新日本復帰を明かすと共に石森の挑戦をアピールしたが、これに対し石森は「テメーがチャレンジャーとしてふさわしいか、俺が“査定”してやるよ」と怒りを見せている。
 さらには半年ぶりの復帰戦となるKENTAと、因縁の棚橋のマッチアップも見逃せない。両者は『G1 CLIMAX』で同ブロックなだけに、互いを意識した攻防を繰り広げることだろう。

 KUSHIDAは以前と同じ入場コスチュームで花道を進む。石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを腰に外道と共に入場。続いてKENTAが「I’m Back!」とアピールしながらリングイン。

 先発はKUSHIDAと石森。まずはバックの取り合いから、すばやい動きでグラウンドの攻防。そして一旦両者は離れる。続いてKUSHIDAは低い体勢から足を取るにいくが、石森も応戦し、ヘッドシザーズで捕獲。
 KUSHIDAはブリッジワークで切り抜け、石森の足を固めて弓矢固めを決める。石森は切り抜け、両者は距離を取る。
 次はゼインと外道のマッチアップ。ロックアップでゼインが押し込むが、外道は髪をつかむ。するとゼインは髭をつかんで回避。続いてロープワークの攻防では、ゼインが華麗な動きからロープを使ったニードロップ。さらにコークスクリューセントーンをお見舞い。
 外道が場外に落ちると、ゼインはロープへ走る。だが、KENTAと石森が妨害。しかし、ゼインは二人まとめてフランケンシュタイナー。そして本隊の3人は同時プランチャを狙うも、BULLET CLUBは足を引っ張って阻止。
 場外でKENTAは棚橋、石森はKUSHIDAに顔面かきむしり。外道はゼインをリングに戻し、頭部に噛み付き攻撃。そして、石森とKENTAの足にゼインの頭部を叩きつける。
 スイッチした石森はゼインの頭部にナックル。そして石森もゼインの頭に噛み付いていく。KENTAはエプロンからゼインの顔面を踏みつけてアシスト。
 石森はゼインの頭部を金具むき出しのコーナーに叩きつける。次はKENTAがゼインの胸板を蹴り上げ、両足で顔面を踏みつける。そしてKENTAもゼインを金具むき出しのコーナーに叩きつける。
 スイッチした石森はゼインの左腕にエルボーを落とし、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。BULLET CLUBはすばやいスイッチワークを見せ、次はKENTAが金具むき出しのコーナーにゼインをハンマースルーで打ち付ける。
 KENTAは挑発するようにゼインの頭部を蹴りつける。怒ったゼインはパンチの連発から、ショートレンジラリアットでKENTAをなぎ倒す。
 ゼインがスイッチしようとするとKENTAが阻止、だが、ゼインは変則的なキックを決め、ようやく棚橋にスイッチ。
 棚橋はKENTAにエルボーの連発からフライングフォアアーム。さらにボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを食らわす。
 続いて棚橋はスリングブレイドを狙うが、KENTAはフロントキック。それでも棚橋はスリングブレイドの体勢に入るが、KENTAはパワースラム。そしてgo 2 sleepを狙うも、棚橋は回避してツイスト&シャウト。
 次はKUSHIDAと石森のマッチアップ。KUSHIDAはスワンダイブの脳天チョップから、フライングクロスボディ、オーバーヘッドキックと波状攻撃。さらにエプロンの外道には倒立式キック。
 勢いに乗るKUSHIDAは石森にアームブリーカー。そして腕を蹴り上げようとするが、かわした石森はエルボー。KUSHIDAもエルボーを返し、激しい打ち合いに。
 競り勝った石森はハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。そして外道にスイッチ。ここからBULLET CLUBはKUSHIDAにトレイン攻撃。だが、最後の石森をKUSHIDAはショルダースルーで場外に追いやり、外道とKENTAには二人まとめてハンドスプリングエルボーを炸裂。
 そして棚橋が場外のKENTAにプランチャ、ゼインが石森に変形ラ・ケブラーダを同時に発射。
 リング上、外道はKUSHIDAにサミングからトラースキック、そして外道クラッチを狙う。だが、KUSHIDAは切り抜けて左腕を蹴り上げると、ヒップトスから低空ドロップキック。そして最後はハンマーロックスープレックスで外道から3カウントを奪取。復帰戦で鮮やかな勝利を収めた。

COMMENT

棚橋「(※英語でゼインに向かって)サンキュー!」
ゼイン「サンキュー(※と言って、棚橋と握手。それから日本語で)ゴチソウサマデシタ」

棚橋「KUSHIDAに“お帰り”。そして、ずっとUSヘビーを巡って戦ってきたKENTA選手が復帰っていうことで、ひとまずは“お帰り”と。

そして、俺。AEWから帰ってきたから、“俺、お帰り”と。こっから、KUSHIDAが新日本プロレスで何を見せてくれるか、俺は期待しているから!」

ゼイン「これで少しはBULLET CLUBに仕返しが出来た。まあ、フォールを獲ったのは俺じゃなく、KUSHIDAだったけど。でも、食べ物をみんなで分け合うように、チームの勝利もみんなで分け合うんだ!

ゴチソウサマデシタ!BULLET CLUB、次こそ俺の靴下を返せよ!さもないとお前らを生きたまま食ってやる!イタダキマス!」

KUSHIDA「座っていいですか?(※と言って、床に座る)。3年経ったら声も本間さんになっちゃいました。なんでこんなにしゃがれてるんだろう?聞き取れますかね?大丈夫ですか?新日本プロレスとWWEを同一線上で語るのはお互いにとって失礼にあたることだと思うので、アメリカの団体のことはこれが今日で最後になると思います。
だから、これだけ最後、このタイミングで、見てくれる世界中のファンの皆さん、新日本プロレスを応援しているファンの皆さんに気持ちが届かない、説明がいかないことがあっても、今日だけはやらせてください。

4月ですね。WWEを離れました。新陳代謝が激しい会社ですので、必要にされなくなったと。まあ、WWEに入ることが夢だった僕にとって、叶えられた夢もあって。だけど、叶えられなかったメインロースターとか、残念ながら必要とされなかったですね。そこで叶えたかった夢っていうのは、『レッスルマニア』でダニエル・ブライアン、そしてカイル・オライリーと戦うこと。
この二つが夢だったんですけど、残念ながら本当に巨大な壁に阻まれて、ノックするぐらいは出来ましたけど、中に入れてもらえなかったっすね。それでもNXTというグループで一生懸命出来たんで、何も悔いはないし、胸を張って3年間生き抜いてきたと言えます。だから、人によっては夢破れて戻ってきたという見方もあると思うし、間違ってないし、そうやって見えても仕方ないと思います。控室でも実際イジられるし。

でも、自分の中では半分満足感があって、やりきったっていう。まあレスラーをやっていく上で、リング上で戦うっていうこと以外に何か哲学だったり、やりたいことっていうメッセージを発信しろって、僕は教わってきたので。3年前ですか?棚橋さんに見送られて旅立つ前にですね、前からずっとやりたかったこと、願い、夢、そういうのがあったものですから、また新日本プロレスにお世話になることになりました。
まあ、また虫のいいこと言ってるとデスペラードに言われますけど。信じてくださいって言ってもこればっかしは、いくら信じてくださいって言っても信じられないと思うから、これからも僕の姿を見守ってくださいと。そういうことですね。まあ、3年経って、変わったとこもあれば変わってない部分もあって、石森太二、凄え強えチャンピオンですよ。

WWEで、NXTで、体重関係なく戦ってきたけど、キャリア、立ち振舞、今の僕にとって最強の敵ですね。倒しがいがあります。(※立ち上がって、テレ朝の吉野アナウンサーを見つけると)吉野さんもよろしくお願いします。(※カメラに向かって)お世話になります。よろしくお願いします」

KENTA「なんだ、あれ?なんだ、今日の?(※TVカメラマンを見て)久しぶりじゃねえか。背伸びた?伸びるわけねえだろう!親戚の子かよ。なんじゃこりゃ、今日は。めっちゃKUSHIDAじゃん、みんな。俺も復帰戦。知ってた?(※TVカメラが頷くと)あっ、知ってた?みんなも知ってるのかな?知っててあれ?全然興味ねえじゃん、みんな。どうなってんの?ちょっ、ちょっと座ろうよ(※と言って、自らも座り、TVカメラマンも座らせる)。

(※会場から聞こえてくるKUSHIDAの声を聞いて)めっちゃ喋ってんじゃん、しかも。どういうこと?クッシー?クッシーっつったら、俺たち修徳野球部で言ったら、寮長の名前じゃん。それ以外ないんだよ、クッシーは。どうなってんだ、本当に。全くよ。そんで、何あの外国人?イタダキマス?ちょっとハゲてんじゃねえかよ。どうなってんだ、あれ?俺がアメリカで、逆にアメリカのWWEっていう所に行っていた時に言ってた『Respect me』っていうやつ、死ぬほど使ったけど、全然流行んなかったからね。どうなってんの、これ?日本人、優し過ぎるだろう。イタダキマスで暖かい拍手を送って。どうなってんだよ。知ってる?今日、俺も復帰戦だったの?全然……何これ?どうなってんだよ……。結局ね、久しぶりに帰ってきて、俺が何言いたいかっていうと、あの俺が使ってた杖ポンはどこ行ったの?」

石森「あいつ、ジュニア挑戦?いやいやいやいや、ちょっと待ってくれよ。KUSHIDA!お前、ロスに引っ越したんだって?

ならよ、向こうの『STRONG』に出て、無差別でも何でも実績作ってからこっちに来ても遅くなかったんじゃねえのか?なあ?それとも俺から獲ったほうが手っ取り早いとか、そのほうが居場所確保に簡単だと思ったのか?

ナメられたもんだぜ、本当に。でもよ、まだ受けるとは言わねえよ。明日も明後日もあるんだよ。なあ?とりあえずよ、KUSHIDAに関してはこれからも査定する。まだ挑戦は、いや挑戦はない!」

※外道はノーコメント

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