オープニングマッチはデスペラード&DOUKIの鈴木軍タッグが、RPWのマイケル・オク&ロビー・エックスと対決。オクは『ブリティッシュJカップ 2019』覇者であり、かつてブリティッシュクルーザー級王座も戴冠した強豪。ロビーは小柄ながら軽快な動きで人気を博し、イギリス修行中の辻陽太にも勝利を収めている選手。鈴木軍はイギリスの軽量級の猛者たちを相手に、どのような戦いを繰り広げるのか。
ゴング前には「デスペ」コールが巻き起こる。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲を仕掛ける。そして鉢合わせ攻撃を狙うが、オクとエックスは切り抜け、エックスがデスペラードを利用してDOUKIにドロップキック。さらにオクがデスペラードにティヘラを食らわせる。
続いてオクとエックスは場外の鈴木軍にトペ・スイシーダを同時に発射。エックスはデスペラードをリングに戻し、その場飛びムーンサルトプレスをお見舞い。これはカウント2。
続いてオクがリングに入るも、デスペラードは顔面かきむしり。しかし、オクはフライングメイヤーからロープを何度も往復して低空ドロップキック。
カバーをデスペラードが返すと、オクはブレーンバスターの体勢に。だが、デスペラードは足を踏みつけ、逆に持ち上げる。
するとオクは着地し、ここからロープワークの攻防に。オクは零戦キックでデスペラードの動きを止め、逆片エビ固めへ。ここでDOUKIがエプロンに立つと、オクは技を解除して身構える。しかし、DOUKIがオクにデイブレイクを炸裂。場内は「DOUKI」コールが発生。
すかさずデスペラードはオクをカバーするが、オクはカウント2でキックアウト。スイッチしたDOUKIはコーナーを背負ったオクにキックを連発。そして顔面に足を押し当てるが、レフェリーが注意。
交代したデスペラードはオクを挑発してからバックドロップ。鈴木軍はすばやいスイッチワーク。次はDOUKIがオクの頭を小馬鹿にするように小突く。
怒ったオクはエルボーを連発。しかし、DOUKIは地獄突きから串刺し攻撃を狙う。オクは切り抜けようとするが、DOUKIは肩に担いで旋回。その勢いを利用し、オクはDDTを決める。
スイッチしたエックスはDOUKIにラリアットを3連発。さらにソバットを決め、串刺し攻撃を狙う。DOUKIは回避するが、エックスはすばやい動きで低空ドロップキックをヒット。
そしてエックスはDOUKIをうまくエプロンに追いやり、キャノンボールで場外に落とすと、ラ・ケブラーダを炸裂。
エックスはDOUKIをリングに戻し、ミサイルキックを発射。だが、カバーはDOUKIがカウント2でキックアウト。
ならばとエックスは肩に担ぐが、DOUKIは脱出。ここからバックの取り合いとなり、DOUKIは延髄斬りをお見舞い。
スイッチしたデスペラードはエックスに串刺しラリアット。さらにブレーンバスターで叩きつけてカバー。エックスがカウント2ではね返すと、デスペラードはギターラ・デ・アンヘルの体勢に。
しかし、エックスは回避し、すかさずオクがコーナー最上段からデスペラードにダイビングボディアタック。そしてエックスのその場飛びシューティングスタープレスをはさみ、オクはトップロープを利用したライオンサルト。エックスはデスペラードをカバーするも、これはDOUKIがカット。
ならばとエックスはハンドスプリング式のスタナーを狙うも、デスペラードは切り抜ける。そして技の読み合いからギターラ・デ・アンヘルを決めるが、カバーはエックスがカウント2ではね返す。
するとデスペラードはピンチェ・ロコの態勢に入るが、エックスは脱出してトラースキック。そして大技を狙うも、デスペラードはスキをついてエル・エス・クレロ。エックスは返すことができず、鈴木軍が勝利を収めた。