第4試合の『WTL』公式戦では、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド(0勝1敗)が、内藤哲也&SANADA(1勝0敗)と激突。LA DOJOコンビが試合巧者であるL・I・Jタッグの正面突破を目指す。
ゴング前、ゲイブリエルは「オネガイシマス」と内藤に一礼する。内藤&SANADAはグータッチをかわす。
先発はゲイブリエルと内藤。ロックアップで組み合うと、ゲイブリエルがロープに押し込む。そしてクリーンブレイクすると、右腕を突き出して「オネガイシマス」と内藤を挑発。
すると内藤が右腕をつき出す。ゲイブリエルはグータッチを合わせようとするが、内藤は顔面かきむしり。そしてバックエルボーを決めるが、ゲイブリエルもリープフロッグからシーソーホイップ。
内藤が場外に下りると、ゲイブリエルは相手のお株を奪う寝転びポーズ。そしてグラウンドの攻防を経て、両者は一旦離れる。
次はコグリンとSANADAのマッチアップ。バックの取り合いから、SANADAはリストを捕獲。しかし、コグリンも取り返す。ならばとSANADAはフルネルソンを決めるも、コグリンは回避しヘッドロック。
だが、SANADA切り抜けてヘッドロック。するとコグリンは力任せに持ち上げてロープまで押し込む。今度はSANADAがネックロックからフライングメイヤーを狙う。だが、コグリンはパワーで切りぬけ、逆にフライングメイヤー。しかし、SANADAは着地してドロップキック。
これをかわしたコグリンはラ・マヒストラル。しかし、これはカウント2。するとコグリンはマッスルポージングで威嚇。SANADAは拍手を送り、握手の手を差し伸べる。コグリンは警戒しつつ、手を握り返す。
そして互いにキックを繰り出すも、共にその蹴り足を捕らえる。両者はその足を同時に下ろすと示し合わせるも、裏切ったSANADAはパラダイスロックへ。だが、コグリンは回避し、豪快なショルダータックルでなぎ倒す。
次はLA DOJOタッグがSANADAにダブルのショルダータックル。さらにダブルのレッグスプリットから、ゲイブリエルがストンピングを連発。そしてその場飛びムーンサルトプレスを決め、執拗に内藤を挑発する。
だが、SANADAはコグリン&ゲイブの同士打ちを誘い、コグリンに低空ドロップキックをヒット。そしてL・I・Jがゲイブリエルに連携の低空ドロップキックをお見舞い。
SANADAはコグリンの膝裏に打撃を食らわせてから内藤にスイッチ。内藤はストンピングを乱打し、変形の4の字固めを決める。L・I・Jはすばやいスイッチワーク。次はSANADAがコグリンに串刺し攻撃を狙う。
だが、コグリンは切り抜けて前方回転エビ固め。しかし、SANADAは切りぬけ、パラダイスロックを決めて低空ドロップキックをヒット。
コグリンは逆水平チョップで反撃。さらにSANADAのリープフロッグを空中でキャッチし、豪快なフロントスープレックスを吹っ飛ばす。
スイッチしたゲイブリエルはSANADAと内藤にドロップキックを連発。さらにSANADAをバックドロップで叩きつけ、右腕を突き上げる。そしてゲイブリエルは逆水平チョップから「テンザンパワー!」と叫び、モンゴリアンチョップをお見舞い。
続くゲイブリエルのブレーンバスターを切り抜けたSANADAは、ゲイブリエルを場外に追いやるとプランチャを炸裂。SANADAはゲイブリエルをリングに戻し、スワンダイブで飛びかかる。
ゲイブリエルがかわすと、技の読み合いからSANADAはドロップキックをヒット。しかし、ゲイブリエルは力任せのラリアットでSANADAをなぎ倒す。
次はコグリンと内藤のマッチアップ。コグリンは内藤を担ぎ上げてコーナーに叩きつけると、逆水平チョップとエルボーをお見舞い。さらに串刺しボディプレスからブロックバスターホールドを決めるが、これはカウント2。
ならばとコグリンはジャーマンスープレックスを狙うも、内藤は回避。そしてコグリンの串刺し攻撃を切りぬけると、間髪入れずにSANADAがコグリンに串刺しラリアット。
続いて内藤がコグリンにマンハッタン・ドロップから延髄斬り。そしてSANADAがバックドロップを決めると、内藤はジャックナイフ式エビ固め。しかし、コグリンはカウント2ではね返す。
すると内藤はSANADAを踏み台に、トルネードDDTを狙う。だが、ゲイブリエルがカット。そしてゲイブリエルは内藤のジャンピングエルボーを空中でキャッチして投げつける。
続いてゲイブリエルは内藤にバックドロップを決め、コグリンも続けざまにサイドスープレックスを炸裂。しかし、カバーは内藤がカウント2ではね返す。ならばとコグリン&ゲイブはDPDの体勢に入るが、これはSANADAがカット。
そして内藤はSANADAを踏み台に、トルネードDDTをコグリンに炸裂。続いてデスティーノにつなぎ、3カウントを奪取した。