セミファイナル(第7試合)は『WTL』公式戦、内藤哲也&SANADA組(2勝1敗)vs“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(2勝1敗)。元IWGPタッグ王者の内藤&SANADAと、元GHCタッグ王者TMDKによる対決はスリリングな攻防が繰り広げられることだろう。
ゴング前、TMDKは寝転びポーズで内藤を挑発する。
先発は内藤とニコルス。ロックアップからリストの取り合いとなり、ニコルスはヘッドロック。内藤がハンマースルーを仕掛けると、ニコルスはショルダータックルでなぎ倒す。
さらに技の読み合いから、ニコルスは滞空時間の長いブレーンバスターを内藤に見舞いカバー。内藤はカウント2ではね返すも、ダメージで顔を歪める。
次はヘイストが内藤にフライングメイヤーから低空ドロップキック。カバーを内藤がカウント2でキックアウトすると、ヘイストは腕を捕らえて痛めつける。
ここからTMDKはダブル攻撃を狙うが、内藤は切り抜けて同士打ちを誘い、ニコルスにハンマースルー。すかさずSANADAが場外から足を引っ張ってニコルスを転倒させると、内藤は低空ドロップキックをヒット。そして内藤はニコルスを場外で鉄柵に叩きつける。
ニコルスがリングに戻ると、内藤は顔面かきむしり。さらにサミングから、ニコルスの左腕を取ってSANADAに交代。SANADAのその腕にエルボーを落としていく。
ニコルスもエルボーを返すが、SANADAはハンマーロックで捕らえる。続いて串刺し攻撃を狙うも、ニコルスはキックで迎撃。しかし、SANADAはその蹴り足を捕らえ、エルボーを落とす。
スイッチした内藤はニコルスはコーナーミサイルをヒット。ニコルスもエルボーを返し、激しい打撃戦に突入。競り勝ったニコルスだが、内藤は顔面かきむしりで動きを止める。
続いて串刺し攻撃を狙う内藤に対し、ニコルスはカウンターのラリアットで一回転させる。スイッチしたヘイストは内藤に串刺しエルボー。すかさずSANADAがヘイストに襲いかかるも、ヘイストはバックドロップをお見舞い。さらに内藤にはリバースパワースラムを炸裂する。
勢いに乗るヘイストは内藤をコーナー最上段に設置し、雪崩式攻撃を狙うが、内藤は切り抜ける。すると、ニコルスがヘイストをパワーボムの体勢で持ち上げ、そのヘイストが内藤に雪崩式ブレーンバスターをお見舞い。そしてヘイストがカバーするが、これはSANADAがカット。
ならばとヘイストは内藤にパワーボムを狙う。こらえた内藤はバックエルボーを連発。さらに技の読み合いからトルネードDDTで突き刺す。
スイッチしたSANADAは、ヘイストの膝に低空ドロップキック。さらにドロップキックで場外に落としてプランチャをお見舞い。
そしてSANADAはヘイストをリングに戻しスワンダイブで飛びかかる。ヘイストは切り抜けると、ニコルスとスイッチ。
そしてTMDKはSANADAにバックドロップ&ネックブリーカードロップを炸裂。ニコルスはSANADAにスライディングラリアットを叩き込んでカバーするも、これはカウント2。
するとニコルスは技の読み合いからSANADAをDDTで突き刺す。そしてボディスラムで持ち上げるも、SANADAは回避してニコルスを突き飛ばし、内藤がマンハッタン・ドロップから延髄斬り。そしてSANADAがTKOを決めてカバーするが、ヘイストがカット。すると内藤がヘイストを場外に連れ出す。
SANADAはとどめのラウンディング・ボディプレスを繰り出すも、ニコルスは回避。SANADAは着地するが、すかさずヘイストがファルコンアローを炸裂。すると内藤はヘイストに低空ドロップキック。
そして内藤はニコルスにも低空ドロップキックを決めると、コリエンド式デスティーノの体勢に。だが、ニコルスはこらえ、ここからTMDKが連携攻撃で内藤を排除。
続いてTMDKはSANADAにタンク・バスターを狙うも、SANADAは回避し、ニコルスにオコーナーブリッジを狙う。だが、ニコルスは脚力で跳ね返し、TMDKが一気にタンク・バスターを炸裂。そしてニコルスがカバーすると、SANADAは返すことができず。TMDKが接戦を制した。