メインイベント(第8試合)では『SJTL』公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(6勝2敗)と、エース・オースティン&クリス・ベイ組(6勝2敗)が激突。優勝候補筆頭のCatch 2/2と、今回の『SJTL』の台風の目となったオースティン&ベイ。優勝決定戦進出を懸けて、両軍が火花を散らす。
Catch 2/2はギデオン・グレイに呼び込まれ、ベルトを携え入場。
先発はアキラとオースティン。オースティンはエルボーからヘッドロックで捕獲。そしてショルダータックルでなぎ倒すが、アキラもティヘラで反撃。オースティンはうまく着地するも、アキラはドロップキックで場外に追いやる。
オースティンはリングに戻るとベイにスイッチ。するとTJPが登場。両者はすばやいロープワークの攻防。TJPのモンキーフリップはベイが切り抜けるも、TJPはコークスクリューヘッドシザーズ。
ベイもアームホイップで対抗するが、TJPも同じ技で反撃。さらにベイのヘッドシザーズを三点倒立で切り抜け、低空ドロップキックをヒット。
ここからCatch 2/2はベイに連携の低空ドロップキック。さらにアキラはベイに強烈な逆水平チョップ。だが、ベイはアキラをロープに押し込むと、オースティンがエプロンからキック。ベイもスクリューキックをお見舞いする。
ベイはアキラをスリーパーで捕らえて挑発。続いてオースティンが軽快な動きから、アキラの背中に引っかき攻撃。
そしてオースティンはブレーンバスターからカバーするが、アキラはカウント2ではね返す。今度はベイがダンスでTJPを挑発してから、アキラの背中をスクラッチ。
怒ったTJPがリングに入るも、オースティン&ベイは二人がかりの引っかき攻撃を見舞う。続いてオースティン&ベイはTJPにトレイン攻撃を繰り出す。
しかし、TJPが切り抜けると、アキラがオースティンを踏み台にベイに串刺しエルボー。続いてTJPがオースティンをエプロンに追いやると、アキラが突進。オースティンはこれを切り抜け、Catch 2/2にトリッキーなキックをお見舞い。そしてアキラにサイドスープレックスを決める。
ここからオースティン&ベイはアキラに二人がかりで、Too Sweetサイン式のスクラッチ。さらにオースティンはアキラの顔面をロープにこすりつけて痛めつける。
アキラはエルボーで反撃するも、オースティンは自軍コーナーに押し込み、ベイと共に連携の河津落とし。さらにその場飛びムーンサルトプレス&ギロチンドロップを炸裂する。
続くオースティン&ベイの連携はアキラが回避。アキラはベイにカウンターのゼロ戦キックを決め、TJPにスイッチしようとするも、オースティンが場外から妨害。
オースティン&ベイはアキラにトレイン攻撃。だが、アキラは切り抜け、ベイを踏み台にオースティンにショットガンドロップキックをヒット。
スイッチしたTJPはオースティンにセカンドロープからフライングエルボー。さらにすばやい動きでトルネードDDTを炸裂しカバーするが、これはカウント2。
ならばとTJPはオースティンに顔面ウォッシュをお見舞い。そしてデトネーション・キックの体勢に入るが、オースティンは回避。しかし、Catch 2/2はオースティンにカウンターのアリウープを炸裂。しかし、TJPのカバーはベイがカット。
なおもCatch 2/2はオースティンに連携攻撃を狙う。だが、オースティンは回避し、突進してきたアキラに対し、ベイと共にエプロンでサンドイッチ式キック。
さらにオースティン&ベイは、TJPの突進をかわして場外に追いやる。TJPはオースティンの足にラリアットを繰り出すも、オースティンは倒立でかわしてサッカーボールキックをお見舞い。
さらにベイがTJPを捕らえ、オースティンは空中技を狙うが、アキラがトラースキックでカット。そしてアキラはロープ上のオースティンを飛び越え、ベイにノータッチ式トペ・コンヒーロ。TJPはロープ上のオースティンにマンバスプラッシュを炸裂する。
そしてCatch 2/2はオースティンにダイビングフットスタンプ&ファイナルカットを決め、TJPがカバー。しかし、オースティンはカウント2で必死にはね返す。
オースティンはスキをついてベイにスイッチ。ベイはTJPにジャンピングニー。しかし、アキラがベイに高速のハーフネルソンスープレックスを炸裂。
すかさずオースティンがアキラにスピンキックで飛びかかるが、かわしたアキラは高速フルネルソンスープレックス。そしてロープに走るも、オースティンはカウンターのキックをお見舞い。ここで4人がダウン状態に。
続いてTJPとベイがエルボー合戦。TJPはローリングソバットからロープに走るも、ベイはカウンターのフロントキック。そしてベイがロープに飛ぶと、Catch 2/2がダブルのトラースキックで迎撃。
そしてCatch 2/2はベイに一気にザ・リーニングタワーを狙う。しかし、オースティンは巧みなティヘラでアキラを排除。
続いてオースティン&ベイはTJPに対し、連携のスピニングネックブリーカーを炸裂。だが、ベイのカバーをTJPはカウント2ではね返す。
ならばとTJPに対し、オースティンのツイスティングバスターからベイがトラースキック。そしてオースティンが両足でTJPの頭部をはさんで打ち付けると、すかさずベイがカバー。しかし、これはアキラが必死にカット。
するとオースティンはアキラを場外に排除。そしてオースティン&ベイは1, 2, sweetをTJPに繰り出そうとするが、TJPはベイを受け止め、コブラツイストの体勢から前方回転して叩きつけてカバー。しかし、カウントは2。
スイッチしたアキラはベイに突進。これはベイにかわされるも、アキラはひるまず打撃の猛攻。ミサイルキックからスピードファイヤーを炸裂しカバーするが、オースティンがカット。すると、TJPがラリアットでオースティンを場外に追いやる。
そしてCatch 2/2はベイに2/2。だが、ベイはかがんで回避。そしてCatch 2/2の突進をかわすと、オースティンのアシストで一気に1, 2, sweetを、二人まとめて炸裂。
そしてオースティンはアキラにTHE FOLD、場外のTJPにはSoar To Gloryを食らわす。最後はベイがRock-aby-Beyでアキラから3カウントを奪取。これでオースティン&ベイが7勝2敗となり、12.14仙台の優勝決定戦進出を決めた。