今夏、TMDKの一員として日本遠征を経験したティトが登場し、BULLET CLUBの大物KENTAと一騎打ちで対決。
ゴング直後、パワーで勝るティトがKENTAを軽々と吹き飛ばす。するとKENTAはショルダータックルを連発していくが、すべてティトが受け止める。
するとKENTAはプッシュアップから胸を張って身構え、タックルを要求。これにティトが応じてロープへ走ると、素早く場外へ降りてしまう。
だが、ティトが場外→リング内とKENTAを追いかけ、あらためてショルダータックルをお見舞い。そして、ボディスラム、エルボードロップへ繋ぐ。
次にティトはトップロープ越しのブレーンバスターを狙うが、KENTAが抵抗して首をロープへ打ちつける。そして、膝裏へのタックルから今度こそショルダータックルをティトに食らわせる。
さらにKENTAはトーホールドで絞り、ローキックを連発していく。だが、ティトが蹴り脚をキャッチし、ショートレンジラリアットで報復。そして、すぐさま逆水平チョップ、エクスプロイダーで追い討ち。
ティトの攻勢は続き、トラースキック→延髄斬りの連続弾からジャーマンスープレックスホイップでKENTAを投げ捨てる。それでもKENTAはスイングDDTを狙うが、ティトが回転をこらえてブレーンバスターの体勢に入る。
ところが、KENTAが脱出してティトをレフェリーと衝突寸前にし、ドラゴンスクリューでなぎ倒す。そして、串刺しジャンピングニーアタック、串刺し低空ドロップキックで追撃。
続いてKENTAはツバメ返しを放つが、ティトがかわしてブルーサンダーをお見舞い。その直後、ファイヤーマンズキャリーで担ぐも、KENTAがレフェリーの服を掴んで引き倒す。そして、急所を蹴り上げると、スモールパッケージホールドでティトから3カウントを強奪した。
【試合後コメント】
KENTA「(※英語で)お前らも見たように勝ったのは俺だ。俺が正々堂々勝ったんだ。試合を見ただろ? 俺がTMDKを倒した。ほかのヤツらはどこいった!? シェイン・ヘイストにマイキー・ニコルスはどこにいった!? (※カメラを指さし)2023年はお前らとも闘ってやる。覚悟しておけ。俺とザック・セイバーJr.のようにあいつらとも歴史がある。お前らとシングルマッチで闘う日が楽しみだぜ。(※日本語で)まあ、それはさておき、ちょっと座らせてもらっていい!? ここ、座らせてもらうわ。座らせて(※と言って床に腰を下ろす)。 ほんで、あれじゃん!? この(撮影しているカメラの)角度からもわかるように、(カメラマンは)ぜんぜん座ってくんねぇじゃん。わかんないの、日本語が!? (※以下、動かないカメラに向かって語りかけ)だから、今日、俺が言うことに、何も『うん』って言わないってことは、君の“イエス”ってことだからね。わかった…!? ね? そうなんだよ。そう。俺って男前…!? いやぁ、ありがとう(笑)。うなずかないってことは“イエス”だから。ね? YOSHI-HASHIってブス…!? やっぱりそう思う!?(笑) やっぱりそう思うんだ。あれ、あの、俺のあの本“アシ・アト”(自伝『足跡』)買った…!? マジで!?(笑) 買ったの!? え、ホントに、それ!? ウソでしょ!? ウソなんじゃないの!? ウソ…!? いや、どっちなんだよ!?(笑) どっちなの!? 両方“あれ”(イエス)して。わかんないわ、もう。いや、もうそんなことよりさ、やっぱり“歓声あり”!? これがもう最高だから。やっぱりプロレスって、本来こういうモンじゃないといけないと思うし。なんで日本だけマスクしてんの、まだ!? このあいだのツアーで、バスで遠征してて、パーキング(エリア)に寄ったとき、どっかの遠足の小学生かなんかわかんないけど、その子たちが全員マスクしてるのを見て、まあ、もちろん中にはしたくてしてる人もいるかもしれないけど、あれは俺は異常だと思ったね。かわいそうだと思った。変えてかないと。いつになったら変わるんだろ!? まあ、俺がここで言ったところで、どうにかなるわけじゃないけど。(※立ち上がりながら)このままじゃ日本はおかしなことになるよ。あんまりテーマが壮大すぎて“あれ”だけど。お前もそう思うだろ…!? やっぱりね(※と言ってうなずく)。だから、けっきょく俺が、何が言いたいかっていうと、歓声があって、お客との一体感があるのが、本来のプロレスの姿だってこと」
※ティトはノーコメント
DETONATION
- 日時
- 2022年12月18日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第2試合 20分1本勝負