アントニオ猪木追悼大会 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~

日時
2023年1月4日(水)   14:45開場 17:00開始
会場
東京・東京ドーム
放送
バナーバナー
観衆
26,085人

第3試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合

  • <チャレンジャーチーム/『WORLD TAG LEAGUE 2022』優勝チーム>

  • <第96代チャンピオンチーム>

VS

  • ※3度目の防衛戦

境界線

※FTRが3度目の防衛に失敗。後藤&YOSHI-HASHIが新チャンピオンとなる
レフェリー|ジェレミー・マーカス

MATCH REPORT

 「WORLD TAG LEAGUE 2022」で2連覇を達成した後藤&YOSHI-HASHI(毘沙門)が登場し、第96代IWGPタッグ王者組のハーウッド&ウィーラー(FTR)に挑戦。
 
 YOSHI-HASHIとウィーラーの対決で試合の幕が開き、ウィーラーがヘッドロックで強烈に絞り上げる。だが、YOSHI-HASHIが振り解き、ショルダータックルをお見舞い。
 後藤対ハーウッドとなり、エルボーの打ち合いから後藤&YOSHI-HASHIがざんまいを敢行。そして、YOSHI-HASHIの串刺しラリアットから消灯を狙うも、ハーウッドが抵抗し、ブレーンバスターで後藤を投げる。そして、ウィーラーが豪快なトペスイシーダで後藤とYOSHI-HASHIに大ダメージを負わせる。
 リングへ戻ったハーウッドは、コーナー最上段から後藤に雪崩式ブレーンバスターを敢行。その直後、ウィーラーがダイビングボディプレスで追い討ちをかける。
 後藤の劣勢は続き、ハーウッド&ウィーラーがサンドイッチラリアットをお見舞い。そして、ハーウッドのパワーボムからウィーラーがドラゴンスープレックスで投げ、ハーウッドがジャックナイフ式エビ固めで押さえ込む。
 これをYOSHI-HASHIがカットすると、後藤は2人の合体攻撃を回避し、ローリングラリアットでウィーラーに報復。そして、カウンター牛殺しでハーウッドを叩きつける。
 これでようやく出番となったYOSHI-HASHIは、ハーウッドに低空ドロップキック、ウィーラーに逆水平チョップとトラースキックを浴びせる。すると、密かにスイッチしたハーウッドが頭にパンチ攻撃を繰り出すが、YOSHI-HASHIがヘッドハンターで巻き返す。
 後藤対ハーウッドとなり、後藤&YOSHI-HASHIが消灯を予告。これをウィーラーがカットし、ハーウッドとの合体技ビッグリグを後藤に炸裂させる。
 これをYOSHI-HASHIがカットすると、ウィーラーが逆水平チョップをお見舞い。そこから両者がブレーンバスターを掛け合い、もつれ合ったまま除外へ落ちる。
 一方、ハーウッドはパワーボムの体勢に入るが、後藤が必死にこらえ、ヘッドバットとブレーンバスターで挽回。
 ここからYOSHI-HASHI対ハーウッドとなり、YOSHI-HASHIが逆水平チョップ、トラースキック。そして、カルマの体勢に入るも、脱出したハーウッドがドリル・ア・ホール・パイルドライバーで逆転。そして、ウィーラーとマインドブレーカーを炸裂させるも、後藤がギリギリでYOSHI-HASHIを救出。
 その直後、ウィーラーが後藤を場外へ落とし、ハーウッドと合体技を狙う。しかし、YOSHI-HASHIが身を守り、復活した後藤がロープ際のラリアットでウィーラーを排除。
 さらに、YOSHI-HASHIがハーウッドを押さえ、後藤が後頭部にラリアットを食らわせる。そして、YOSHI-HASHI&後藤が「せーの!!」の大合唱から消灯を炸裂させてハーウッドを葬り、IWGPタッグ王座奪還に成功した。
 
 試合後、両チームはノーサイドで互いの健闘を称え合う。そして、後藤&YOSHI-HASHIはベルトを腰にあてて記念撮影に納まり、コーナーにのぼってファンの声援に応えた。

COMMENT


 
YOSHI-HASHI「ありがとうございました!」
後藤「ありがとう!」
 

 
──2022年を『WORLD TAG LEAGUE』優勝、そして2023年をIWGPタッグ奪取と、最高の形で締めくくって、最高の形でスタートを切りました。今のお気持ちを聞かせてください。
YOSHI-HASHI「いやもう最初の出だし、今年の初めにこうやってタイトルマッチを組んでもらって、当たりとかもめちゃくちゃ強かったし、なんとか勝ったけどダメージは正直凄かったっすね」
後藤「今日の結果はYOSHI-HASHIが、いやヨッちゃんが俺のパートナーであったこと、それが一番だと思います。ありがとう」
YOSHI-HASHI「ありがとうございました」
──今、ヨッちゃんと呼びましたが、毘沙門の絆がより深まったという手応えはおありでしょうか?
後藤「それが今日の結果だと思っています」
 

 
──『WORLD TAG LEAGUE』の頃はその呼び方で揉めるような一面もありましたが、そのへんは後藤選手、全て氷解されたということでよろしいのでしょうか?
後藤「そうですね。今日の結果が全てだと思います。ギクシャクしてたら今日の試合は勝てないですよ。タイトルも獲ってないんで。今日獲れたことが一つの過程として、重要な俺たちの一部だったと思います」
──改めてIWGPタッグチャンピオンになって、毘沙門はどういうチャンピオンロードを歩んでいきたいと思っていますか?
YOSHI-HASHI「さっき言ったんですけど、タッグの時は上下(うえした)、上下(じょうげ)、関係ないから、ゴッちゃん、ヨッちゃんって言っているけど、今日のタッグマッチはゴッちゃんじゃなくて、まさしく後藤さんでしたね。あのもの凄いラッシュ、あれは普通だったら絶対に返せないと思うし、試合中に見てて後藤さんがやられて倒れた時に、正直これは立ってこれないって場面が結構あったんですよ。でも、そこでも立ち上がってセーブに来たっていうのは、これは打たれ強さだったりとか、それを超越した凄まじいものを持った人間なんだなと思って、今日はゴッちゃんじゃなくて後藤さんって呼びたいなって心から思いました」
後藤「ゴッちゃんでいいよ(笑)。今日の結果はYOSHI-HASHIがパートナーでなければ、俺も獲れてないと思うんで、ヨッちゃん、もう先輩後輩を超えたものが俺たちにはあると思っています」
 

 
YOSHI-HASHI「毘沙門として(『WORLD TAG LEAGUE』を)2連覇して、このIWGPのタッグのベルトも2回戴冠して、もう新日本プロレスでテンコジ、毘沙門と呼ばれても絶対にいいと思っている。この新日本プロレスのタッグ、今ナンバー1、いや世界に通ずると俺は思っている、今日闘って。もう毘沙門はキテると思ってるし、とりあえず清算しなきゃいけない対戦も俺の心の中であるからそれを片付けて、もっともっといろんなヤツと防衛戦を繰り広げたいなと思いました」
──世界というお話も出ましたが、今日はまさしく世界のトップクラス・FTRとのタイトルマッチ。その世界の強さを体感した上で今日勝ったわけですけども、FTRのチームとしての印象はいかがだったでしょうか?
後藤「やっぱりタッグワークも隙がないし、今日勝てたのはいくつもの偶然が重なっただけかもしれないし、世界最高峰のタッグ、前回のオージー・オープンもそうだと思うし、その中に俺ら毘沙門が食い込んだんだっていう実感は、今日の結果を見てもありますね」
 

 
──FTRを倒したことで国内のみならず、世界中から毘沙門というタッグチームが注目されて、これから狙われるようになってくると思われますが、そのへんについてはどのように思われていますか?
後藤「もちろん望むところです」
YOSHI-HASHI「もうどんな相手でも、俺たち毘沙門はいろんな連携だったり、入り方だったり、盤石なものができているので、完全に。もうどの世界レベルのタッグチームと闘っても、絶対に俺たちが勝つっていう自信は今はあります。とりあえずここまで2連覇するとか、凄い時間が正直俺はかかったし。『その通りにやると上手くいく』なんて、誰も教えてくれないし、結局自分で迷いながら、間違いながら歩いていって、それで掴み取った自分の道が一番正しい道なんだなって思いました。迷いながら、間違いながら歩く道が正解の道で、今ここにある俺が一番の正解だって、今日は思いました。ありがとうございました」
 

 
 
 

 
ウィーラー「(ビールを寄越すように要求し、それを受け取ると自分の体にかけて)俺の怪我に、そして負けた俺たちに!」
 

 
ハーウッド「キャッシュと俺は10年間、タッグで闘ってきた。十年一昔と言うが本当に一区切りだ。俺たちの目標は新日本プロレスに参戦すること、そこでタッグのチャンピオンになること、トーキョードームの『WRESTLE KINGDOM』に参戦すること、これらを目標に掲げてここまでやってきた。『WRESTLE KINGDOM』は俺たちにとってこれ以上に重要なことはない程に、大きな大きなイベントだ。なので勝敗に関係なくこの場で試合ができたのは嬉しいし、元世界ヘビー級タッグチャンピオンであるということも喜びではあるが、今日負けてしまったことには変わりない」
 

 
ウィーラー「そう、負けというのは何よりも悔しいものだ。体よりも精神的にやられる。しかもここ1カ月でタイトルマッチで3回負けている。俺たちはこの1年、本当に大きなことを達成してきた。この二人でできることをやってきた。ダックスも言ったが、『WRESTLE KINGDOM』で闘うということは俺たちにとって目標の一つだった。それを達成したのは嬉しいが、やはり負けたことは悔しい」
 

 
ハーウッド「どの団体で闘うか、どのテレビ局に出るかは関係ない。もし、ただ一つ最強のタッグチームがいるならば、それは俺たちだ。俺たち以外にIWGPタッグ、ROH、AAA、WWEロウとWWEスマックダウン、AEW、NXTのタッグのベルトを獲得したチームはいない。ヤングバックスだろうが何だろうが関係ない。俺たちが最強で最高のタッグチームなんだ。だからこそ、俺たちは止まらない。もし天井があるならば、それすら突き抜けて行こう」
ウィーラー「星の数は関係ない。セブンスター、エイトスター、ナインスター、どれだけ獲得しようが、俺たちは止まらないんだ」
ハーウッド「サンクス・トーキョー!」

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