第5試合ではスペシャルタッグマッチとしてエル・デスペラードがランス・アーチャーとコンビを結成し、佐々木大輔(DDT)&MJポー(DDT)組と激突。ひさびさに新日本とDDTの所属選手が同じリングで向かい合うが、きっかけとなったのはデスペラードのSNS。他団体選手との試合に積極的なデスペラードが佐々木に対戦をアピールし、今回実現することに。
佐々木は2011~12年と2年連続で『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場経験を持つテクニシャン。その後、DDTで「DAMINATION」を結成し、“カリスマ”の異名をほしいままにしている。今回はユニットメンバーのMJポーを率いて参戦。
また、当初“X”と発表されていたデスペラードのパートナーは、『WORLD TAG LEAGUE』に鈴木みのると共に出場していたアーチャー(AEW)に決定。頼もしすぎる援軍を得たデスペラードが、念願の対決に出陣する。
アーチャーはセコンドを蹴散らしながら入場。
先発は佐々木とデスペラード。佐々木はデスペラードに握手の手を差し伸べる。デスペラードが握り返すと、互いに手の甲にキスをする。
続いてロックアップからリストの取り合いに。佐々木はグラウンドに持ち込んで早くもクロスフェイスを狙うが、デスペラードはロープエスケープ。
今度はデスペラードがフィンガーロックからアームホイップ。そしてヘッドロックで捕らえるも、佐々木はコーナーに押し込み、挑発するように張り手。
するとデスペラードはフライングメイヤーから腕を捕獲。そしてアーチャーとスイッチする。佐々木は体格差をものともせず、パンチをお見舞い。しかし、アーチャーはビクともせず、膝をついて挑発。
佐々木がパンチを見舞うと、アーチャーは高笑いから強烈なエルボー。そして佐々木を豪快なボディスラムで叩きつけ、デスペラードと交代。
アーチャーが佐々木を捕らえると、デスペラードは顔面に張り手。さらにボディスラムを狙うが、佐々木は切り抜ける。ここで場外からセコンドのKANONがデスペラードの足を引っ張り、すかさずポーがボディプレス。
そしてポーはデスペラードにパンチを連発し、鉄柵に叩きつける、さらに佐々木がイスで襲いかかろうとするが、アーチャーがカットに入る。するとポーがアーチャーに突進。
佐々木がデスペラードをリングに戻すと、ポーはエルボードロップを連発。さらにジャンピングボディプレスを食らわせるが、デスペラードはカウント2ではね返す。
するとポーがデスペラードを踏み潰す拷問攻撃。すかさず佐々木がマスク剥ぎを仕掛けていく。
デスペラードは佐々木をボディスラムで投げつけようとするが、佐々木は首固めで切り返す。デスペラードが返すと、佐々木はもう一度マスク剥ぎへ。これはレフェリーが制止する。
スイッチしたポーに対し、デスペラードは逆水平チョップで応戦。しかし、ポーはパンチで鎮圧し、串刺し攻撃へ。デスペラードはキックで切り抜けて突進。
ポーはデスペラードを担ぎ上げるが、デスペラードは回避して低空ドロップキックをお見舞い。
スイッチしたアーチャーはポーにキックを連発。さらにポーに加え、乱入したKANONも含めて、アーチャーは串刺しラリアットを連発。
だが、ポーは回避し、KANONとダブル攻撃を狙うが、アーチャーは切り抜けてフライングクロスボディで二人まとめて吹っ飛ばす。
さらにアーチャーはエプロンの佐々木をチョークスラムの体勢で捕らえるが、これはポーがカットに入ってDDT。
スイッチした佐々木はアーチャーにパンチとキックを連発。さらにコーナー最上段に上るが、アーチャーはデッドリードライブで投げつける。
ここから鈴木軍タッグは佐々木にトレイン攻撃。しかし、ポーとKANONがアーチャーの両足を場外から引っ張って妨害。
佐々木はデスペラードにサミングから串刺し攻撃へ。デスペラードは切り抜けると、膝に低空ドロップキック。さらに外回転のドラゴンスクリューをお見舞い。
そして技の読み合いからバックドロップで叩きつけてカバーするが、佐々木はカウント2ではね返す。ならばとデスペラードはギターラ・デ・アンヘルへ。しかし、佐々木は切り抜け、お返しのドラゴンスクリュー。
続いて佐々木はペディグリーを狙うも、デスペラードが回避。すると佐々木はトラースキック。これはデスペラードが切り抜けるも、佐々木は巧みな動きでクロスフェイスで捕獲。すかさずデスペラードはロープエスケープ。
するとポーがデスペラードにバックフリップ。すかさず佐々木がコーナー最上段からダイビングエルボーを投下しカバーするが、カウントは2。
ならばと佐々木とポーはダブル攻撃を狙うも、デスペラードは同士打ちを誘う。そしてアーチャーがフロントキックでポーを吹っ飛ばす。
ここから鈴木軍タッグは佐々木にトレイン攻撃。そしてアーチャーがサイドバスターで叩きつけると、デスペラードがダイビングボディプレスを決めるが、KANONがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。
すかさずポーがデスペラードをイスで殴りつけるも、アーチャーがポーをフロントキックで吹っ飛ばす。そして場外戦に持ち込む。
リング上、佐々木はイスでデスペラードの腹部に一撃。しかし、追撃のイス攻撃を切り抜けたデスペラードは、カウンターのコンプリートショット。
そしてデスペラードはイスを手にするが、レフェリーがリングに戻ると、そのイスを放り投げる。
すると、佐々木はスキをついて掟破りのエル・エス・クレロ。デスペラードが跳ね返すと、佐々木はミスティカ式クロスフェイスを仕掛ける。だが、デスペラードはこらえ、ギターラ・デ・アンヘルを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
ならばとデスペラードはピンチェ・ロコを狙うも、佐々木はクロスフェイスで切り返す。しかし、デスペラードも回避し、ドラゴンスクリューからヌメロ・ドスへ。だが、ポーがマスク剥ぎでカット。すると、アーチャーがポーを場外に連れ出す。
リング上、佐々木がデスペラードの顔面にイス攻撃。すると、ここでレフェリーがゴングを要請。佐々木の反則負けに。