第6試合は1.4東京ドームの『KOPW 2023』進出権争奪ニュージャパンランボーを勝ち抜いた鷹木信悟、矢野通、グレート-O-カーン、SHOが、「KOPW 2023」争奪戦4WAYマッチで激突。この試合は選手同時に試合を行ない、いずれかの1選手が勝利した時点で決着に。『KOPW 2022』の最終保持者であり、1.4東京ドームでIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカに、「次、俺がオマエの前に来るときは、KOPWのベルトをしっかり手土産に持ってくるからな」と、次期挑戦をアピールした鷹木としては、何としても栄冠をつかみたいところだ。
まずはSHOが、H.O.Tの仲間たちと共に入場。続いてグレート-O-カーンがUNITED EMPIREの旗、そして剣を手に花道を進む。
次は多くの肩書きを持つ矢野通が登場。そして最後は鷹木がリングイン。ゴング前、オーカーンはKOPWのベルトを掲げてアピールする。SHOは場外でH.O.Tの面々と作戦会議。
開始のゴングが鳴ると、SHOは場外にエスケープ。すると、矢野も場外に下りてしまう。リング上、鷹木とオーカーンは緊張感あるレスリングの攻防。
続いて手四つから力比べになると、オーカーンが押し込んでいく。鷹木は押し返してヘッドロック。ここからショルダータックルの応酬となり、さらにエルボー合戦に突入。
そのスキをついて矢野が鷹木、SHOがオーカーンに同時に横入り式エビ固め。しかし、これはカウント2。
すると矢野がSHOに串刺し攻撃。SHOがかわすと、鷹木とオーカーンが同時に攻撃を狙ってロープに走るが、それぞれH.O.Tが場外から足を引っ張って妨害。
リング上、矢野はコーナークッションを外す。だが、SHOが矢野を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして場外に矢野を放り投げると、H.O.Tがストンピングで蹂躙。
EVILが矢野をリングに投げ入れるとSHOがカバー。矢野はカウント2でキックアウト。するとSHOはストンピングを乱打。
さらにSHOはフィンガーロックからアームブリーカーを連発し、スネークバイトに持ち込む。だが、鷹木がカットに入る。
ならばとSHOは鷹木に顔面かきむしり。さらにストンピングを連発し、顔面を蹴り飛ばす。鷹木が立ち上がると、SHOは追撃のエルボーを連発。だが、鷹木は強烈なエルボー一発で吹っ飛ばす。
続いて鷹木は串刺し攻撃を狙うも、H.O.Tが妨害。逆にSHOが鷹木に串刺しラリアットからブレーンバスターを食らわす。
そしてSHOは鷹木に馬乗りパンチ。さらに鷹木を金具むき出しのコーナーに叩きつけ、ストンピングを連発し、両足で首元を踏みつける拷問攻撃。
SHOは鷹木の顔面を蹴りつけて挑発。怒った鷹木は打撃で応戦。しかし、SHOは顔面かきむしりから場外に投棄。するとH.O.Tは鷹木にイス攻撃。
EVILが鷹木をリングに放り投げると、SHOはカバーするもカウントは2。するとSHOは鷹木の後頭部を踏みつけてから、腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。
これを鷹木は切り抜け、SHOのスピアーを受け止めるとDDTで突き刺す。さらに鷹木はショルダータックル、そしてボディスラムからセントーンをお見舞い。
勢いに乗る鷹木は串刺しのパンピングボンバーからブレーンバスター。だが、カバーはSHOがカウント2でキックアウト。
すると鷹木は「来た! 来た! 来た!」と叫び、SHOにスライディングラリアット。しかし、SHOはかわして左右のエルボー。さらにラリアットを繰り出すも、二発目は鷹木がバックエルボーで迎撃し、続けてナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
ここで矢野が襲いかかり、鷹木のうしろ髪をつかんで引き倒す。だが、オーカーンが矢野に一本背負い。
スキをついてSHOはトーチャーツールでオーカーンに襲いかかる。だが、オーカーンは受け止め、レフェリーにトーチャーツールをわたす。
そしてオーカーンはエリミネーターの体勢に入るも、SHOは不意打ちの急所蹴りをお見舞い。さらにSHOは矢野にイス攻撃。
続いて鷹木にもイスを振りかぶるも、鷹木はそのイスを奪い取る。すると、気づいたレフェリーが鷹木を注意。鷹木がイスを手放すと、オーカーンがSHOを捕らえ、鷹木に攻撃を促す。
鷹木はSHOにパンピングボンバーを炸裂。そして鷹木とオーカーンは、場外でH.O.Tを排除すべく共闘。オーカーンがEVILと東郷を本部席に座らせると、鷹木が裕二郎を鉄柵に叩きつける。その衝撃で本部席は崩壊、EVILと東郷は巻き添えを食う。
邪魔者がいなくなると、鷹木とオーカーンはリングでSHOに詰め寄る。SHOは許しを乞うが、オーカーンと鷹木は引きずり起こす。するとSHOは両者への顔面かきむしりからロープへ。だが、鷹木がパンチ、オーカーンが王統流二段蹴りで迎撃。
ここでオーカーンが鷹木に握手の手を差し伸べる。鷹木が応えようとすると、オーカーンはモンゴリアンチョップを連発。しかし、鷹木も鷹木式モンゴリアンチョップ。
するとオーカーンは地獄突きからロープへ。だが、矢野がマンハッタン・ドロップで迎撃。そしてシーソーホイップの要領で、金具むき出しのコーナーに叩きつける。
すかさず鷹木がオーカーンにパンピングボンバー。すると、矢野が鷹木にもマンハッタン・ドロップからシーソーホイップ。しかし、鷹木は金具むき出しのコーナーに激突寸前で踏みとどまる。
そして鷹木は矢野を金具むき出しのコーナーに自爆させると、パンピングボンバーを炸裂。だが、オーカーンが鷹木に王統流二段蹴りをヒット。
続いてオーカーンは矢野を捕らえ、一気にエリミネーターを炸裂。しかし、カバーは鷹木がカット。そして鷹木は矢野をラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけ、3カウントを奪取。栄えある最初の『KOPW 2023』保持者に。
試合後、鷹木はKOPWのベルトを高々と担ぎ上げてから勝ち名乗り。すると、オーカーンがブリティッシュヘビーのベルトを肩に、鷹木に「正々堂々とできんのか!」と詰め寄る。
そしてオーカーンがブリティッシュヘビーのベルトを突き上げてアピールするも、鷹木もKOPWのベルトを高く掲げ、場内の拍手を誘う。オーカーンはイラ立ちを見せながら退場。鷹木はベルトを肩に堂々と引き上げた。