第0-2試合は石井智宏がヤングライオンのオスカー・ロイベを引き連れ、NOAHのマサ北宮&稲葉大樹組と対峙。昨年の1.8横アリでは、稲村愛輝と壮絶な肉弾戦を繰り広げた石井。今回もノアきってのパワフルファイターである北宮と、激しい真っ向勝負で場外を揺るがすのは必至。抜擢を受けた格好のロイベも、北宮や過去にWRESTLE 1チャンピオンシップに2度戴冠している稲葉を相手に爪痕を残したいところだ。
ロイベは雄叫びを上げてから花道を疾走。続いて石井が険しい表情で花道を進む。ゴング前から石井と北宮は視殺戦。
先発は石井と北宮。両者はいきなり激しいショルダータックルの応酬、さらにエルボー合戦を繰り広げる。
競り勝った北宮はロープへ走るが、ショルダータックルに石井は仁王立ち。さらにショルダータックルでゴツゴツとぶつかり合ってからロックアップで組み合う。
石井が自軍コーナーに押し込むと、ロイベが登場。ロイベはエルボーの連発からハンマースルー。その勢いを利用し、北宮は石井をエルボーで吹っ飛ばす。
続いて稲葉が登場し、ロイベをヘッドロックで捕獲。ロイベはハンマースローを仕掛け、ショルダータックルでねじ伏せる。すると稲葉はヘッドバットの連発から串刺しエルボー、串刺しラリアット。さらにフライングショルダーでダウンを奪う。
そして稲葉はロイベをボディスラムで叩きつけてカバー。ロイベがカウント2ではね返すと、稲葉はエルボードロップを連発。3発目をかわしたロイベは、稲葉に豪快なボディスラム。続いてストンピングを乱打し、石井とスイッチ。
石井は稲葉に逆水平チョップを猛打。ついに稲葉が腰を落とすと、石井は北宮を挑発。
負けじと稲葉は石井、そしてスイッチしたロイベにエルボーで反撃。だが、ロイベが稲葉をボディスラムで叩きつけてカバー。稲葉がカウント2ではね返すと、ロイベはチョップをお見舞い。
スイッチした石井に対し、稲葉はエルボーを連発。だが、仁王立ちの石井は強烈なエルボーでダウンを奪う。稲葉も必死に左右のエルボーを打ち返すが、石井はビクともせず。
そして石井はラリアットを狙うが、稲葉はカウンターの大外刈り。スイッチした北宮は石井に串刺しラリアット。さらにショルダータックルでなぎ倒すと、セントーンをお見舞い。
だが、石井もエルボーで反撃。北宮は雄叫びを上げて、エルボーを返していく。しかし、石井が逆にエルボーで北宮の動きを止めてロープへ。すると北宮はカウンターのバックフリップで叩きつける。
石井はすぐに立ち上がるも、北宮はスピアーでコーナーまで押し込む。そしてラリアットを繰り出すが、かわした石井はブレーンバスターの体勢に。北宮はこらえるも、石井は技の読み合いから意地のブレーンバスターを炸裂。
スイッチしたロイベは北宮に串刺しエルボー。さらにヒップトスからギロチンドロップを叩き込んでカバーするが、カウントは2。
ならばとロイベは逆エビ固めを決めるも、これは稲葉がカット。そして稲葉はリングに入った石井にブルーサンダーをお見舞い。
ここでNOAHはロイベにトレイン攻撃を狙う。だが、ロイベは切り抜けて北宮を逆エビ固めで捕獲。しかし、北宮はロープエスケープ。
するとロイベはエルボーからロープに走るも、北宮は肩に担ぎ上げ、ロイベのヒザをマットに打ちつける。そしてブレーンバスターからカバーするが、ロイベはカウント2ではね返す。
ならばと北宮は監獄固めで捕獲。するとロイベはたまらずタップアウト。NOAHに凱歌が上がった。