第4試合はIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカが真壁刀義、NOAHのGHCヘビー級王者・清宮海斗が稲村愛輝をパートナーに注目の激突。オカダと清宮は昨年の1.8横アリにてタッグで対峙(オカダ&棚橋弘至vs武藤敬司&清宮)。最後はオカダがレインメーカーで清宮を撃沈。試合後、涙する清宮に対し、オカダが「こんなんで泣いてんじゃねえぞ! 帰れ、邪魔だ!」と厳しい言葉を浴びせたことでも話題を呼んだ。あれから約1年、両雄が頼もしいパートナーと共に、再び遭遇する。
清宮はGHCヘビーのベルトを腰に入場。オカダは険しい表情で花道を進み、リングに上がってガウンを脱ぐと、その腰にはベルトが輝く。ゴング前、清宮はオカダに「来い」と先発を要求して挑発。だが、オカダは無視するようにコーナーに下がる。
先発は真壁と稲村。場内は「真壁」コールが発生。まずは力強いロックアップで組み合い、稲村が押し込む。だが、真壁は体勢を入れ替えてエルボー。
すると稲村はヘッドロック。ここから激しいショルダータックルの応酬となり、稲村が真壁をねじ伏せる。
そして稲村はエルボーの連打からロープへ。すると真壁がカウンターのラリアットでダウンを奪う。
スイッチしたオカダは稲村にエルボーの連発からネックブリーカードロップ。カバーを稲村がカウント2ではね返すと、オカダはチンロックで捕獲。すると、清宮がカットに入るが、オカダは涼しい表情。すると、清宮は背後からオカダの顔面を蹴り上げる。
怒ったオカダは清宮を場外に連れ出してエルボーとキックを滅多打ち。レフェリーが制止するも、オカダは止まらずヘッドバットをお見舞い。オカダの頭部からは血が見える。
すると、清宮もオカダに襲いかかり、顔面に強烈な張り手。そしてエルボーを乱打し、オカダの顔面を踏みつける。
今度はオカダがフロントキックから、フロントネックロック。そして馬乗りパンチを繰り出すも、清宮は体勢を入れ替えてパンチを見舞う。すかさず真壁が止めに入るが、両者はお構いなしでやり合う。
オカダが清宮を実況席に追いやると、真壁がオカダを制止する。すると、スキをついて清宮はオカダの顔面にジャンピングキックを叩き込み、さらに場外でジャーマンを炸裂。すかさず真壁がオカダ、稲村が清宮を押さえつける。
だが、オカダはまたも清宮に襲いかかる。すると、ここで収拾がつかないと見たレフェリーが試合終了のゴングを要請。裁定はノーコンテストに。