第5試合はウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ&フランシスコ・アキラvsタイチ&金丸義信&DOUKI。当初、TJPとTAKAみちのくを加えた8人タッグの予定だったが、TJPがフライトトラブルにより急遽欠場。6人タッグに変更となった。
2.4札幌で激突するオスプレイとタイチ、同じくIWGPジュニアタッグ級選手権で対戦する王者組アキラと挑戦者組・金丸&DOUKIのダブル前哨戦となる。
タイチ組にはTAKAが帯同。そしてTAKAはリングアナからマイクを奪い、メンバーたちをコール。続いて「俺たちは誰がボスでもねえ、誰がリーダーでもねえ。現時点で何の実績もねえ、ただの4人組! Just 4 Guys(場内拍手&歓声)。この4人が新日本プロレスを大きく変えていく! すべてを塗り替えていく!」とアピールし、UNITED EMPIREを「YOU! ALREADY! DIE!!」と挑発した。。
ゴングを待たずにオスプレイとタイチが乱打戦へ。そのまま場外に雪崩込む。金丸はアキラを鉄柵に打ち付け、リングに戻すと、DOUKIと共にトレイン攻撃を敢行。さらにサンドイッチ式の低空ドロップキックをお見舞い。
続いて金丸はアキラにニークラッシャー。アキラも逆水平チョップで応戦するが、金丸は顔面かきむしり。しかし、低空ドロップキックをかわしたアキラは、うまく金丸を場外に追いやり、プランチャを炸裂。
またも場外戦となり、オスプレイがタイチを鉄柵に叩きつけ、さらにヘッドバットを浴びせる。
アキラは金丸をリングに戻し、ゼロ戦キックを食らわせてカバー。スイッチしたオスプレイは金丸にスピニング式のサイドバックブリーカー。
カバーを金丸がカウント2ではね返すと、オスプレイは背中にニーを打ち当てる。さらにエルボーでなぎ倒し、ヘナーレと交代。
ヘナーレは金丸に膝蹴りを連発し、背中へのサッカーボールキックからセントーンを浴びせる。そしてロープに金丸を固定し、ハンマーパンチを乱打。
金丸もエルボー、そしてジャンピングキックで反撃。スイッチしたタイチはヘナーレの顔面にステップキック。そしてソバットから串刺しのアックスボンバー。続いて背中にサッカーボールキックを蹴り込み、聖帝十字陵の体勢に。
アキラがカットに入るも、タイチは喉輪で押し倒す。さらに乱入したオスプレイにはオーバーヘッドキックをお見舞い。
すると、ヘナーレが襲いかかるが、タイチはスピンキックをヒット。そしてバズソーキックを繰り出すが、ヘナーレはかわす。ここから打撃の読み合いとなり、ヘナーレがロープに飛び乗って三角飛びのキック。
スイッチしたオスプレイはタイチにピッピー・チェリオ。続いてオスプレイはチェルシーグリンを狙うも、タイチは回避。そしてローキックを繰り出すと、オスプレイはエルボーで応戦。
オスプレイはタイチにサマーソルトキックから延髄斬りを見舞い、串刺しエルボーへ。だが、タイチはかわしてジャンピングキックを顔面にヒット。
続いて金丸&DOUKIが襲いかかるも、オスプレイは切り抜け、DOUKIにフロントキック。しかし、金丸が旋回式DDTで突き刺すと、すかさずDOUKIがコーナー最上段からラ・ランツァを突き刺す。
カバーをオスプレイが返すと、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕獲。しかし、アキラがカットに入る。
ならばとDOUKIはオスプレイにスープレックス・デ・ラ・ルナを狙う。しかし、ヘナーレがキックで妨害。すかさず、金丸が低空ドロップキックを見舞うも、ヘナーレはバーザーカーボムでお返し。
そのヘナーレをタイチがアックスボンバーで排除すると、オスプレイがタイチにサイレント・ウィスパーを食らわす。
すると、DOUKIがオスプレイにデイブレイクを狙う。これはオスプレイが切り抜けるも、DOUKIは延髄斬り。すると、アキラがDOUKIに前方回転で飛びついて、テクニカルなDDT。間髪入れずにオスプレイがヒドゥンブレードを炸裂し、DOUKIから3カウントを奪取した。
試合後、オスプレイとタイチは挑発合戦を繰り広げた。