第7試合では遺恨激化のIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカとGHCヘビー級王者・清宮海斗による、危険な一騎打ちが実現。1.21横浜アリーナのタッグマッチで、清宮がオカダの顔面を蹴り飛ばしたことから遺恨が深まった両雄。
清宮がシングル決着を要求し、一騎打ちが発表されるも、オカダはボイコット宣言。しかし、NOAHの2.13大阪大会で、オカダは清宮に奇襲攻撃を仕掛け、ドーム出陣をアピール。だが、2月15日の会見には姿を現さず、清宮は激昂。
そして大会当日、この試合は当初の30分1本勝負ではなく、時間無制限1本勝負で行なわれることが決定。ただでは終わらなそうな遺恨決着戦、果たしてその結末は?
清宮はGHCヘビー、オカダはIWGPヘビーのベルトを携えて入場。ゴング前、両者は険しい表情でにらみ合う。
開始のゴング、両者は動かず視殺戦。そして一気にロックアップで組み合うと、オカダがロープに押し込む。ここはレフェリーが割って入り、オカダはクリーンブレイクで一旦離れる。
続いてロックアップで組み合うと、オカダはスキをついてエルボー。すると清宮もエルボーを連発。オカダはうるさいとばかりに清宮を場外に放り投げる。
だが、清宮はすぐにリングに戻ってエルボーを乱打。オカダはもう一度場外に投棄するが、清宮はすばやく戻り襲いかかる。
するとオカダはかわしてジャーマンをお見舞い。そして清宮を場外に連れ出し、場外マットにボディスラムで叩きつける。続いてオカダは清宮をDDTで突き刺し、リングへ。
ダメージの大きい清宮はカウント15でリングに生還。するとオカダは追撃のDDTからカバー。清宮はカウント2でキックアウト。
ここでオカダは清宮の顔面を蹴りつけていく。清宮はエルボーで対抗するが、オカダは手招き。
しかし、清宮はエルボーからハンマーパンチ。そしてロープに走るが、オカダはショルダースルー。
続いてオカダはボディスラムで清宮を叩きつけ、コーナー最上段からダイビングエルボードロップを投下。ここで早くもレインメーカーポーズを見せる。
清宮が立ち上がると、オカダはエルボー。清宮は雄叫びを上げ、エルボーを打ち返す。オカダもエルボーからフロントキック。
しかし、清宮は受け止め、強烈なエルボー。さらにカウンターのエルボーでオカダをなぎ倒す。
続いて清宮はエルボー、膝蹴り、そしてオカダを場外に蹴落とす。清宮は場外でオカダにエルボー。さらに鉄柵に叩きつけ、怒りのストンピングをお見舞い。
清宮はもう一度鉄柵に叩きつけてから突進。しかし、オカダはショルダースルー。そして鉄柵を用いたDDTを狙うも、清宮が逆に鉄柵越しにブレーンバスターで投げつける。
ここで清宮は助走を取って、鉄柵越えのウルトラタイガードロップをオカダに炸裂。清宮はオカダを引きずり起こし、リングに投げ入れる。
そして清宮はコーナー最上段からミサイルキックをヒット。清宮は「いくぞ!」と気合いを入れ、ハイアングルのジャーマンスープレックスホールド。しかし、これはカウント2。
ならばと清宮はタイガースープレックスを狙うが、オカダはこらえる。すると清宮はハンマーパンチからロープに走るが、オカダはカウンターのフラップジャックを食らわす。
清宮は必死にエルボーを繰り出すが、オカダはショットガンドロップキック。しかし、清宮はジャンピングニーを決め、ロープへ。するとオカダはカウンターのドロップキックを炸裂。
そしてオカダは旋回式ツームストンパイルドライバーからローリングラリアットをお見舞い。続いてオカダはレインメーカーを繰り出すも、清宮はオカダの右腕にカウンターのジャンピングニー。そして右腕に追撃の低空ドロップキックをお見舞い。
さらに清宮はオカダの右腕にドロップキック。オカダもエルボーからロープに走るが、今度は清宮がカウンターのドロップキックをグサリ。
ここで清宮はコーナー最上段に上り、オカダの右腕にミサイルキック。そして清宮は気合いを入れ、オカダにシャイニングウィザード。オカダは腕でガードするも、その腕を押さえて悲痛な声を上げる。
ならばと清宮はもう一発シャイニングウィザードを食らわせてカバー。オカダはカウント2でキックアウト。
すると清宮は雄叫びを上げ、オカダに突進。すかさずオカダはカウンターのドロップキックをお見舞い。
ここでオカダは清宮のリストをつかみ、ニヤッと笑ってからショートレンジラリアットを炸裂。さらにショートレンジラリアットを放つが、清宮はかわしてロープへ。だが、オカダはカウンターのドロップキック。
そしてオカダは一気にレインメーカーのモーションに入るが、清宮はカウンターのシャイニングウィザード。
続いて清宮はタイガースープレックスを炸裂するが、オカダは必死にカウント2でキックアウト。
すると清宮は気合いを入れ、シャイニングウィザードで突進。だが、オカダはカウンターで担ぎ上げて開脚式ツームストンパイルドライバー。
そして今度こそレインメーカーを炸裂してカバーするも、カウント3寸前で自ら清宮を起こす。
オカダはここで延髄斬り、変形エメラルド・フロウジョンを食らわすと、最後はダメ押しのレインメーカーで清宮を撃沈。オカダが王者対決を制した。
試合後、オカダは勝ち名乗りを受けると、ベルトを肩に足早に退場。満身創痍の清宮はセコンドの肩を借りてバックステージへ。