第6試合は3.21新潟でIWGPジュニアヘビー級王座戦を行なう挑戦者リオ・ラッシュと王者・高橋ヒロムが、それぞれYOH、内藤哲也をパートナーに最終前哨戦。
ヒロムはIWGPジュニアヘビーのベルトを携え入場。そしてL・I・Jはグータッチをかわす。
先発はラッシュとヒロム。すると、内藤が背後からラッシュに襲いかかり、髪を引っ張り上げる。さらにL・I・Jはダブル攻撃を狙うも、ラッシュは切り抜けると、すばやい動きで翻弄。内藤をドロップキックで吹っ飛ばし、ヒロムには延髄斬りをお見舞い。
続くロープワークの攻防で、ラッシュはヒロムにティヘラ。ヒロムは切り抜けるも、ラッシュはセカンドロープからのティヘラで吹っ飛ばす。
ここでYOH&ラッシュはL・I・Jをコーナーにつめてスシロールを炸裂。さらにヒロムには連携の串刺しエルボーから、ダブルのブレーンバスターを食らわす。
次はYOHがヒロムの左腕を痛めつけハンマースルー。しかし、ヒロムはロープに踏みとどまり、YOHにぶら下がり式首4の字をお見舞い。そして場外で鉄柵に叩きつけてから、リングに戻す。
スイッチした内藤はYOHにバックエルボーを食らわせ、後頭部に低空ドロップキック。さらにスウィンギングネックブリーカーからカバーするが、カウントは2。
スイッチしたヒロムはYOHに串刺しラリアットから低空ドロップキック。さらに首4の字で捕獲し、ラッシュを挑発。
スイッチした内藤はYOHにグロリアを狙う。YOHは切り抜けると、内藤の突進をバク転でかわしソバット。そしてネックブリーカーを決める。
次はラッシュとヒロムのマッチアップ。ラッシュはジャンピングニーからラリアットを連発。さらにヒロムをエプロンに追いやって倒立キック。そして空中技を狙うも、内藤が場外から足を引っ張って妨害。
すかさずYOHが内藤にプランチャ。そして、ラッシュがヒロムにトペ・スイシーダを炸裂する。
ラッシュはヒロムをリングに戻すと、ラッシュアワーを狙う。だが、ヒロムは切り抜け、TIME BOMB IIの体勢に。ラッシュも回避し、ここからエルボーの応酬に。
ヒロムは打ち勝つと、ヒロムちゃんボンバーを狙う。だが、ラッシュはかわし、両者は変則的なロープワークからラリアットの相打ち。
次はYOHと内藤のマッチアップ。YOHはジャンピングフォアアームを決め、さらに串刺しエルボー。そしてバックの取り合いからYOHは内藤をDDTで突き刺してカバー。これはカウント2。
するとYOHは内藤をボディスラムで叩きつけ、ひねりを加えたセントーンへ。だが、内藤は回避し、エスペランサを炸裂。そしてコリエンド式デスティーノを狙うも、YOHはカウンターのエルボー。
さらにYOHは内藤のジャンピングエルボーをかわすと、ファルコンアローを炸裂。だが、カバーはヒロムがカット。すかさずラッシュがコーナー最上段からヒロムに飛びかかるが、ヒロムはかわす。
するとラッシュは打撃のコンビネーションでヒロムを場外に落とし、分断作戦に出る。ここでYOHは雄叫びを上げ、内藤にトラースキックを放つ。これは内藤にかわされるも、YOHはすかさずDIRECT DRIVEを狙う。
切り抜けた内藤はバックエルボーから延髄斬り。そしてヒロムのアシストでYOHにトルネードDDTを炸裂。続いてデスティーノを決め、YOHから3カウントを奪取した。
試合後、最終前哨戦を制したヒロムは、IWGPジュニアヘビーのベルトを手に、ラッシュと視殺戦を展開。両者は火花を散らした。