第5試合は内藤哲也&鷹木信悟のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレのUNITED EMPIREによるタッグマッチだ。ヘナーレは鷹木の地元である3.10甲府大会において、『NEW JAPAN CUP』の1回戦で鷹木に勝利。3.19高崎大会では鷹木の保持するKOPWに挑戦を表明している。鷹木もその場で受諾しており、まだ正式決定には決まっていないが、来たるべき決戦に向けての前哨戦第1Rとも言うべき試合となった。
先発は鷹木とヘナーレで試合はスタート。鷹木は手四つと見せかけてナックルで一撃。ならばとヘナーレもエルボーで殴り返し、早くも激しいエルボー合戦を展開する。ここを優勢に進めたヘナーレは背中にサッカーボールキック。ならばと鷹木もショルダータックルで逆襲だ。
そして内藤とタッチをするとダブルのバックエルボーから鷹木がセントーン、内藤が低空のドロップキックを炸裂させる。さらに内藤はネッククランクでヘナーレを痛めつけていくが、これを逃れたヘナーレはフライングニールキック。さらにコーナーに追い込んでエルボーで滅多打ちだ。
続いてヘナーレは自軍のコーナーに内藤を叩きつけてオーカーンにタッチ。オーカーンは玉座で内藤を圧迫してから、両手を掴んでさらにダメージを与えていく。そして、ヘナーレが身動きのできない内藤の尻にパンチで一撃だ。
タッチを受けたヘナーレは内藤をキック攻撃でダウンさせてから、オーカーンにタッチ。オーカーンは俵返しから王統流二段蹴りを発射。しかし、これを阻止した内藤はショルダーネックブリーカードロップだ。
ここで両軍、鷹木とヘナーレにタッチ。両者、リング中央で頭突き合戦を展開してから、鷹木が串刺し式のパンピングボンバー。さらにバックエルボー、グーパンチからフェイントのDDTでヘナーレをマットに串刺しだ。
しかし、ヘナーレもすぐさま逆襲。TVカメラを向いて「キタキタキター!」を決めようとする鷹木を妨害。キャンセルキックを後頭部に食らわせてから、バックフリップを炸裂させる。そして、TVカメラを向いて「キタキタキター!」と、鷹木のお株を奪って絶叫だ。
ヘナーレは必殺のアルティマへ。しかし、鷹木もこれを逃れてエルボーを3発連続で炸裂させる。さらに両者ラリアットで激突すると、ヘナーレが後ろ回し蹴りだ。ならばと鷹木はショートレンジのパンピングボンバー。だが、ヘナーレはすぐに立ち上がってミドルキックだ。
ここでヘナーレはオーカーンにタッチ。オーカーンは串刺し式のラリアットからモンゴリアンチョップを連発する。しかし、鷹木もモンゴリアンチョップで逆襲。グーパンチからショートレンジのパンピングボンバーでオーカーンをなぎ倒して内藤にタッチだ。
内藤はバックエルボーでオーカーンを倒して後頭部に低空のドロップキック。さらにコーナーに投げると蹴り上げてからロープを越えてエプロンに着地。そして足払いから、ロープを飛び越えてのドロップキックだ。そしてエスペランサで追撃した内藤。
だが、コリエンド式デスティーノを狙ったところを、オーカーンに一本背負いで切り返される。ここでヘナーレも入ってきて、UNITED EMPIREの連携攻撃。オーカーンの王統流二段蹴りとヘナーレのトラースキックが同時に内藤に炸裂する。
そしてオーカーンが大空スバル式羊殺しに内藤を捕獲。ヘナーレも内藤の足をクロスヒールホールドに固めて大空スバル式羊殺し・フブキに移行。さらにオーカーンがエルボードロップで叩きつけて、大空スバル式羊殺し・マリンだ。
ここで鷹木がカットに入ってくるとヘナーレがアルティマで捕獲。鷹木をコーナーに叩きつけて串刺しのニーアタックを食らわせてで場外に排除してしまう。その隙にオーカーンは王統流二段蹴りを発射だ。
これを食らった内藤だったが、続くオーカーンが狙ったTTDは阻止。マンハッタンドロップで動きを止めると延髄斬りからコリエンド式デスティーノを仕掛ける。だが、オーカーンはこれをTTDに切り返して阻止。そして、トドメのエリミネーターへ。しかし、内藤はこれを起死回生の前方回転エビ固めで切り返して、電光石火の3カウント奪取。内藤が勝利を飾った。