第6試合はIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカとIWGPタッグ王者の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が“王者トリオ”を結成し、オージー・オープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)&ジェフ・コブ組と対戦。
昨年の『WORLD TAG LEAGUE』優勝決定戦で毘沙門に敗れているオージー・オープンが、IWGPタッグ挑戦を見据え猛攻を仕掛けるもは必至の6人タッグ。CHAOSとUNITED EMPIRE、軍配が上がるのは果たして?
CHAOSはそれぞれベルトを腰に花道を進む。ゴング前から毘沙門とオージー・オープンは火花を散らす。
先発はYOSHI-HASHIとフレッチャー。ロックアップからYOSHI-HASHIはヘッドロックで捕獲。続いてショルダータックルの応酬となるが、競り勝ったフレッチャーは後藤を挑発。
そしてフレッチャーはハンマースルーを仕掛けるも、毘沙門がダブルのショルダータックル。さらにざんまいをお見舞い。すかさずデイビスがリングに入るも、毘沙門はフレッチャー目掛けてざんまい。続いてコブには、オカダも加わり太鼓の乱れ打ちを食らわす。
続いて後藤はフレッチャーに串刺し攻撃を狙う。だが、フレッチャーは突進してきた後藤をコーナー最上段に設置し、ジャンピングキックで場外に落とす。ここからUNITED EMPIREは場外戦に持ち込む。フレッチャーはものすごい勢いで後藤を鉄柵に叩きつける。
戦場がリングに戻ると、フレッチャーは後藤の頭部にエルボースタンプ。さらにストンピングを叩き込んでからコブと交代。コブは後藤にフライングメイヤーをお見舞い。そしてオカダにレインメーカーポーズを見せつけてから、後藤にその場飛びムーンサルトプレス。
続くブレーンバスターは後藤が切り抜けてロープに走るも、コブはカウンターのドロップキック。さらに後藤に対し、自身が対戦をアピールしているIWGP USヘビー級王者ケニー・オメガを彷彿とさせるVトリガーを炸裂。そしてコブは後藤を踏みつけると、背中に乗り印を結んで挑発。
スイッチしたデイビスに対し、後藤はチョップを連発。だが、デイビスはボディスラムからセントーン。しかし、カバーはYOSHI-HASHIがカット。するとデイビスは重い逆水平チョップでYOSHI-HASHIをねじ伏せる。
次はフレッチャーが登場。後藤はチョップを連発し、技の読み合いからブレーンバスターの体勢に入ったフレッチャーを、逆にブレーンバスターで投げつける。
次はオカダとコブのマッチアップ。オカダはロープワークで加速しランニングエルボー。続いて串刺しエルボーからDDTを狙うが、コブはブレーンバスターで持ち上げる。しかし、オカダは切り抜けてDDTで突き刺す。
そしてオカダはリバースネックブリーカーを狙うも、コブは回避。続いて突進するが、オカダはカウンターのフラップジャック。すかさずマネークリップで捕らえる。
コブが切り抜けようとすると、オカダはコーナーに投げつけ、串刺し攻撃を狙う。コブは切り抜けるが、オカダはコーナー最上段からフライングクロスボディ。これをコブはなんと空中でキャッチし、ブレーンバスターに切って取る。
スイッチしたデイビスはオカダにエルボーを連発。そして串刺しラリアットからウォータースライダーの体勢に。オカダは回避すると、突進してきたデイビスを抱え上げてリバースネックブリーカーを炸裂。
スイッチしたYOSHI-HASHIはラリアットを狙う。デイビスは切り抜けるが、YOSHI-HASHIは逆水平チョップからソバット。だが、デイビスは蹴り足を受け止めてバックドロップ。続いてラリアットを繰り出すが、かわしたYOSHI-HASHIは高速ドラゴンスープレックス。そして今度こそラリアットを炸裂。
ここでYOSHI-HASHIはとどめのカルマを狙うが、デイビスは脱出。すると後藤がデイビスにエルボーを打ち込み、YOSHI-HASHIもソバットをお見舞い。そして毘沙門は消灯の体勢に入るが、デイビスは回避。
ここでオージー・オープンは後藤にダブルのサンドイッチエルボーを狙うが、切り抜けた後藤は二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
するとコブが襲いかかるも、オカダがドロップキックをお見舞い。そして毘沙門はデイビスにトレイン攻撃から、後藤ごとハントを狙う。しかし、フレッチャーがYOSHI-HASHIにゼロ戦キックをヒット。
そしてオージー・オープンは後藤に連携のポップアップ式キック。続いてオージー・オープンはYOSHI-HASHIにサンドイッチラリアットを食らわすと、一気にコリオリスを炸裂。そしてデイビスがYOSHI-HASHIから3カウントを奪取。オージー・オープンが現タッグ王者を沈めた。
試合後、オージー・オープンは後藤を挑発し、あらためてIWGPタッグ挑戦をアピールした。