ザックの行動に怒った大岩は、海野の方を向いているザックの背中にドロップキックを叩き込んで先制。場外にザックを転落させると、一気に襲いかかる。ザックに鉄柵に投げられても、逆に跳ね返ってショルダータックルをかました大岩。チョップで追撃すると、逆にザックを鉄柵に叩きつけてみせた。
そしてリングに戻るとボディスラム。さらに左足を掴んでストンピング。足首を固めて痛めつけていく。しかし、ザックはすぐさまこれを逃れると脇固め。さらに大岩の右腕を立てた状態にして、上から関節を踏み潰す。続けて胸板にミドルキックを連発したザック。だが、大岩もドロップキックで反撃。串刺し式のドロップキックも炸裂させる。
さらにエルボーアタックを決めた大岩。しかし、ザックはすぐさまサッカーボールキックを背中に打ち込んで反撃。ネックツイストも決めると、エルボースマッシュを連発だ。ならばと大岩もエルボーで反撃し、逆水平チョップでなぎ倒してみせる。
そして串刺し式のドロップキックを今度は背中に食らわせた大岩。ザックの胴体を掴んでサイドスープレックスを狙うが、ザックはこれをフロントネックロックに切り返す。ならばと大岩はブレーンバスターに切り替えて叩きつけると、今度こそサイドスープレックスを炸裂させてみせた。
そして、片逆エビ固めに捕獲した大岩。ザックが逃げようとすると両足を掴んで逆エビ固めに切り替えて離さない。ならばとザックは柔らかい体を使って反転。大岩の首を三角絞めに捕らえると、一気に絞め上げてギブアップを奪ったのだった。
試合後、この試合を見守っていた海野がザックのベルトを持ってリングに上がり、ザックに手渡す。そしてロープを挟んで何やら会話をしながら、挑発し合っていた。
Road to SAKURA GENESIS 2023
- 日時
- 2023年4月1日(土) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館
- 観衆
- 1,260人
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
ザック「(※第5試合終了後に)ショータ。(※日本語で)オソイネ。9フン。9分、血まみれの9分! 15分あったのか? 半分以上、半分以上だな、ショータ! 俺の今日の試合は何分だった? 5分? 5? そうか……でも1分あれば終わらせられた。そのチョイスはあった。だけどオーイワにとっては良い練習だったろ? 良い練習だ! イイセンパイ、イイセンパイデスネ! 俺は良いコーチだ。俺はボーイズ(ヤングライオン)に教えてやるのさ。フジタはNo.1ボーイだが、心配するな。俺が他のボーイズ全員を育ててやるさ。ショータ、予想してやる。15分は必要ないな。15分の半分、7.5分だ。その半分でいけるだろう。ショータ。3分20秒。どちらが勝つだろうな。3分だ、ハハハ!」
大岩「普段、先輩に対してこういうこと言わないけど、今日だけは言わせてもらうぞ。ザックも海野も、ヤングライオン相手に何分で仕留めるとか、そんなくだらないゲームに巻き込まれたこっちの身にもなってみろ。近い将来、俺が、ザックからも海野からも、1分で(勝利を)獲ってみせる」
海野「言ったそばからザックが煽ってきたね。ヤングライオンに9分はかかりすぎだって。1分で決めるって言ってたけど、お前も5分かかってんな。わかったわかった。次は俺が、お前の5分55秒の記録よりさらに早く仕留めてやるよ。それだけだ」