セミファイナル(第6試合)はオカダ・カズチカ&石井智宏&タイガーマスク&YOH&マスター・ワトvsSANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのくの10人タッグ戦。4.8両国でIWGP世界ヘビーを懸けて激突する王者オカダと挑戦者SANADAにとっては前哨戦となる。3.17後楽園で産声を上げた“Just 5 Guys”が、聖地・後楽園で試合を行なうのは今回が初となる。
Just 5 Guysは南側客席の通路から登場。SANADAは『NEW JAPAN CUP』の優勝トロフィーを携えて歩を進める。オカダはIWGP世界ヘビーのベルトを携え入場。TAKAはマイクを握ると、「あと6日! 6日後の両国大会ですべての景色が変わる! オカダ・カズチカ! YOU ALREADY DIE!!」と挑発する。オカダはIWGP世界ヘビーのベルトを腰に巻いて堂々入場。
先発はワトとDOUKI。ロックアップからワトはヘッドロック。続いてロープワークの攻防となり、DOUKIはアームホイップからラリアット。だが、ワトはかわし、リープフロッグからバックエルボー。そしてフェイスクラッシャーをお見舞い。
スイッチしたタイガーはDOUKIにキックを連発。続いてエルボーの応酬から、タイガーがケブラドーラ・コンヒーロを炸裂。そしてダブルアームスープレックスでDOUKIを叩きつけると、YOHと交代。
YOHはDOUKIに逆水平チョップから串刺しエルボー。さらにブレーンバスターで持ち上げるが、DOUKIは回避。そして突進してきたYOHをうまく場外に追いやる。すかさず、金丸がYOHを鉄柵に叩きつける。
金丸はYOHをリングに戻すと、ショルダースルーからカバー。YOHがカウント2ではね返すと、TAKAと交代。
TAKAはYOHにバイシクルキックからカバー。YOHが返すと、TAKAは地獄突き。次はSANADAがYOHに串刺しエルボー。そして高速ブレーンバスターからカバーするが、これはカウント2。
スイッチしたタイチは、YOHに串刺しアックスボンバー。そして拷問式コブラツイストで捕獲。Just 5 Guysのほかのメンバーも、場外で相手チームをサブミッションで捕らえて分断。
タイチは技を自ら解除すると、YOHにストンピングをお見舞い。続くバズソーキックを切り抜けたYOHはエルボーを連発。しかし、タイチはキチンシンクからアックスボンバーへ。これをかわしたYOHはジャンピングフォアアームをヒット。
スイッチした石井は、タイチに強烈なエルボー。そして、襲いかかる鈴木軍を次々に同士打ちさせ、最後にタイチをショルダータックルで吹っ飛ばす。
石井はタイチの背中に強烈なサッカーボールキック。するとタイチも鋭いスピンキックで反撃。さらに石井を蹴りつけると、石井は逆水平チョップをお見舞い。
そして石井は技の読み合いからブレーンバスターを炸裂。すると、タイチは意地のアックスボンバーで反撃。
次はオカダとSANADAのマッチアップ。SANADAはヒザへの低空ドロップキックから、胸板にドロップキック。そしてバックドロップで叩きつけてカバーするが、オカダはカウント2ではね返す。
ならばとSANADAは肩に担ごうとするが、オカダは回避。そしてエルボーからロープに走るが、SANADAはオコーナーブリッジのモーションからスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。
オカダはパンチで切り抜けると、SANADAにドロップキックを炸裂。そしてマネークリップを決めるが、TAKAがカット。オカダはTAKAを場外に排除し、SANADAにボディスラムをお見舞い。そしてコーナー最上段からダイブするが、SANADAがよけると、マットに着地。
すかさずSANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるが、オカダは脱出しリバースネックブリーカーを食らわす。
スイッチしたタイガーはSANADAにハイキック。そしてタイガードライバーの体勢に入るが、SANADAはこらえる。続いてSANADAはタイガーの膝にカウンターの低空ドロップキックを見舞い、金丸に交代。
タイガーは技の読み合いからタイガードライバーの体勢に入るが、金丸はこらえる。だが、タイガーは持ち上げると、前方に落としながら膝蹴りを食らわす。
ここからワト、YOHが金丸にトレイン攻撃。そしてタイガーがソバットからタイガードライバーを金丸に決めるも、TAKAがカット。
するとTAKAがタイガーを捕らえるも、タイガーはカンガルーキックで脱出。そしてタイガーはツームストンパイルドライバーで金丸を突き刺し、タイガースープレックスの体勢に。
だが、金丸は後退してタイガーをコーナーに打ち付けると、DOUKIとTAKAがトレイン攻撃。そしてタイチとSANADAがジャンピングキック&ローリングエルボーのダブル攻撃をお見舞い。
ここでSANADAはエプロンのオカダをドロップキックで場外に吹っ飛ばす。DOUKIは場外のワトとYOHにトペ・スイシー。リング上では金丸がタイガーにボディスラムからムーンサルトプレスを炸裂し、昨夜に続いてフォール勝ちを収めた。
試合後、SANADAは場外のオカダを見下ろす。オカダはベルトを手にするとリングに戻り、SANADAと額を突き合わせる。そしてオカダはSANADAをにらんでからリングをあとに。SANADAは優勝トロフィーを担いで堂々退場した。