第5試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&石井智宏&矢野通&本間朋晃vsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。4.8両国でIWGPタッグ王座戦を行なう毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)と挑戦者オージー・オープン(デイビス&フレッチャー)にとっては前哨戦となる。
オーカーンはブリティッシュヘビーのベルトを携え入場。毘沙門はIWGPタッグのベルトと共にリングイン。
先発はデイビスとYOSHI-HASHI。YOSHI-HASHIはヘッドロックで捕える。だが、デイビスはショルダータックルで応戦。
さらにデイビスはボディスラムからセントーンをお見舞い。しかし、毘沙門はデイビスにダブルのショルダータックルからざんまい。さらに後藤がフレッチャーをブレーンバスターで、デイビスの上に叩きつける。
すかさず本間が小こけしを繰り出すが、これはデイビスがかわす。ならばと毘沙門は、リングインしたコブにダブルのヒップトス。そして本間は小こけしを狙うが、これも不発。
しかし、本間は毘沙門と共にヘナーレ、フレッチャーに太鼓の乱れ打ちをお見舞い。
次は矢野とオーカーンのマッチアップ。オーカーンはハンマースルーを仕掛けるが、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。さらにオーカーンの後頭部をひっぱたく。
しかし、オーカーンはモンゴリアンチョップを連発。さらに矢野の突進を金具むき出しのコーナーに自爆させ、玉座を決める。すかさず、残りのUNITED EMPIREメンバーが矢野に背後から打撃を見舞う。
スイッチしたヘナーレは矢野にキックを連発し、カバーへ。矢野はカウント2ではね返すと、ヘナーレのうしろ髪をつかんで引き倒す。
スイッチした石井は、ヘナーレと激しいエルボー合戦を展開。ヘナーレは競り勝つも、石井はショルダータックルでお返し。さらに石井は逆水平チョップを連発。ヘナーレもチョップで応戦する。
続いてヘナーレは三角飛び式ジャンピングキックを石井に炸裂。スイッチしたコブは石井に串刺しエルボー。そしてランニング式のバックドロップを食らわせ、ブレーンバスターで持ち上げる。
しかし、石井は脱出し、逆にブレーンバスターを狙う。コブは切り抜けると、石井にカウンターのドロップキック。さらにその場飛びムーンサルトプレスを食らわすが、これはカウント2。
ならばとコブはラリアットへ。石井はディフェンスするが、コブはパンチを食らわせ、ブレーンバスターの体勢に。だが、逆に石井が豪快に投げつける。
次はフレッチャーと後藤が対峙。後藤はエルボーから村正。そしてバックドロップで叩きつけてカバーするが、フレッチャーはカウント2ではね返す。
ならばと後藤は牛殺しの体勢に。デイビスがカットするも、毘沙門は隠し狭間式のラリアットで反撃。さらにYOSHI-HASHIはトラースキックを決めるが、かわしたフレッチャーはハーフネルソンスープレックス。しかし、後藤がフレッチャーに牛殺しをお見舞いする。
次は本間とヘナーレのマッチアップ。本間は逆水平チョップを連発。さらにショルダータックルを繰り出すが、ヘナーレは仁王立ち。そして打撃の猛攻からロープに走るも、本間はショルダータックル。続いて小こけしを繰り出すが、ヘナーレにかわされてしまう。
ここでヘナーレはランペイジを狙うが、回避した本間はこけしロケット。だが、ヘナーレが切り抜けると、オーカーンとコブが本間にトレイン攻撃。そしてヘナーレはバーザーカーボムを本間に決めるも、これはカウント2。
ならばとヘナーレはエルボーからロープに走るが、本間はカウンターのこけしロケットを炸裂し、ついに小こけしに成功。
カバーをヘナーレがカウント2ではね返すと、本間はこけし落としを狙う。だが、こらえたヘナーレはハンマーパンチで本間の動きを止める。
そしてヘナーレはヘッドバットからスピンキック。続くカバーを本間は必死に返すも、最後はヘナーStreets of Rageで3カウントを奪取。UNITED EMPIREが勝利をつかんだ。