Just 5 Guys vs LOS INGOBERNABLES de JAPONの8人タッグマッチ。5.3福岡では現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAに、現IWGP Jr.王者のヒロムが挑戦、ただし、2日後の4.27広島では金丸がヒロムのベルトを狙う。また、同所では内藤とDOUKIが「スペシャルシングルマッチ」で対決。そして、4.29鹿児島では、鷹木とタイチがKOPWを懸けて激突する。

　DOUKIがゴング前に内藤を襲撃し、そのまま2人の対決で試合がスタート。DOUKIが立体的な動きで攻め込むも、内藤が背後から低空ドロップキックをお見舞い。そして、DOUKIを踏み台にしてエプロンへ飛び出すと、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを食らわせた。
　これでL・I・JがDOUKIを捕まえ、BUSHI、内藤、ヒロムが追撃していく。ところが、控えの金丸がヒロムのロープワークを妨害し、場外で激しく暴行。
　ここからヒロムはローンバトルへ追い込まれ、金丸が低空ドロップキック、タイチがサーフボードストレッチ、4人がトレイン攻撃、SANADAがブレーンバスターなどで追撃。だが、ヒロムはヘッドシザースホイップでSANADAを投げ飛ばし、ようやく脱出した。
　鷹木対タイチとなり、タイチのフロントハイキックに対して鷹木がショルダータックルでお返し。その後、鷹木がバックエルボー→顔面パンチ→ショートレンジラリアットの連続技を見舞うと、タイチはバックスピンキックで報復。続いて両者が相手の動きを読み合い、タイチがカウンターアックスボンバーをクリーンヒットさせた。
　金丸対BUSHIとなり、BUSHIがミサイルキックをお見合い。そして、ヒロムの串刺しラリアットからBUSHI＆内藤＆ヒロムがトリプル低空ドロップキックを食らわせる。
　さらにBUSHIはフェイント式ニールキックで金丸に追撃し、コードブレイカーを狙う。しかし、金丸が回避し、低空ドロップキックで逆襲。
　その直後、金丸はBUSHIの膝をマットへ叩きつけ、背後から低空ドロップキックをお見舞い。そして、足4の字固めを極めると、ガラ空きとなったボディにDOUKIがダイビングフットスタンプを落とす。
　続いてDOUKIがイタリアンストレッチNo.32で内藤、タイチが聖帝十字陵で鷹木、SANADAがSkull Endでヒロムを分断。完全に孤立したBUSHIがついに力尽きた。

金丸「高橋ヒロム、どうやら脚を警戒してるようだな。警戒しててもムダだぞオイ。3分の1も、俺まだまだ何もしてねぇからな。まぁ、あさって広島でどうなるか。よく覚えとけ」
DOUKI「（※スペイン語で）オイ、ナイトー、おととい負けたけど、そんなの関係ない。見てのとおり、俺の体は万全だし、体調も100％だ。広島の日が待てないよ」
タイチ「オイ、見てみろ、この汗。今日も人一倍ビショビショだ。（※ほかの3人が汗をかいてないのを見て）試合してんのか、君たち？ なんで俺だけこんなに発汗して……」
SANADA「恐れ入ります……」
タイチ「発汗しちゃって……」
金丸「“発汗のタイチ”だ」
タイチ「“発汗のタイチ”？ 言われるからやめろ、“発汗のタイチ”って……」
金丸「百貫……」
タイチ「誰が百貫だ？ 百貫デブだ？」
SANADA「（Just 5 Guys）初上陸ですね、四国。いままでになかったこの感じを、全国に広まっていってる感じが……」
タイチ「初めて来たのにすでに認知されてるな。あんなに盛り上がって。曲もあれだけ認知されてて、KOPWでも俺が支持されて。まぁsanaやんもだ。ますます俺らが、これから変えていくよ。鷹木、お前のルール（鷹木式トライアドマッチ）、把握したよ。よくわかったよ。やってやるよ。3本といわず、5本全部獲っちゃおうか。ま、それぐらいしないとお前も、ハポンファンも納得いかないだろう。俺自身もな。鷹木、29日まで時間ある。体調整え合おうぜ」
SANADA「恐れ入りますが、雨も降ってますし、このへんでお帰りになってください……」
　
　
内藤「4ヶ月ぶりの高知県民体育館大会。4ヶ月前の高知大会のメインは内藤哲也、SANADA組だったわけで、4ヶ月でだいぶ状況が変わったッスね。一昨日の大阪大会、丸め込みでDOUKIから勝利した俺。DOUKIは『セコい勝ち方』って言ってたけど……。そぉ？ 俺はまったくそう思わないけど？ むしろ、DOUKIの言うその“セコい勝ち方”をした俺よりも、DOUKIの言うその“セコい勝ち方”を返せなかった自分を責めたほうがいいよ。じゃなきゃ、また同じ技で負けることになっちまうぜ。DOUKIとの初めてのシングルマッチが行われる4月27日、広島サンプラザホール大会まで、あと2日。ワクワクするぜ……カブロン!!」
　
鷹木「昨日、正式発表された。4.29鹿児島、メインイベント、鷹木信悟vsタイチ、KOPW争奪戦。ルールは、俺が提案する鷹木式トライアドマッチだ。ピンフォールにタップアウト、KOにTKO、さらにはリングアウト。4月2日にやったヘナーレとの闘い以上の、激烈なルールだ。その5つから3つ先に奪ったほうが勝ちなんだが、いまからどうやってタイチを料理しようかと考えただけで、夜も眠れなくなるぜ。タイチはこの前の大阪（4.23）で、最後の挑戦だとか言ってたけど、バカ野郎、お前とは最後のKOPW戦だ。挑戦もクソもねぇ。2度とKOPWと言わせなくしてやるよ」
　
ヒロム「ノブおじ！ 脚攻めは効かねーよ！ 広島にお集まりの皆様！ ヒロムちゃんのパーフェクト勝利を観に来てください。あっ！ SANADAさん！ “ニ兎”ってIWGP 世界ヘビーと内藤さんの事!? それだったらご安心を！ 二兎どころじゃなく常にIWGPジュニア、IWGP世界ヘビー、プロレスゴールデンタイム進出、（東京）ドームメイン、vs内藤と、ずーーーーっと追い続けて、言い続けていることだから！ 最初の“三兎”に関しては中学生のころからだから！ 俺にとってこの“五兎”を追うということはまだまだ強くなれるということだから！ ぴょんぴょんぴょーーーーーん！ 兎ちゃんだよ！ ぴょんぴょーーーん！」
　
※BUSHIはノーコメント