第5試合は5.3福岡でNEVER無差別級王座戦を敢行する王者タマ・トンガと挑戦者デビッド・フィンレーが、それぞれマスター・ワト、外道をパートナーに前哨戦。昨日の4.29鹿児島の試合後、フィンレーはシレイリでタマを殴打。王者がフィンレーに怒りをぶつけるのは間違いない。
第4試合後の乱闘から、そのまま第5試合に突入。
タマは場外でフィンレーに襲いかかるが、フィンレーも応戦。フェンスにタマを叩きつける。さらにエルボーを連発。そのまま客席まで雪崩込み、ラフファイトを仕掛ける。外道はワトを場内の壁に打ちつける。
フィンレーはタマを壁に叩きつけ、さらに右手を踏みつけていく。そしてまたも壁に叩きつけると、ここで場外カウントがスタート。ワトはカウント18でリングに生還。
すかさず外道はワトを場外に放り投げる。そして、フィンレーがワトを殴りつけてから、フェンスに叩きつける。フィンレーはワトをリングに戻し、ブレーンバスターの体勢から前に落とすと、すかさず外道がトラースキック。しかし、外道のカバーは、ワトがカウント2ではね返す。
スイッチしたフィンレーはワトをコーナーに打ちつけ、さらにタマにエルボー。怒ったタマはBULLET CLUBを殴りつけ、続いて交互に串刺しボディスプラッシュをお見舞い。
そしてワトが外道にゼロ戦キック。するとフィンレーがワトをエルボーで吹っ飛ばし、タマとパンチの応酬。
しかし、タマはショルダースルーでフィンレーを投げ飛ばし、さらにラリアットで場外に落とす。勢い余って自分も落下。
リング上、ワトが外道にスワンダイブのエルボー。そしてワトは旋風脚でダウンを奪うと、最後はコーナー最上段からRPPを炸裂し、外道から3カウントを奪取した。
試合後、場外でタマはフィンレーをショートレンジラリアットでなぎ倒し、雄叫びを上げる。そしてタマとワトはリング上でハイタッチをかわすと、コーナーに上り場内に勝利をアピールした。