【試合ルール】
通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場。
【退場順】
(1)×タイチ(10分01秒 両者OTTR)鷹木×
(2)○金丸(14分30秒 OTTR)BUSHI×
(3)×DOUKI(14分56秒 OTTR)内藤○
(4)○金丸(15分42秒 OTTR)内藤×
(5)×金丸(16分44秒 OTTR)金丸×
(6)×SANADA(20分53秒 OTTR)ヒロム○
メインイベント(第7試合)は時間無制限のイリミネーションマッチとして、SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI組と内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI組が激突。
ルールは通常のタッグマッチ形式で試合を行ない、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者に。なお、試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる。
5.3福岡でIWGP世界ヘビー級王座戦を行なう王座SANADAと挑戦者ヒロムのマッチアップを中心に、Just 5 GuysとL・I・Jがしのぎを削る。
ヒロムはIWGPジュニアヘビーと共に花道を進む。SANADAはIWGP世界ヘビー、タイチは昨日の4.29鹿児島で鷹木から奪取したKOPWのベルトを携え、ファンにアピールしながら入場。
ゴング前、L・I・Jはグータッチをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。ヒロムは「SANADAー!」とSANADAに一直線に襲い掛かり、いきなりオーバー・ザ・トップロープで排除を試みる。
こらえたSANADAは、ヒロムにヘッドロック。ヒロムはハンマースルーを仕掛けるが、SANADAはショルダータックル。するとヒロムはリープフロッグからのハサミワザで反撃。
そしてヒロムは逆水平チョップを連発し、串刺しヒロムちゃんボンバーから低空ドロップキックを狙う。だが、金丸が場外から足を引っ張って妨害。さらにフェンスにヒロムを叩きつける。これを合図にJust 5 Guysは場外でL・I・Jを蹂躙。
DOUKIがヒロムをリングに戻すと、SANADAがカバー。ヒロムがカウント2ではね返すと、SANADAはDOUKIにスイッチ。
DOUKIはバックエルボーをヒロムに決める。ヒロムも逆水平チョップで反撃するが、DOUKIは顔面かきむしりから、金丸と共にダブルキック。
続いて金丸がヒロムをブレーンバスターで叩きつけてカバー。ヒロムはカウント2ではね返すと、場外にエスケープ。すると金丸は追いかけ、ヒロムをフェンスに叩きつける。ヒロムが花道まで下がると、タイチはヒロムを捕らえて鉄柱に打ちつける。
戦場がリングに戻ると、タイチがヒロムにストンピングを連発。さらにフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックをお見舞い。
続いてタイチはサーフボードストレッチで捕獲。ヒロムは脱出を試みるも、タイチは逃さない。そしてデンジャラスバックドロップを狙うが、ヒロムは切り抜けて変形のドラゴンスクリュー。
スイッチした鷹木はタイチにショルダータックル。金丸にはボディスラム。そしてDOUKIにはヒップトスを見舞い、エプロンのSANADAにエルボー。
続いて鷹木はタイチに串刺しのショートレンジラリアットを見舞ってから、ブレーンバスターで叩きつける。
鷹木は「来た! 来た! 来た!」と叫ぶと、パンピングボンバーを狙う。だが、タイチは切り抜け、技の読み合いからサッカーボールキック。
そしてタイチはキックを繰り出すが、鷹木は蹴り足を受け止めてエルボー。ここから打撃の応酬に突入。タイチがローキック、鷹木がエルボーを繰り出していく。
そしてパンピングボンバーとアックスボンバーの相打ちから、鷹木はタイチをエプロンに追いやり突進。しかし、タイチはうまくエプロンに鷹木を誘い込む。
そして袈裟切りチョップの応酬から、タイチはデンジャラスバックドロップを狙う。だが、鷹木は切り抜けてタイチを肩に担ごうとする。
回避したタイチはフロントキック。すると鷹木はバックエルボー、ナックル、そして龍魂ラリアットと見せかけDDTを炸裂。ここで両者共に場外に落下し、揃って退場に。
続いてJust 5 GuysはDOUKIが登場。すると「内藤」コールが巻き起こるが、内藤はじらすような動作。しかし、リングインするとすばやくDOUKIに襲いかかり、バックを取る。
DOUKIはキックで切り抜けようとするが、かわした内藤はロープへ。するとDOUKIはカウンターのトペ。さらに相手コーナーのBUSHIにスライディングキック。
するとヒロムが襲いかかり、内藤と共にダブル攻撃を狙う。しかし、DOUKIは二人まとめてトペ・レベルサを炸裂。
そしてDOUKIは内藤に串刺し攻撃を狙う。切り抜けた内藤は、DOUKIにアームホイップ。そしてバックエルボーから低空ドロップキック。さらにコーナーミサイルをヒットし、右腕を突き上げる。
スイッチしたBUSHIは、DOUKIにストンピングを連発し、串刺しエルボーへ。これはかわされるも、BUSHIはティヘラをお見舞い。
さらにBUSHIは乱入したSANADAの膝に低空ドロップキックを見舞う。続いてBUSHIはDOUKIにDDTを狙う。回避したDOUKIは地獄突きからロープへ。だが、BUSHIもスピンキックで反撃。
そしてBUSHIはコードブレイカーで飛びつくが、キャッチしたDOUKIはエプロンにBUSHIを追いやる。BUSHIはコーナーを上ろうとするが、金丸が妨害。すると、DOUKIがジャンピングキックでBUSHIを場外に落として失格に追い込む。
すかさず内藤が突進すると、DOUKIはキックで迎撃し、エプロンからデイブレイクを狙う。だが、内藤はエルボーで逃れると、水面蹴りからの低空ドロップキックでDOUKIを場外に落とし、失格に追い込む。
今度は金丸が襲いかかるが、内藤はトルネードDDTの体勢に。金丸がこらえると、内藤はエプロンに着地。するとDOUKIが内藤の足をつかみ、金丸が突進。
内藤はショルダータックルで金丸を迎撃するも、金丸は膝に低空ドロップキック。さらに追撃の低空ドロップキックを決めるが、内藤は両足をサードロープに引っ掛けて場外落下を免れる。
するとヒロムが金丸に突進。だが、金丸が膝に低空ドロップキックを見舞うと、ヒロムはバランスを崩し、内藤に激突。この衝撃で内藤は場外失格の憂き目に。これで残っているのはJust 5 GuysがSANADAと金丸、L・I・Jがヒロムという展開に。
金丸はヒロムの左膝にストンピングを連発。さらにニークラッシャーから4の字固めを狙うも、ヒロムは回避。すると金丸は旋回式DDTを狙うが、ヒロムは空中で捕らえてエプロンに運ぶ。
ここで金丸はリング内のヒロムを場外に向けてブレーンバスターを投げようとするが、ヒロムはエプロンに着地。すかさず金丸は低空ドロップキックを繰り出すが、ヒロムはロープをつかんで飛び越えると、トラースキック一閃。金丸は場外に落下し、失格となる。
すかさずSANADAがエプロンのヒロムに襲いかかろうとするが、ヒロムはすばやく逃げ、コーナーにしがみつく。そしてヒロムはトリッキーな動きでリングに生還。場内は拍手に包まれる。
ここからヒロムがエルボー、SANADAがチョップで打撃の応酬に突入。ヒロムもチョップに切り替え、SANADAをひるませる。
続くロープワークの攻防では、SANADAがリープフロッグを連発。そしてドロップキックのフェイントから、そのまま突進してきたヒロムをオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。
ヒロムはロープにぶら下がり、逆上がりの要領で戻ろうとするが、SANADAが担ぎ上げる。ヒロムは回避し、トラースキックを繰り出す。
SANADAは蹴り足を捕らえ、ローリングエルボーへ。だが、ヒロムはカウンターのトラースキック。そして突進するも、SANADAはカウンターで担ぎ上げてTKOを炸裂。
続いてSANADAはヒロムをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。ヒロムは回避しアームホイップを見舞う。それでもSANADAはしつこくスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるが、ヒロムは首固めで切り返す。
SANADAがカウント2ではね返すと、ヒロムは突進。かわしたSANADAはオコーナーブリッジのフェイントから、スタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。
その状態でSANADAはスイングし、ヒロムを放り投げると、とどめのラウンディング・ボディプレスを狙う。だが、ヒロムはすばやく立ち上がり、コーナー上のSANADAを突き飛ばして場外に排除。機転を利かせたヒロムが一人残りで、L・I・Jに勝利をもたらした。