第7試合はタイチ&DOUKIvs鷹木信悟&BUSHI。4.29熊本での『KOPW 2023』争奪戦で戦いを繰り広げた新保持者のタイチと鷹木が、再び闘志をぶつけ合うのは間違いない。

　タイチはKOPWのベルトを携え入場。Just 5 GuysにはTAKAみちのくが帯同する。

　先発はタイチと鷹木。ロックアップで組み合うと、どちらも下がらず。続いて鷹木のショルダータックルに対し、タイチはフロントキックで反撃。
　今度は鷹木が手四つの力比べを要求。タイチは応えると見せかけてキック。そしてサーフボードストレッチで捕獲。鷹木は力で切り返し、BUSHIとスイッチ。
　BUSHIはタイチの左腕にエルボーを落とす。だが、タイチもスピンキックで反撃。スイッチしたDOUKIは、アームホイップから串刺しラリアット。さらにトペ・レベルサをお見舞い。
　続いてラ・ランツァを突き刺してカバーするが、BUSHIはカウント2ではね返す。するとBUSHIは土遁の術を狙うも、BUSHIはこらえる。
　そしてBUSHIはセカンドロープからDOUKIにティヘラをお見舞い。スイッチした鷹木は、DOUKIに串刺しのショートレンジラリアット。さらに気合いを入れてからヘッドバットを乱打。
　タイチがカットに入るも、鷹木はショルダータックル。さらにDOUKIにはボディスラムからセントーンをお見舞い。続いてブレーンバスターで叩きつけてカバーするも、DOUKIはカウント2ではね返す。
　すると鷹木は「来た！　来た！　来た！」と叫び、「オイ！　オイ！」と気合を入れ、パンピングボンバーへ。だが、DOUKIはかわし、キックからDDTで突き刺す。
　スイッチしたタイチは、鷹木の顔面にステップキックを連発。さらに串刺しアックスボンバーから、背中にサッカーボールキックを炸裂。
　タイチはバズソーキックを繰り出すが、鷹木は回避してエルボーで反撃。タイチはソバットを放つが、鷹木はバックエルボー、ナックル、ショートレンジラリアットをお見舞い。
　スイッチしたBUSHIは、タイチにミサイルキックをヒット。さらに串刺しエルボーから、DDTを狙うが、タイチは切り抜ける。しかし、BUSHIは膝への低空ドロップキックから、フィッシャーマンズスクリューを食らわす。
　カバーはDOUKIがカット。すると、鷹木がDOUKIを場外に排除し、再度「来た！　来た！　来た！」と叫ぶ。そしてL･I･Jはトレイン攻撃を狙うも、タイチは切り抜けると鷹木、BUSHIの順でアックスボンバー。
　カバーをBUSHIがカウント2ではね返すと、タイチは「来た！　来た！　来た！」と叫ぶと見せかけ、結局はやらず。そして、タイチはBUSHIにバックドロップを狙うが、BUSHIは首固めで切り返す。
　タイチが返すと、BUSHIは延髄斬りを食らわせ、コードブレイカーへ。だが、タイチがこらえると、DOUKIがBUSHI
に延髄斬り。続いてタイチがジャンピングキックをヒット。
　そしてDOUKIがコーナー最上段から、BUSHIにラ・ランツァを炸裂。続いてタイチがBUSHIを聖帝十字陵で捕獲。すかさずDOUKIは鷹木をイタリアンストレッチNo.32で捕らえてアシスト。BUSHIは逃れることができずギブアップ、Just 5 Guysに凱歌が上がった。

　試合後、鷹木はKOPWのベルトをにらんでから、タイチに言葉をかける。タイチは鷹木にベルトを見せつけてから、勝ち名乗り。そして、パンタロンを華麗に脱ぎさると、Just 5 Guysはサムアップポーズをかわしてからリングをあとに。　

タイチ「はぁ、鹿児島（4.29）終わってもまだビショビショで……。飲みすぎか？昨日は飲みすぎた。それでもこのコンディションだ。汗かいてるだけだから。鷹木はなんだって？どうするって？（※ベルトを示して）やりたいのか？いやぁ、もういいだろ。ハッキリ言って。俺も、お前も、客も、どうだろう？見たいか？

いやぁ、何回やってもいいって、普通だったら言ってやってもいいけど、アイツ（が相手）だったら次は、ほんとに命覚悟しんなきゃなんねぇな。それぐらいアイツとの闘いは、アイツとしかできない闘い、熱いもんがありすぎんだよ。そんなアイツからこれを獲れて、とっても価値のあるベルトだと俺は思ってるよ。

（ベルトの皮が）水色かもしんない。俺には似合わないかもしんないけど、IWGP世界ヘビー並みに、俺が大事にしていきたいと思ってるよ。どう？誰も（次期挑戦者に名乗りを挙げて）来ないよ、今んところ。だ～れも言わない、なんにも。怖いんだろ？俺と鷹木のあの闘い見て。『俺にはできねぇ』って、みんなビビッてんだろ？そんならそれでいいよ。ずっと俺が持っててやる。保持者だ。

（※ベルトのバックルに刻まれている歴代保持者のプレートを指して）もうずっとここ、タイチ、タイチ、タイチだ。2029年までタイチだ。2029年なった頃には、いったい自分は何歳なんのかなと、そう思うんですよ……（※自分のコメントに思わず吹き出してしまう）」

DOUKI「まぁ、そういうこったな。見ての通り、俺たちは調子いいよ。（内藤との）シングル負けたかもしんないけどよ、見ての通り、（※スペイン語で）すごい調子はいい。100％だ。万全の調子だ。（※日本語に戻って）なぁ内藤、今日は当たんねぇけどよ、もう１試合、もう１試合、６人タッグかもしんねぇけどもう１試合当たるな。楽しみにしてるよ（※と言って先に控室の方へ向かう）」

タイチ「さぁ、俺の色に染めていくよ。いろんなことやってやるから、楽しみに待っとけ。DOUKI、やるか、お前？」
DOUKI「（※遠く方から）誰もいねぇんなら……」
タイチ「マスクと髪懸るか？いや、どっちも傷つくからやめよう……」

鷹木「タイチの野郎、見せつけてくれるじゃねぇか、この野郎。そりゃそうだろうな、お前の気持ちはよ～くわかるぜ。１年越しでタイトル奪還したんだ。あのちっぽけな壊れたトロフィーが、立派なベルトになったんだ。オイ、タイチ、大事にしろよ、お前な。俺は今すぐオイ、リベンジだの、奪還だの、考えてねぇよ。だが違った形で再び、タイチの上にいってやるからな。いま俺がやらなきゃいけねぇことは、そんなことじゃねぇ。

明後日5.3福岡、ヒロムちゃんのバックアップだ。前半戦で組まれてる6人タッグ、勝利はもちろんのこと、オイ、BUSHI、内藤はどうするか知らねぇけどな、宣言しとくよ。４.29鹿児島ではヒロムちゃんが俺のセコンドに付いて、たくさん、気持ちのこもった応援してくれた。だったら俺も、男だ。しっかり福岡メイン、セコンドに付かしてもらうよ。できる限り、最大限、盛り上げてやるぜ」

※BUSHIはノーコメント