オープニングマッチでは、IWGPタッグ王座挑戦を巡り因縁勃発した毘沙門とHOUSE OF TORTUREが8人タッグ戦。
EVILと高橋裕二郎はオージー・オープンから強奪したIWGPタッグベルトを手にして登場すると、SHO&ディック東郷が阿部リングアナに「99代IWGPタッグチャンピオンチーム」とコールさせた。
すると、あとから入場した毘沙門はゴングを待たずにHOUSE OF TORTUREに襲い掛かっていく。
そして、両チームは激しい場外戦を展開すると、ここはHOUSE OF TORTUREがダーティーファイトで主導権を握り、YOSHI-HASHIをリングに戻してトレイン攻撃。
さらに、EVILがレフェリーを捕まえている隙に、東郷がスポイラーズチョーカー攻撃を狙っていくが、ここは矢野がカットに入りYOSHI-HASHIを救出。
続けて、矢野は吉野家のロゴが入ったコーナーパッドを外していくが、SHOが背後から襲撃し、矢野の背中へSHOとEVILがコーナーパッドを交互にフルスイング。
直後にYOHがコーナーパッドを奪い返すと、そのままEVIL、SHO、東郷へと次々にフルスイングし、場外へ転落したSHOへプランチャを発射。
リング上では、毘沙門が東郷に太鼓叩きをお見舞いすると、最後は激烈一閃のフェイントから消灯を炸裂させ、3分37秒という短時間で勝利をおさめた。
YOSHI-HASHI「今、タッグチャンピオンのオージー・オープンがリング上で言った3WAYマッチ、望むところだ。ただ、3WAYだろうが普通のタッグマッチだろうが、勝つのは…」
後藤「俺たちに決まってんだろ」
YOSHI-HASHI「もちろん!」
後藤「HOUSE OF TORTURE、鬱陶しいと思ってたんだよね。望むところだね(※と言って、先に控室へ)」
YOSHI-HASHI「まとめてだ! まとめて俺たちが倒してやる。次のタッグチャンピオンは俺たち毘沙門だ」
YOH「(※バックステージに現れると床に座って胡座をかいて)あぁいつまで続くのよ、この不毛な闘いって。ずっと思ってたけどさ、振り返ればあっという間だよね。でも、この長いシリーズに付き合ってやったんだって、ありがたく思えって感じ。てかさ、てか何だろうね、あのLINEスタンプ? アレさ、あんなの出されちゃってさ、いったい誰が使うんだって。誰も買わないだろう、あんなの。使い道ねえだろうって。
特にSHOくんのさ、『田舎モンが!』とか『宇和島の恥』とか、どうやって使うのよ。俺、昨日、ずっと真剣に考えてたんだよ。なんにも使い道ねえじゃん、アレって。(※ため息つきながら)ハァ、あんなLINEスタンプ出されちゃったらさ、俺、LINEやめようかなって、LINEやめたくなっちゃうよねって、今そう思ってますよ。
毘沙門もNEVER6も凄え盛り上がってるし、次はさ、次は誰だって、そう考えた時にさ、次は俺だろうって。ハァ、『SUPER Jr.』はさ、(※立ち上がって)『SUPER Jr.』は俺と一緒にさ、(※急に両手を広げて大声で)痺れようぜーーッ!」
※矢野はノーコメント
裕二郎「オォォ……オイ、オージー・オープン、ああいうことが許されるのは、俺たちHOUSE OF TORTUREだけなんだよ。毘沙門、オマエらはアウト・オブ・眼中だよ。俺たちが、HOUSE OF TORTUREがあのベルトをすぐに取り返してやる。これマジ……」
EVIL「(※バックステージに来るなり股間を押さえて、腰を落とし)オイ、クソオージー・オープン! オマエら、人の試合の後に入ってきてな、ベルトを泥棒してんじゃねえぞ! あぁクソッ……痛ぇ……。遊びじゃねえんだ、この野郎! それからよ、後藤、YOSHI-HASHI、オマエら本当につくづくだな、オイ。オマエらどうせアレだろ? オマエらが勝手に会社にあのLINEのヤツを作らせたんだろ、オイ。オマエらは“毘沙門”から“イチャモン”に改名しろ、このクソッタレが、オイ!
(※股間を押さえて苦悶の表情を浮かべつつ)あぁ……まぁいいよ。オマエらがそんなにやりてえんだったらよ、俺らが防衛戦としてオマエらをまとめて潰してやるわ。(※立ち上がって)よく覚えておけ!」
SHO「オイ、『SUPER Jr.』のメンバー見たか? 俺以外、ゴミ箱に入れるのももったいないようなカスばっかりじゃねえか。オイ、今年は全部、俺のもんにしてやるから。それからよ、高橋ヒロム、誰が“宇和島の恥”じゃ! オメエのせいだからな、あの野郎。アイツだけはゼッテー何があっても許さねえからな。そういえば同じブロックだったな。
いつどこだろうと関係ねえ。アイツは必ずボコボコにしてやる。オイ、仮によ、今日のメインで勝って、ジュニアとヘビーの二冠になってみろや。そんなもん、俺がすぐにオマエから奪ってやる、どっちにしろ。それでよ、その暁にはゴールデンタイムじゃ流せねえような拷問を与えてやる、このクソッタレ!」
※東郷はノーコメント