レスリングどんたく 2023

日時
2023年5月3日(水・祝)   16:30開場 18:00開始
会場
福岡・福岡国際センター
放送
バナーバナー
観衆
4,489人(札止め)

第8試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合

  • <第38代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※2度目の防衛戦

境界線

※フィンレーが第39代チャンピオンとなる
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 セミファイナル(第8試合)はNEVER無差別級選手権試合、王者タマ・トンガvs挑戦者デビッド・フィンレー。
 両者は4.6両国にて6人タッグ(タマ&ヒクレオ&マスター・ワトvsフィンレー&KENTA&エル・ファンタズモ)で対決。ファンタズモがワトを仕留めたあと、フィンレーはNEVERのベルトでタマを殴打。さらに不協和音が生じていたファンタズモをBULLET CLUBから追放した。
 その後、タマとフィンレーは王座戦が決定すると、激しい前哨戦を展開。『NEW JAPAN CUP 2023』準決勝(3.19群馬)でフィンレーに敗れているタマとしては、ベルトと共に『NJC』の雪辱を懸けた一戦となる。

 フィンレーは外道を引き連れ、冷酷な表情で花道を進む。タマはNEVERのベルトを携え、セコンドとして邪道を伴い入場。

 フィンレーはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。だが、タマも応戦し、パンチでなぎ倒す。さらにラリアット、バックエルボーからショルダースルーで投げ飛ばす。
 そしてタマはラリアットでフィンレーを場外に追いやると、エプロンに頭部を叩きつけていく。
 フィンレーもフェンスに投げるが、タマはフェンスを蹴りつけて回避。だが、フィンレーはタマを肩に担ぎ、相手の喉元をフェンスの上に落とす拷問攻撃。さらに体当たりをブチかわすと、タマは硬いフロアに身体を打ちつけてしまう。
 そして両者は客席通路で打撃戦を展開。フィンレーはタマを客席に投げつけ、さらに馬乗りパンチをお見舞い。
 続いてフィンレーはタマを蹴りつけ、先にリングへ。タマがカウント18でリングに戻ると、フィンレーはストンピングからチョーク攻撃。さらにブレーンバスターからカバーするが、カウントは2。
 するとフィンレーは耳に噛みつく反則攻撃。さらに顔面かきむしりでダメージを蓄積させる。
 続いてフィンレーがコーナーに投げつけると、衝撃でタマは倒れ込んでしまう。だが、カバーはニアロープ。
 フィンレーはタマの頭部を蹴りつけて挑発。さらに殴りつけていく。タマは気合いの雄叫びから突進するが、フィンレーはカウンターのエルボー。
 続いてローリングエルボーを繰り出すが、二発目をタマはエクスプロイダーで切り返す。さらにタマはラリアットを見舞い、勢い余ってフィンレーと共に場外に落下。
 タマはフィンレーをフェンスに4度にわたり叩きつける。さらにフィンレーは追加で4連発、フェンスに叩きつけてみせる。
 続いてタマはフィンレーをリングに投げ入れる。劣勢のフィンレーはタイムを要求するが、タマは怒りのパンチを乱打。
 さらにラリアットでフィンレーをなぎ倒すと、上半身のコスチュームを脱ぎ去り、串刺しボディアタックを炸裂。さらにSRCで叩きつけ、シュプリーム・フローを発射。
 だが、フィンレーは膝で迎撃。タマはのたうち回るがフィンレーも膝を押さえて悶絶。続いて両者はエルボー合戦に突入。スキをついてフィンレーはアイリッシュカースを炸裂。
 さらにフィンレーは追撃のアイリッシュカースからカバー。これはタマがカウント2でキックアウト。
 ならばとフィンレーはタマの顔面に、背後からハンマーパンチを乱打。そして後頭部にスライディングラリアットを炸裂し、カナディアンハンマーの体勢に。
 だが、タマはトンガンツイストで切り返す。そしてフロントネックロックで捕らえるが、そのままフィンレーは前進してコーナーに打ちつける。
 フィンレーはショートレンジのショルダータックルを連発。だが、タマは押し返し、フィンレーが押し戻そうとしたところをコーナーに打ちつけると、ブラディサンデーを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
 するとタマはマットを打ち鳴らし、ガンスタンの体勢に。これをフィンレーは逆さ押さえ込みで切り返し、そこから一気にINTO OBLIVIONへ。
 だが、タマは切り抜けてDSDを狙う。フィンレーは回避するが、タマは再度ガンスタンへ。これもフィンレーは逃れ、ローリングエルボーからINTO OBLIVION。
 しかし、タマも切り抜け、横入り式エビ固めの体勢からシャープシューターへ。フィンレーは抵抗するも、タマは顔面を踏みつけて強引にシャープシューターに持ち込む。フィンレーは必死にロープエスケープ。
 ここでタマはコーナーを上ろうとするが、フィンレーはダウンした状態でタマの足をつかむ。しかし、タマは払いのけると、コーナー最上段へ。
 フィンレーは妨害しようとするが、タマはヘッドバットで撃墜。しかし、フィンレーは立ち上がり、タマを場外に吹っ飛ばすと、タマはフェンスに激突。
 そしてフィンレーは場外のタマをパワーボムで捕らえ、エプロンに叩きつけるラフファイト。さらに肩に担ぎ、そのまま鉄柱に頭部から打ちつける。
 タマがカウント19でリングにギリギリ生還すると、すかさずフィンレーはカナディアン式フェイスバスターからカバー。
 タマがカウント2で必死にはね返すと、フィンレーはニーパッドをずらし、INTO OBLIVIONを狙う。タマは回避し、ガンスタンで飛びつくが、フィンレーはこの動きを読むと、タマをパワーボムで叩きつける。
 さらにフィンレーは追撃のパワーボムからカバー。タマがカウント2ではね返すと、フィンレーに張り手。
 するとフィンレーは蹴りつけ、なりふり構わず打撃の猛攻。頭部にナックルを乱打する。そしてフィンレーはまたもパワーボムで叩きつけると、タマはうめき声を上げる。ここで邪道がタオルを持ってエプロンに上がる。
 フィンレーは邪道を見やってから、さらにパワーボム。邪道はタオルを掲げるが、一瞬悩んでから首を振って場外に下り、「カモン、タマ!」と檄を飛ばす。
 するとフィンレーはINTO OBLIVIONをついに炸裂。そしてカバーするも、カウント3寸前で自らタマを引きずり起こしてニヤリ。
 そしてフィンレーはもう一度INTO OBLIVIONを決めると、またもカバーをカウント3で自ら解除。場内はブーイングに包まれる。
 フィンレーは3発目のINTO OBLIVIONで、ようやく3カウントを奪取。無慈悲なファイトで、NEVERのベルトを強奪した。

 

COMMENT

フィンレー「あれこそ勝利だ! タイトル戦での1勝を俺は達成した。お前にはできなかった。BULLET CLUBのリーダーであり、支配をしているのはこの俺だ。お前には無理だった。タマ、俺の言ったとおりだ。俺がキラーだと言うのをお前は信じていなかった。

俺に情けを請えと言ったが、お前はそうしなかった。お前のプロレスラーとしての人生は終わることになる、と俺は言った。見てみろ。フクオカでお前は大の字に伸び、その横で俺は新しいNEVER無差別級王者として立つ結果になった。どうだ?

BULLET CLUBの10周年の日に、新しい時代が来たことをわからせてやった。これからの10年がどんなものになるのかを、俺が見せてやったんだ。自らが最凶のキラーでなければ、キラーは集まらないんだからな! 

ELPについても言いたいことがある。どうして突然、必死になっているんだ? あのおふざけキャラはどこへ行った? 俺のせいで必死になっているのか、ELP? 俺がお前に目標を与えたのか? 俺がお前のケツに火をつけたのか? 俺に感謝するんだな。この“THE REBEL”に感謝しろ。俺とやりたいのなら、タマ・トンガと同じ目を見るぞ。俺がこのベルトを獲るためにしたことを見ただろう?保持するために俺が何をするか、よく考えるんだな!」 
 


 
※試合後、タンカに乗せられたタマ・トンガはグッタリした様子で横になっている。動かないタマが心配そうな邪道は、スタッフに「救急車を呼べ!」と指示を出す。
 
 

ELP「フーッ!いい気分ではないな。よし、俺がどこに行っていたと思う? フィンレー、お前は正しかった。ゲドー、お前も正しかった。BULLET CLUBにTHE HEADBANGAは必要なかった。BULLET CLUBに必要なのはTHE REBELだったんだ。BULLET CLUBのバカどもにはピッタリだ。それを理解するのに少し時間がかかったが、今は理解している。

THE HEADBANGAを必要とするのは誰か? ニュージャパンのファンたちだ。ニュージャパンのファンたちなんだよ! コロナ禍で声出し応援や飲酒のできない中、100ドルを払い、このバカげた興行に来て、支えてくれた人々だ。それは、2週間ホテルに缶詰めになり、歓声のない中でレスリングをするよりも難しいことだ。お前は、3時間ぶっ続けで手を叩いたことはないだろう。ないに決まっている。お前はクソ野郎だからな。

そして、ニュージャパンのファンはTHE HEADBANGAを応援したいと思っている。1日中、声援を送ることだってできるさ。なぜなら俺は彼らの味方だからな。そして最初に彼らに見せるものとして、ELPがBULLET CLUBを1人ずつ潰していく!

まず最初はお前だ、フィンレー。『DOMINION』! 『DOMINION』で俺と闘え!今の俺の望みは『DOMINION』での対戦だ!(※カメラマンに対して)ごめん、行儀が悪かったな。頭に血が上っているんだ! とにかくフィンレー、お前と闘いたい。そのことしか考えられない。NEVER無差別級王座をかけるかどうかは関係ない! 

オーサカでELPvsデビッド・フィンレー戦、俺の2番目の故郷だ! 俺はオーサカが大好きだ! オーサカジョーホールの『DOMINION』から、BULLET CLUBの崩壊が始まるぞ。お前からだ、フィンレー。KENTA! イシモリ……お前たちは今は待っていろ。次はお前らの番だ。お前たちのところへ行く。どこにいようと関係ない。気をつけた方がいいぞ、クソ野郎ども。THE HEADBANGAがBULLET CLUBを終わらせにくるんだからな(※TOO SWEETの手のひらを返したポーズをカメラに向ける)」

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