第8試合はAブロック公式戦、TJP(1勝1敗)vsマイク・ベイリー(2勝敗)。海外で名を馳せる両雄が、目まぐるしい技術の応酬を繰り広げるのは必至だ。
開始のゴング、ロックアップからTJPは腕を捕らえてコントロール。ベイリーも腕を取り返すが、TJPは巧みな動きからコークスクリューヘッドシザーズ。
するとベイリーは蹴りつけ、ヘッドシザーズで切り返す。TJPは三点倒立から切り抜けると、弓矢固めを決める。
ベイリーは脱出し、キックを狙うも、寸止めから足でTJPの頭を撫でて「バカ」と挑発。これにTJPは不敵な笑みを浮かべる。
今度は手四つの体勢から、TJPが足を捕らえる。そして軸足に蹴りを繰り出すが、ベイリーはジャンプでかわす。ならばとTJPはショルダータックルでなぎ倒すも、ベイリーはスクっと起き上がり、マシンガンキックから延髄斬りをお見舞い。
続いてベイリーはフロントキックを狙うが、TJPはかわし、ベイリーを場外に引きずり込む。そして三角飛びのドロップキックを狙うも、切り抜けたベイリーは逆にキックをお見舞い。
ベイリーはTJPをリングに戻し、逆水平チョップをお見舞い。さらにハンマースルー。TJPはエプロンに出ると、突進してきたベイリーをロープ越しのフロントネックロックで捕獲。
続いてTJPはボディスラムからセントーン・アトミコを突き刺してカバー。これはカウント2。
するとTJPはベイリーをコーナーに追い詰め、顔面ウォッシュを敢行。さらに串刺し攻撃を狙うも、ベイリーは切り抜け、ミサイルキックをヒット。
そしてベイリーはソバット、カカト落とし、ミドルキック。さらにその場飛びシューティングスタープレスを決めるが、これはカウント2。
ならばとベイリーはバズソーキックへ。TJPは蹴り足を捕らえるが、ベイリーはエルボーを連発。しかし、TJPはローリングソバットで反撃。
すると、ベイリーはバク転からキックで飛びつくが、TJPは回避。そしてエプロンのベイリーの足を踏みつけると、スライディングキックへ。ベイリーはかわすと、場外のTJPに高さのあるラ・ケブラーダを炸裂。
ベイリーはTJPをリングに戻し、竜巻旋風脚へ。これはTJPが切り抜けるが、ベイリーはキックを叩き込み、一気にアルティマウエポンへ。しかし、TJPは足を捕らえ、ピノイストレッチで捕獲。ベイリーは必死にロープに手をかける。
ならばとTJPはベイリーにアームブリーカーを連発。ベイリーもキックで対抗するが、TJPはかわしてトラースキック。しかし、ベイリーは意地のサイドキック。
追撃のキックを切り抜けたTJPは、変形のバックドロップを炸裂。そして肩に担ぐも、ベイリーは脱出し、サッカーボールキックをお見舞い。そしてムーンサルトダブルニーを狙うも、TJPは回避。
続いて丸め込みの応酬から、TJPは回転エビ固めを仕掛けるも、こらえたベイリーはムーンサルトダブルニーを突き刺す。
そしてベイリーはTJPをコーナー最上段に設置し、フラミンゴドライバーを狙う。切り抜けたTJPは丸め込みへ。だが、カウントは2。
そしてTJPはベイリーの突進をかわし、トルネードDDTを炸裂。続いてスワンダイブDDTでベイリーを突き刺してカバーするが、ベイリーはカウント3寸前でキックアウト。
ならばとTJPはコーナー最上段へ。だが、ベイリーは動きをキックで止め、雪崩式攻撃を狙う。これをTJPは撃墜すると、マンバスプラッシュを発射。
だが、ベイリーはかわして竜巻旋風脚をヒット。続いてフラミンゴドライバーを炸裂し、TJPを撃破。開幕3連勝を飾った。
試合後、ベイリーが握手を求めると、TJPも応えた。