第2試合はAブロック公式戦、田口隆祐（0勝3敗）vs ティタン（2勝1敗）。じつはメキシコ修行経験を持つ田口が、万能型ルチャドールとどのような試合を見せるのか？　田口は開幕3連敗を喫しているだけに、ここでベテランの意地を見せたいところだ。

　開始のゴング、ロックアップから田口がリストを取るも、ティタンはアームホイップ。
　続くロープワークの攻防では、田口がティタンを延々と走らせる。しかし、逆にティタンが体勢を入れ替え、田口を走らせる展開に。最終的に田口はタイムを要求。
　スキをついて田口は襲いかかるも、ティタンはドロップキックで場外に追いやると、空中技のフェイントから場外に着地。
　すると、田口がすばやくリングに戻り、三角飛びプランチャをお見舞い。
　田口はティタンをリングに戻し、ミサイルヒップをヒット。カバーはカウント2。
　すると田口はティタンをレッグロックで捕獲。そして腕も捕らえてジャベを披露。これはティタンがロープに逃れる。
　ティタンはソバットで反撃。だが、田口はエルボーで鎮圧する。
　続く田口のラリアットを、ティタンはマトリックスディフェンス。さらにゼロ戦キックをお見舞い。
　そしてティタンはスワンダイブのダイビングクロスボディを田口に浴びせ、追撃のドロップキックで場外に追いやると、トペ・スイシーダを炸裂。
　ティタンは田口をリングに戻すと、ジャベ・インモルタルを狙う。しかし、田口は回避し、オーマイアンドガーアンクルへ。これはティタンがロープエスケープ。
　ティタンは打撃のコンビネーションで反撃。だが、田口も打撃のコンビネーションで対抗。
　そして田口はロープに走るも、ティタンはトラースキック。すると田口もカウンターのドロップキックで反撃。
　ならばとティタンはウラカン・ラナを狙うが、田口はオーマイアンドガーアンクルで切り返す。
　続いて田口はどどんスズスロウンを炸裂しカバー。しかし、カウントは2。すると田口は鹿殺しを狙うが、ティタンは回避。
　そしてティタンは打撃のコンビネーションでダウンを奪うと、コーナー最上段からダイビングフットスタンプへ。
　田口はこれをかわし、ケツイェを炸裂。だが、カバーはティタンがカウント2でキックアウト。
　すると田口は気合いの雄叫びから、どどんを狙う。ティタンはこらえると、トルネードDDTで田口を突き刺してカバー。
　田口がカウント2ではね返すと、ティタンは今度こそジャベ・インモルタルで捕獲。田口は即座にタップアウト、ティタンが3勝目をつかんだ。田口は悪夢の開幕4連敗に。

ティタン「見たか！リスペクトするタグチを相手に、さらに1勝だ！何年も前から、彼のリングでの姿を見てきた。賞賛に値する素晴らしい姿だ。力強く、彼のルチャのスタイルは大好きだった。今夜、こうして闘えたことを誇りに思う。

さらに、リングで勝利を得られたのはとても誇らしいよ。これからも闘い続ける気力が満ちてきたぞ。さらに素晴らしいファイトを見せるよ。『BEST OF THE SUPER Jr. 30』！この先も、闘い続ける準備はできている。神よ！神の導きに感謝！不死鳥ティタン。さらに前進だ！ここに降臨！」

田口「（※首のあたりを押さえながら現われて、片ヒザをつき）クソーッ！4敗は……4敗か……。あと一歩だった、あと一歩……。クソーッ、何連勝だ、あと？（※立ち上がりながら）5連勝……5連勝で6、7連勝で優勝……。（※引き上げながら）優勝目指すぞ」