第6試合はBブロック公式戦、金丸義信（2勝2敗）vs ロビー・イーグルス（3勝1敗）。共に脚攻めを得意とする両者。今年、金丸がJust 5 Guys、イーグルスがTMDKと立ち位置を変えた二人が、つばぜり合いを繰り広げる。

　イーグルスはセコンドとして藤田晃生を帯同。

　金丸はゴングを待たずに奇襲攻撃。ストンピングの連発からハンマースルーを仕掛ける。だが、イーグルスはティヘラで場外に追いやり、フェイントからのトペ・スイシーダを繰り出す。だが、金丸は藤田晃生を盾にする。
　そして金丸はイーグルスを鉄柱に打ちつけると、ニークラッシャーから、今度は膝を鉄柱の餌食にするラフファイト。
　イーグルスがカウント14でリングに戻ると、金丸はさらなる膝攻めを開始。低空ドロップキックから、膝をマットに打ちつける、
　さらに金丸は膝を蹴りつけ、変形の膝固めへ。イーグルスは何とかロープに手をかけてエスケープ。
　すると金丸は挑発するように足にストンピングを浴びせ、引きずり起こすとニークラッシャーを炸裂。
　続いて金丸は膝を蹴りつけ、串刺しフロントキックをお見舞い。イーグルスはローキックで反撃するが、金丸は膝へのキックで動きを止める。
　劣勢のイーグルスは、スキをついて金丸に膝裏へキックを決め、さらに後頭部にスライディングラリアットをお見舞い。
　そしてイーグルスはキックの連発からレッグラリアットを炸裂。続いてイーグルスは串刺しダブルニーを突き刺し、さらに足への619から顔面にダブルニーをヒット。だが、自身も足を痛めてしまう。
　イーグルスはカバーするが、金丸はカウント2ではね返す。ならばとイーグルスはアサイDDTを狙う。だが、金丸は膝裏を蹴りつけて回避。
　続く金丸のニークラッシャーを、イーグルスは丸め込みで切り返す。金丸がカウント2ではね返すと、イーグルスは金丸の蹴り足を捕らえ、ターボバックパックを炸裂。
　しかし、金丸はサムソンクラッチで丸め込む。イーグルスが返すと、すかさず金丸は4の字固めで捕獲。イーグルスは必死にロープに手をかける。
　続いて金丸はニークラッシャーを狙うも、イーグルスはこらえる。すると金丸は膝を蹴りつけてブレーンバスターを狙う。
　イーグルスは着地するが、続く串刺し攻撃は金丸がショルダースルーでエプロンに追いやる。さらにイーグルスの膝を蹴りつける。イーグルスはエプロンからのキックで反撃すると、スワンダイブのミサイルキックを膝にヒット。
　そしてイーグルスはロン・ミラー・スペシャルを狙うが、金丸は回避。ならばとイーグルスはTriggerを繰り出すが、金丸は両腕でブロック。
　続いて金丸は旋回式DDTへ。だが、イーグルスは空中で捕らえ、ターボバックパックを炸裂。カバーを金丸がカウント2ではね返すと、イーグルスは一気にTriggerを発射。この一撃で難敵・金丸を撃破した。

　
ロビー「（※藤田選手に肩を貸してもらいながら引き揚げてきて、コメントスペースにたどり着くと座り込む）今日で折り返し地点だ。セミファイナル（準決勝）まで行くとしたらな。そこに行くまでに10試合。ファイナル（決勝戦）までだと11試合。俺はそこまでを考えている。半分が過ぎたところだ。そして今の俺の状況は、鎖骨と脚を痛めている。明日、アシタ、お前が必要かもしれない。（痛めた足を指さしながら）ビッグ・ダメージだ。お願いだ。それと、謝らなければいけないことがある。（トペの誤爆）ゴメンナサイ。大丈夫？」
藤田「（※苦い顔をしながら）ウーン……」
　

　
ロビー「まずますってか？ お前はまだ若いから、ダメージも大丈夫だろう。俺は15年のキャリアがある。すまんな。ゴメン。OK。次はイワテだったか？」
藤田「岩手」
　

　
ロビー「次のイワテ、マスター・ワト。また別の俺の永遠のライバルだ。熱い炎を燃やして、いつものようにかかってこいよ。なぜなら……俺は今、座ってるだけだ。（※立ち上がって）ザ・マイティ・ドント・ニール（TMDK＝強者はひざまずかない）だ！」
　
　

　
金丸「（※左こめかみあたりをアイシングしながら）クーッ……（※と苦痛をこらえるような声を発して、そのまま控室へ）