第5試合はAブロック公式戦、石森太二(4勝1敗)vsSHO(1勝4敗)。BULLET CLUB同門対決となるが、SHOはお構いなしで無法ファイトを仕掛けるのか?
SHOにはEVILがセコンドとして帯同。共にBULLET CLUBのTシャツを着用している。SHOはロープを開けて、石森をリングに招き入れる。
開始のゴングが鳴ると、SHOはマイクを持つ。
■SHOのマイクアピール
「石森さん、いま何勝何敗ですか? 4勝! 俺、1勝しかしてないんですよ。しかもその相手、全敗中の田口(場内笑)。だからさ、2点、ください……とまでは言わないんで、せめて引き分けで1点ずつわけませんか?(場内拍手&どよめき)。
それに、こんな田舎の岩手の盛岡なんかで(場内ブーイング、俺たちがわざわざ試合するまでもないじゃないですか! こんな岩手のクソ田舎、ド田舎! 岩手なんかにいたくない、帰りたいわ!」
すると場内は盛岡出身のミラノコレクションA.T.氏主導で「帰れ」コールが発生。ひるまずSHOは「クソド田舎! 帰ってやるわ! 試合なんかせんわ! ということで、両者リングアウトで1点ずつ入れといてください!」とマイク。そして石森にマイクを渡す。石
森は「ということで、今日はここまでだ!」と応じ、SHOと共にリングを下りる。場内はブーイングが発生。
場外カウントがスタートすると、EVILがSHOと石森の手を上げる。ここで、SHOは石森を裏切りリングにダッシュ。石森も慌ててリングに戻ろうとするが、EVILが手をつかんで阻止。石森はカウント19でリングにギリギリ生還。そして石森はEVILに抗議する。
すると、SHOが場外に下り、EVILに対して「ちゃんと持っとけ!」と胸を突き飛ばす。EVILも「誰に文句言ってんだ!」と応戦。するとSHOは「役立たずが! 使えねえんだよ!」とTシャツを投げつける。
そしてSHOがリングに戻ると、石森が左腕攻めを開始。コブラクラッチで捕らえ、さらにハンマーロックからのバッククラッカーを見舞いカバー。これはカウント2。
すると石森はショルダーバスターを狙うが、SHOは切り抜けて顔面かきむしり。そしてロープに走るも、なんとEVILが場外から足を引っ張って妨害。そしてEVILは石森とToo Sweetサインをかわす。
石森はSHOにショルダーバスターを決めると、ラ・ミスティカ式Bone Lockへ。そしてブラディークロスを狙うも、SHOは指折り攻撃。
石森はサミングで切り抜けラリアットを放つも、SHOはかわしてバックに回ると、持ち上げてから腕ひしぎ逆十字へ。そしてスネークバイトに移行。
するとEVILがタオルを投げ、SHOはガッツポーズ。レフェリーはあっけにとられ、石森はEVILに抗議。すかさずSHOは石森を背後から横入り式エビ固めで押さえ込み、3カウントを強奪。H.O.Tが見事な作戦勝ちを収めた。