第6試合はAブロック公式戦、エル・デスペラード（3勝2敗）vsクラーク・コナーズ（3勝2敗）。共に白星を先行させている両者。ここでさらに勝利を収め、後半戦に勢いをつけたいところだ。

　コナーズにはセコンドとして外道が帯同。

　開始と同時に両者はショルダータックル。そして激しいエルボー合戦に突入。続いてデスペラードはロープに走るが、コナーズはジープ・フリップを炸裂。
　さらにコナーズはジャーマンで叩きつけ、気合いの咆哮。そしてデスペラードを場外に放り投げ、パンチを浴びせる。デスペラードもチョップで応戦するが、コナーズは強烈な逆水平チョップ。
　さらにコナーズはハンマースルーでデスペラードを観客席に放り投げる。デスペラードもチョップで応戦するが、コナーズはパンチで鎮圧し、ブレーンバスターで場外マットに叩きつける。
　そしてコナーズはデスペラードをリングに投げ入れ、スピアーへ。だが、デスペラードはカウンターのスパインバスターで切り返す。
　さらにバックドロップで打ちつけてから、コナーズを場外に連れ出し、チョップをお見舞い。コナーズがイスに座り込むと、デスペラードは逆水平チョップを連発。
　コナーズも逆水平チョップで反撃するが、デスペラードは逆水平チョップで応戦し、両者は会場を練り歩きながら打撃戦を繰り広げる。
　そしてデスペラードは観客席にコナーズを豪快に放り投げて、ガッツポーズを決める。怒ったコナーズは逆水平チョップで反撃。
　しかし、デスペラードはエルボーから、さっきのお返しとばかりに場外マットにブレーンバスターを炸裂。そしてリングに戻る。コナーズはカウント19でリングにギリギリ生還。
　するとデスペラードは変形のバックフリップからカバー。コナーズがカウント1で跳ね返すと、デスペラードはギターラ・デ・アンヘルを炸裂。
　さらに追撃のギターラ・デ・アンヘルからカバーするも、コナーズはカウント1で意地のキックアウト。
　するとデスペラードはコナーズを場外に投げる。ここでコナーズはイスを振り上げるが、デスペラードはロコ・モノを炸裂。
　そしてデスペラードは逆にイスを手にする。すると外道がコナーズにイスを手渡す。ここから両者はイスチャンバラを開始。競り勝ったコナーズは、デスペラードをイスで滅多打ちにする。
　続いてコナーズはイスを用いてデスペラードにキャメルクラッチ。レフェリーが止めに入ると、コナーズはデスペラードを引きずり起こし、鉄柱に打ちつける。
　そしてコナーズはイスを何脚も重ね、その上目掛けてデスペラードをブレーンバスターで打ちつける。コナーズはリングに戻ると、場外カウントを促す。デスペラードはカウント19でリングに何とか生還。
　すかさずコナーズはデスペラードをパワースラムで叩きつけ、スピアーを炸裂。そして雄叫びを上げ、とどめのNo Chaserを狙う。だが、デスペラードは一瞬のスキをついてエル・エス・クレロで丸め込み、3カウントを奪取した。

　
デスペラード「ハァァ……なんだ腹決まってんじゃん。できんじゃん。最初からやれよ、オマエ。昔からよ。なんだBULLET CLUBに入んねえとそんなこともできねえのか？ どこにいたってよ、俺らは好きなことをずっとやってるぜ。『評価されなかった』？ 『もっと評価されるべきところに行く』？ 『俺はもっと評価されるべきだ』？」
　

　
デスペラード「んなものはな、負け犬の遠吠えっつうんだよ。評価されねえんだったら、評価されるまで頑張れよ。それともオマエ何か？ 人の評価ばっか気にしてんのか？ だからそんななってんだよ、オメエはよ。喧嘩売る相手間違えたな、坊主！ （※引き上げながら）アァァ痛ぇ！ ハァァ痛ぇよ！ 楽しい！」
　
　

　
外道「OK、クラーク？」
クラーク「（※頭を抱えながら）クソッ！ クソッ！」
　

　
外道「デスペラード、オイ！ やってくれたな、この野郎、オイ！ このことはゼッテーに忘れねえからな、この野郎、オイ！ 覚悟しとけ、テメエ、この野郎！ （※英語で）なあ？」
クラーク「ファーッ○！」
外道「（※英語で）借りを、借りを返すぞ！」