第2試合はAブロック公式戦、田口隆祐（0勝6敗）vsDOUKI（2勝4敗）。田口はコミカル返上の正攻法で強さを見せつつも、星取りはまさかの6連敗。ここでベテランの意地を発揮するか？　DOUKIとしてはここで星と落とせば負け越しが決定するだけに、負けられない戦いとなる。

　開始のゴング、ロックアップから田口はアームホイップ。さらに田口は追撃のアームホイップをお見舞い。そしてロープワークの攻防でも、セカンドロープを利用したアームホイップを見舞う。
　さらに田口はドロップキックでDOUKIを場外に落とし、プランチャを狙う。これを切り抜けたDOUKIはリングに戻り、空中技へ。
　田口も回避するが、DOUKIはエプロンを利用した倒立式DDTをお見舞い。DOUKIは田口をリングに戻して追撃のDDT。続いてDOUKIはチンロックで捕獲。田口は足をロープにかけてエスケープ。
　田口はボディパンチで反撃。しかし、DOUKIは顔面かきむしりからネックブリーカードロップを狙う。
　田口は横入り式エビ固めで切り返す。これをDOUKIが返すと、田口は側転からのヒップアタックをお見舞い。続いて場外に落ちたDOUKIに、三角飛びプランチャを食らわす。
　田口はDOUKIをリングに戻してミサイルヒップ。DOUKIがカバーをカウント2ではね返すと、すかさず田口はオーマイアンドガーアンクル。これはDOUKIがロープエスケープ。
　すると田口はニークラッシャーを食らわせ、オヤァイポーズからケツイェ。だが、かわしたDOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕獲。
　続いてDOUKIはデイブレイクを狙うも、田口はかわしてオーマイアンドガーアンクルで捕らえる。そしてどどんを狙うも、DOUKIは切り抜けて丸め込みの応酬に。
　スキをついて田口はオーマイアンドガーアンクルへ。だが、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32で切り返す。
　田口は立ち上がって切り抜けると、オーマイアンドガーアンクルへ。そしてどどんを狙うが、DOUKIは回避して土遁の術をお見舞い。カバーは田口が何とかカウント2ではね返す。
　すると間髪入れず、DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを炸裂。田口は返すことができず7連敗に。

DOUKI「オシッ！（※と言って、床に座り込む）。4年経って、やっと1勝だよ。シングルでもタッグでも、俺はよ、確か1回も田口から勝ってねえんだよ。4年経って、ようやく1勝だ。しかもよ、4年前の強え強え強え田口で来てくれた。その田口にしっかりと1勝よ。この1勝はよ、俺にとって凄く……ハハハ……嬉しいよ。

まぁたかが1勝かもしんない。まだ田口を超えたなんて、そんなふうには思ってねえよ。でもよ、俺にとっては嬉しい1勝だ。（※立ち上がって）ヨシ、俺はまだ決勝に行く可能性はあるのか？あるんだな。OK、OK！　OK！　次の相手、次の相手は誰だ、オイ！」

──ティタン選手です。

DOUKI「ティタン。（※スペイン語で）次のルチャはティタンだな。不死鳥ティタンは、CMLLのスーパースターだよな。オマエら、知ってるだろう。俺は、クソッたれCMLLが大嫌いなんだよ。クズ野郎ども！CMLLのスーパースター、ティタンと再戦できるなんてハッピーだよ。明後日、会おうぜ！」

田口「（※コメントスペースに現れると、首を押さえながら座り込み）アァ……強え……。クソッ！4年前、4年前だって、『SUPER Jr.』で青森でメインでDOUKI選手とやったのって。

4年で、4年で追い越されました。4年で追い越された。俺の……俺の退化が止まらねえーッ！」