メイン(第8試合)はAブロック公式戦、高橋ヒロム(6勝2敗)vsティタン(5勝3敗)。L・I・J同門対決が、Aブロック公式戦のラストを飾ることに。両者は2013年の『BOSJ』公式戦で対峙し、そのときはティタンが当時若手のヒロムに勝利。その後、17年の『CMLL FANTASTICA MANIA』でも一騎打ちを行ない、ここではヒロムが勝利をスコア。
今回、セミでベイリーがラッシュに勝利したのを受けて、このヒロムvsティタンの勝者がAブロック2位で決勝トーナメント進出となるが、果たして結末は?
ゴング前、内藤哲也が入場し、放送席にゲスト解説として着席。
ヒロムはIWGPジュニアヘビーのベルト、そして「BOSJ30攻略本」を手に花道を進む。ティタンのページには「プロレス界一性格の良い男」と書かれている。その攻略本を、ヒロムは放送席の内藤に渡すが、内藤は落としてしまう。ヒロムが抗議すると内藤は拾い上げ、それをティタンが覗き込む。すると、ヒロムはリングに上がるように促す。
ゴング前、両者はグータッチをかわす。開始のゴング、まずはロックアップからリストの取り合いに。ヒロムはグラウンドに持ち込んでヘッドロック。
ティタンは切り抜けて腕を捕らえるも、ヒロムは回避。ここからカバーの応酬を経て、両者は一旦離れる。
両者は握手をかわしてからチョップ合戦に突入。ティタンはソバット、さらに串刺し攻撃を狙う。逆にヒロムはコーナーに振り返すが、ティタンは串刺し攻撃を切り抜けると、ヒロムの手を捕獲。そしてティタンはトップロープに飛び乗ってティヘラをお見舞い。
続いてティタンは突進するも、ヒロムはエプロンに追いやると、ロープに走る。
するとティタンはうまくヒロムを場外に追い出し、ラ・ケブラーダを狙う。だが、ヒロムはティタンをパワーボムの体勢で捕らえ、エプロンに打ちつける。
そしてヒロムはティタンをリングに戻してカバー。ティタンが返すと、ヒロムは串刺しヒロムちゃんボンバーから低空ドロップキック。さらに首4の字を決める。
ティタンがロープに逃れると、ヒロムは技の読み合いからブレーンバスター。カバーをヒロムがカウント2ではね返すと、ティタンはエルボーを連発。
しかし、ヒロムは逆水平チョップからロープへ。だが、ティタンはヒロムちゃんボンバーをマトリックスディフェンスで切り抜け、ゼロ戦キックをお見舞い。
さらにティタンはスワンダイブのフライングクロスボディ、そしてドロップキックで場外に落とすと、トペ・スイシーダを炸裂。
ティタンはストンピングを浴びせ、ヒロムをリングに戻し、ジャベで足を痛めつける。ヒロムは何とかロープエスケープ。
ここから両者はエルボーの応酬に。ティタンは打撃のコンビネーションからロープへ。しかし、ヒロムは追走式エルボー。
ティタンはトルネードDDTで反撃しようとするが、ヒロムは空中で捕らえ、ファルコンアローを炸裂。続いてヒロムはターンバックル・デスバレーボムを決める。
すると、ティタンはヒロムを肩に担いでエプロンに追いやる。さらにオーバーヘッドキックでヒロムを場外に落とし、トップロープ越えのトペ・コンヒーロを炸裂。
ティタンはヒロムをリングに戻すとスワンダイブのダイビングフットスタンプへ。しかし、ヒロムは切り抜け、ダイナマイト・プランジャーを食らわす。だが、カバーはティタンがカウント2ではね返す。
続いてヒロムはティタンを肩に担ぐ。ティタンが切り抜けると、ヒロムはブレーンバスターで持ち上げる。しかし、ティタンは回避し、トルネードDDTを炸裂。
そしてティタンはジャベ・インモルタルを狙うも、ヒロムは必死にディフェンスし、ロープに手をかける。
ならばとティタンはスワンダイブ攻撃を狙いロープに飛び乗るが、ヒロムは肩に担いでTIME BOMB1.5をお見舞い。しかし、これもカウントは2。
するとヒロムはヒロムちゃんボンバーからTIME BOMB IIを狙う。ティタンは切り抜け、ジャベ・インモルタルへ。だが、ヒロムは首固めで切り返す。
ティタンは跳ね除けると、カウンターのトラースキックを突き刺す。そしてティタンは串刺しラリアットから、コーナー最上段に上り、ダイビングフットスタンプを炸裂。ヒロムは腹を押さえて悶絶。
続いてティタンは雄叫びを上げ、ジャベ・インモルタルで捕獲。するとヒロムは逃れることができず無念のタップアウト。ティタンが劇的勝利を収めた。
これでAブロックはベイリーが1位通過。続いてラッシュ、ヒロム、ティタンが2位タイで並ぶも、ティタンが直接対決でほかの二人に勝利しているため、準決勝進出が決定した。