セミ(第7試合)はAブロック公式戦、リオ・ラッシュ(6勝2敗)vsマイク・ベイリー(6勝2敗)。共に『BOSJ』初出場ながら順調に勝ち星を重ね、現在は首位タイ同士。決勝トーナメント進出に向け、どちらにとっても負けられない戦いとなる。
開始のゴングが鳴ると、ベイリーが握手の手を伸ばし、ラッシュも応える。そして言葉をかわすと、ファイティングポーズを見せる。
ラッシュはすばやいロープワークから、ベイリーの鋭いキックを何度もかわす。だが、ベイリーはアームホイップからバミューダトライアングルの体勢に。
すかさずラッシュはエプロンに上がり、ベイリーとにらみ合う。ベイリーは打撃を繰り出すが、ラッシュはうまく回避してリングに戻ると、さらに場外へ。
ベイリーは追いかけるが、ラッシュは翻弄し、ラ・ケブラーダを炸裂。
戦場がリングに戻ると、ベイリーは打撃のコンビネーション。ラッシュは切り抜けるが、技の読み合いからベイリーがキックでなぎ倒す。
続いてベイリーはラッシュの左腕を痛めつけ、キックでもう一度ダウンを奪ってカバー。ラッシュがカウント2ではね返すと、すかさずダブルニーをお見舞い。
さらにベイリーは逆水平チョップを浴びせ、串刺し攻撃を狙う。ラッシュは切り抜けるも、ベイリーは追撃の逆水平チョップ。
そしてベイリーはソバット、カカト落とし、ミドルキックでダウンを奪い、その場飛びシューティングスタープレスを炸裂。
さらにベイリーはローキックの連発でダメージを与え、バズソーキックへ。ラッシュはかわすが、ベイリーはマシンガンキックから延髄斬り。
だが、バズソーキックを切り抜けたラッシュは、キーウィークラッシャーのように叩きつける。ベイリーが場外に出ると、ラッシュはトペ・スイシーダをお見舞い。さらに追撃のトペ・スイシーダを、フェイントを交えて二発食らわす。
ラッシュはベイリーをリングに戻し、コーナー最上段へ。ベイリーは雪崩式攻撃を狙うも、ラッシュは切り抜け反対側のコーナーへ。
ベイリーは追いかけるが、ラッシュは翻弄し、ラリアットへ。だが、ベイリーはかわしてハイキックでラッシュを場外に落とすと、スワンダイブのキリモミ式ムーンサルトアタック。
ベイリーはラッシュをリングに戻し、ブレーンバスターの体勢でロープに固定してコーナー最上段からダブルニーを炸裂。
続いてベイリーはフラミンゴドライバーを狙うが、ラッシュは丸め込みで切り返す。ベイリーは跳ね返すと腕ひしぎ逆十字へ。
ラッシュは押さえ込むも、ベイリーは回避し、ムーンサルトダブルニー。そしてベイリーはすかさず腕ひしぎ逆十字を決めるが、ラッシュは何とかロープエスケープ。
ならばとベイリーは強烈なキックでダウンを奪い、さらに追撃のキックを連発。そしてムーンサルトダブルニーを繰り出すが、ギリギリでラッシュはかわす。
ここから両者はエルボーの応酬。続いてラッシュはスピンキックを繰り出すも、ベイリーはかわしてカカト落とし。だが、ラッシュは意地のラリアットでダウンを奪う。
それでもベイリーはキックのコンビネーション。ラッシュも意地のスピンキックをヒットし、ここでダブルダウンに。
ラッシュは起き上がって突進。しかし、ベイリーはキックで食い止め、サイドキックを炸裂。続く竜巻旋風脚は、ラッシュがカウンターのスピアーを食らわす。
ここで両者は対角の場外に下り、相手目掛けてリングサイドを走って突進。ラッシュはベイリーの飛び蹴りをかわし、スパニッシュ・フライを炸裂する。
そしてラッシュはベイリーをコーナー最上段まで引き上げると、雪崩式スパニッシュ・フライを敢行。しかし、ベイリーは必死にカウント2ではね返す。
ならばとラッシュはトラースキックを突き刺し、コーナー最上段からファイナルアワーへ。これをベイリーは足で食い止めて丸め込みへ。
ラッシュは跳ね返して突進するが、ベイリーはキックでしのぎ、アルティマウエポンを発射。だが、ラッシュはかわし、ここから丸め込みの応酬に。
続いてラッシュはスピンキックを決めると、ラッシュアワーを炸裂し、再度ファイナルアワーへ。だが、ベイリーは寸前でかわす。
そしてベイリーは竜巻旋風脚を決め、再度フラミンゴドライバーの体勢に。ラッシュは抵抗するが、ベイリーがついに突き刺して執念の3カウントを奪取。ベイリーがAブロック1位で決勝トーナメントへの勝ち抜けを決めた。ラッシュはこれで脱落が決定に。