試合後、大の字のヒロムにL・I・Jのメンバーが駆け寄る。そしてSANADAは勝ち名乗りを受けると、世界ヘビーのベルトを腰に巻く。ヒロムが内藤と鷹木の肩を借りて退場すると、場内は大きな拍手を送る。
そして、SANADAがマイクを握る。
■SANADAのマイクアピール
「福岡のみなさん、じつは11年前、ヒロムさんと1回、シングルマッチしてました。で、今日、こうやって新日本のリングで、メインでIWGP懸けれて、すごくうれしかったです(場内拍手)。ヒロムさん、またお互い成長して、シングルマッチ、やろうぜ(場内拍手)。
あと一つ、みなさんにお願いがあります。SANADAコールじゃなく、今日は“サナやん”コール、してもらえますか?(場内拍手&『サナやん』コール)。
ギフト、やりますか?(場内拍手&歓声)。(暗転し、スマホのライトで包まれると)今日の福岡、ソールドアウト、完売でした。ありがとうございました!(場内拍手&歓声)。
次、福岡に帰ってくるときは、Just 5 Guysがもっと成長して、帰ってきたいと思います(場内拍手&歓声)。
最後に一つだけ言わせてください(場内拍手&どよめき)。控えめに言って、日本で一番、ここ福岡が……、好いとうよ(場内拍手&歓声)。オイ! 福岡!! シー・ユー・ネクストタイム!!!!」
タイチと金丸に肩車されたSANADAは、場内の歓声に応える。すると、突如場内が暗転。そして場内ビジョンに、これまでも流れていた謎のVTRが映し出される。
そしてフードを被った男が入場ゲートに姿を現し、花道を進む。フードを取ると、なんと海外修業中だった辻陽太の姿。
辻は不敵な笑みを浮かべ、リングに上がると、次々とJust 5 Guysを蹴散らす。そして雄叫びを上げてから、SANADAを豪快なスピアーでKO。
続いて世界ヘビーのベルトを手にすると、高々と掲げてSANADAを踏み潰し、次期挑戦をアピール。
さらに大の字のSANADAの上にベルトを置くと、L・I・Jのように胸を2回叩いてから拳を突き上げてから、リングをあとに。
SANADAは仲間たちに抱えられるように退場した。