第6試合ではNEVER無差別級王座戦として、エル・ファンタズモが王者デビッド・フィンレーに挑戦。フィンレーは5.3福岡にて、タマ・トンガを非情のINTO OBLIVION3連発で葬り、ベルトを強奪。
すると、試合後に4.8両国でフィンレーらにBULLET CLUBを追放されたファンタズモが乱入し、フィンレーに宣戦布告した。ベルトを懸けた遺恨決着戦は、危険極まりない一戦となりそうだ。
ファンタズモは新たなテーマ曲、新たなコスチュームで入場。フィンレーはベルトを携え、外道とコナーズ、さらにユニットに新加入したモロニー、ゲイブリエル、コグリンを引き連れ花道を進む。
フィンレーはリングに上がると同時に、ファンタズモに襲いかかる。するとファンタズモは真っ向から応戦し、エルボーの応酬からサドンデスの体勢に。
これをかわしたフィンレーは場外へ。すかさずファンタズモはトペ・スイシーダ。さらにコーナー最上段からフェンス越えのプランチャを炸裂する。
フィンレーもエルボーを返すが、ファンタズモはエルボーを返しリングに投げ入れる。そしてファンタズモは逆水平チョップ。
続いてロープワークの攻防では、ファンタズモがセカンドロープからフライングクロスボディ。さらにライオンサルトを炸裂する。
勢いに乗るファンタズモはエルボーを連発。そして逆水平チョップを食らわす。フィンレーも反撃しようとするが、ファンタズモはフィンレーの腕をつかむとロープに飛び乗ってアームホイップ。
場外に落ちたフィンレーに、ファンタズモは空中技を狙ってロープに走ろうとするが、場外のBULLET CLUBに気づき踏みとどまる。すかさず、フィンレーが背後から襲いかかり、グラウンドでパンチを乱打。場内はブーイン部に包まれる。
フィンレーは場外戦に持ち込み、パンチを乱打。そしてBULLET CLUBの面々とToo Sweetサインをかわす。続いてフィンレーはファンタズモを肩に担ぎ、コーナーに打ちつけるラフファイト。
ここでフィンレーはリング下からテーブルを持ち出し、場外に設置。そして机の上にパワーボムを狙うも、ファンタズモは回避。そしてエプロンからテーブルに向けてCRⅡを狙う。これはフィンレーが回避。
続いてフィンレーはリングでファンタズモにエルボーからセントーンをお見舞い。そしてコーナへの強烈なハンマースルーで、ファンタズモの腰にダメージを与える。
ファンタズモはチョップを返すが、フィンレーは仁王立ち。そして強烈なエルボーでなぎ倒す。続いてファンタズモを引きずり起こし、ブレーンバスターで叩きつけてカバー。これはカウント2。
するとフィンレーはスリーパーへ。ファンタズモはその状態で立ち上がるが、フィンレーは強引にマットになぎ倒す。
そしてフィンレーは背後から荒々しいハンマーパンチを乱打。続く後頭部へのスライディングラリアットをかわしたファンタズモは、ドロップキックで反撃。
さらにファンタズモはマンハッタン・ドロップから逆水平チョップ。そしてボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからフォアアームを落とす。
ここでファンタズモはサドンデスを狙うも、エプロンにモロニーとコナーズが上がり、ファンタズモの注意を引きつける。すかさずフィンレーがファンタズモに襲いかかり、パンチとストンピングを乱打。
続いてフィンレーはエクスプロイダーで投げつけてから突進。するとファンタズモはうまくフィンレーをコーナーに逆さ吊りにし、急所を踏みつける。これに場内は大歓声。さらに低空ドロップキックを顔面にヒット。
そしてファンタズモはロープに飛び乗り、旋回しながら飛びついてトルネードDDTを炸裂。続くCRⅡはフィンレーが逃れるも、ファンタズモはエルボーで吹っ飛ばす。
フィンレーもエルボーを返すが、ファンタズモはエルボーで再度吹っ飛ばす。するとフィンレーは顔面かきむしりを繰り出すが、ファンタズモは乳首攻撃を敢行。
ならばとフィンレーはツバを吐きかけ、エクスプロイダーを炸裂。怒ったファンタズモはすぐに立ち上がると、掌底を連発。さらにキックで吹っ飛ばし、ストンピングを乱打。
続いてファンタズモは突進するが、フィンレーはうまく持ち上げてコーナーに叩きつけると、ブルーサンダーを炸裂。しかし、カバーはファンタズモがカウント2ではね返す。
ならばとフィンレーはアイリッシュカースからカバーするが、これもカウント2。そしてファンタズモはキックのコンビネーションで反撃。
さらにファンタズモはラリアットからカバーするも、フィンレーはカウント2ではね返す。ならばとファンタズモはブレーンバスターの体勢に入るが、フィンレーは逆に持ち上げてロープの上に固定し、そこからカナディアンハンマーをお見舞い。
そしてフィンレーは首切りポーズからINTO OBLIVIONを狙う。だが、ファンタズモは切り抜けてサドンデス。さらに追撃のサドンデスを叩き込んでカバーするが、フィンレーは必死にカウント2ではね返す。
ならばとファンタズモはリストクラッチのバーニングハンマーで叩きつけ、コーナー最上段に上る。ここでモロニーが妨害に入るが、ファンタズモは突き落としてコナーズに叩きつける。
そしてファンタズモはコグリンとゲイブリエルにムーンサルトアタックを炸裂すると、すばやくコーナー最上段に上り、今度はモロニーとコナーズにトペ・コンヒーロをお見舞い。
そしてファンタズモは外道をサドンデスで蹴散らし、コーナー最上段へ。しかし、フィンレーは場外にファンタズモを突き落とす。
続いてフィンレーはテーブルの上にファンタズモをパワーボムで叩きつける。テーブルは真っ二つに。
フィンレーはファンタズモをリングに戻し、さらにパワーボムを食らわせる。そしてINTO OBLIVIONを決めると、ファンタズモはカバーを返すことができず。フィンレーが無法ファイトで王座初防衛に成功した。
試合後、フィンレーはベルトを掲げ、ファンタズモを踏みつける。さらにBULLET CLUBの面々と勝ち誇ると、フィンレーは放送席の鷹木信悟を挑発。そしてフィンレーはふてぶてしく花道を引き上げた。