第4試合はNJPW WORLD認定TV王座戦として、王者ザック・セイバーJr.がジェフ・コブを迎撃
両者は5.3福岡でNJPW WORLD認定TV王座を懸けて激闘を繰り広げ、15分時間切れ引き分けに。その試合後には再戦を要求し、コブも呼応した。実力拮抗の両雄、今回こそ15分以内で勝敗はつくのか?
ザックはNJPW WORLD認定TV王座のベルトを腰に、藤田晃生を携え入場。リングインすると、コブと激しい挑発合戦を繰り広げる。
開始のゴングが鳴ると、両者は突進。コブはザックをコーナーに打ちつける。だが、ザックもフロントキックからエルボー。
しかし、コブはジャンピングショルダータックルで吹っ飛ばす。さらに重いエルボーから、早くもツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。
しかし、回避したザックは旋回式の脇固め。コブは立ち上がるが、ザックは腕ひしぎ逆十字へ。
切り抜けたコブは豪快なドロップキック。さらにその場飛びムーンサルトプレスを繰り出すも、かわしたザックはネックツイスト。さらに低空ドロップキックを後頭部に突き刺してカバーするが、コブはカウント2でキックアウト。
今度はエルボーの応酬に突入。そしてコブはショートレンジラリアットでなぎ倒す。
続いてコブは串刺しエルボーを浴びせ、ランニング式のバックドロップで叩きつけてカバー。これはカウント2。
ならばとコブはアバランシュホールドの体勢で担ぎ上げてコーナーに打ちつける。ザックは回避し、コブラツイストへ。
コブは力で跳ね除けるも、ザックは足を取りにいく。するとコブは持ち上げるが、ザックはフロントネックロック。
そこからザックは腕固めに連携。さらに両腕、足を捕らえるが、コブは何とか回避。
するとザックはキックを連発。コブは蹴り足を捕らえ、一気にバックフリップを炸裂。そしてハンマースルーでコーナーに叩きつけてダメージを与える。
ザックはトルネードDDTを狙うが、コブは切り抜け、アスレチックプレックスの体勢に。これをザックはスリーパーで切り返す。
だが、そのままコブはうしろに倒れ込んで解除。続いてコブはジャーマンを狙うも、ザックは逆にジャーマンの体勢に。
コブが切り抜けると、ザックは相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。
さらになんとコブをジャーマンで投げつける。そしてザックはサッカーボールキックからカバーするが、コブはカウント1でキックアウト。
すかさずザックは追撃のサッカーボールキックを炸裂し押さえ込むも、コブがカウント2ではね返す。
続いてザックは串刺しエルボーからトルネードDDTへ。これをコブはこらえ、フロントスープレックスで放り投げる。
続くラリアット、ドロップキックをかわしたザックは、ヨーロピアンクラッチを狙う。しかし、コブは回避し、掟破りのヨーロピアンクラッチへ。だが、ザックはカウント2ではね返す。
するとザックはローキックを連発し、ロープへ。だが、コブはカウンターのアスレチックプレックス。
そしてコブはジャーマンを炸裂し、とどめのツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に。しかし、ザックは十字架固めで切り返し、逆転の3カウントを奪取。ザックが10度目の防衛に成功した。
試合後、コブは頭を抱えて退場。ザックは笑顔で勝利をアピールした。