試合後、両者は大の字に。TJPにはオーカーンが駆け寄る。TJPが拍手に包まれる中をフラフラと退場すると、ヒロムはマイクを握る。
■ヒロムのマイクアピール
「疲れた、疲れた! もう無理だ! キツい! ヤバい! 身体痛い! ダメかもしれない! 明日無理だ! 立てない! 無理! 無理! もうできない! もう限界です! ごめんなさい! でも! 大丈夫~!!!!(場内拍手&歓声)。
(大の字で)このままマイクさせてもらっても大丈夫でしょうか?(場内拍手&歓声)。そりゃ、わかってくれるよね。8日間で7試合……、死んじゃうよ!(場内拍手&歓声)。
それにしてもさ、TJP……、ちょっと顔がカッコよすぎんだろ!(場内拍手&歓声)。なんだ、あの佇まい、フォルム、戦いかた、全部カッコいいじゃないか!
(ヒロムに声援が飛ぶと)ありがとう、ヒロムちゃんがカッコいい、一票いただきました、ありがとうございます!(場内拍手&歓声)。
本日のハッシュタグは「BOSJ30」と、あと「TJPマジカッコイイ」、これでいきましょう(場内拍手&歓声)。「マジカッコイイ」はカタカナでお願いします。
それじゃ、みんな、いくぞ。宣言どおり、会見で言ったとおりだ! 4連覇! 4連覇だけじゃねえ、10連覇目指して、今年も優勝するぞ!(場内拍手&歓声)。
あれ、ちょっと待って。試合中はもっと大きな拍手だったということは、いま全員拍手をしてないっていうことじゃないですかね(場内拍手&笑)。ということは、ヒロムちゃんの4連覇を望んでないかたもいる! そういうことなんですか?
ちょっとここで緊急、ヒロムちゃんアンケ~ト!!(場内拍手&歓声)。高橋ヒロム、『BEST OF THE SUPER Jr.』、4連覇してほしいという人、拍手!(場内拍手&歓声)。
OKOK。それじゃ、いや、正直、4連覇は勘弁。強すぎるんで、4連覇はしないでもらっていいですかっていうかた、好きな食べ物叫んで?
(場内からさまざまな叫ぶ声が聞こえると)ちょっといんじゃねえか、やっぱり!(場内拍手&笑)。やっぱいるな。こんな難しいお題を投げかけても『焼き芋!』とかハッキリ聞こえてきたもんな(場内笑)。
でも! ごめんだけど、俺は4連覇、するからな!(場内拍手&歓声)。ヒロムちゃんが『BEST OF THE SUPER Jr.』、4連覇するそのときまで! もっと!(以下、観客も『もっと!』と呼応)、もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなで~、楽しもうぜ~~!!!!」
そしてヒロムはしばし大の字になってから、「ヒロム」コールの中、ベルトを掲げて花道をあとにした。