第3試合はフランシスコ・アキラ&ダン・モロニーvsクラーク・コナーズ&外道。5.24大阪のBブロック公式戦で対峙するモロニーとコナーズにとっては前哨戦となる。

　BULLET CLUBはゴングを待たずに奇襲攻撃。コナーズはモロニーを場外に連れ出し、打撃を浴びせていく。
　リング上では外道が、デスペラード戦で痛めたアキラの左足を蹴りつけていく。さらにレッグロックでダメージを蓄積させる。イーグルスはロープに手をかけるも、外道はなかなか解除しない。
　続いてコナーズが登場。アキラは打撃を繰り出すが、コナーズは仁王立ち。そしてエルボーでアキラを吹っ飛ばすと、相手コーナーのモロニーにもエルボー。
　コナーズはアキラの胸板を踏みつけていく。さらにハンマースルーを仕掛けると、アキラはコーナーにブチ当たった衝撃で転倒。
　スイッチした外道はアキラの右足をロープに固定して蹴りつける。ここで外道がアキラを場外に投げると、コナーズがパンチで滅多打ち。さらに鉄柱に叩きつける。
　コナーズがアキラをリングに戻すと外道がカバーするも、これはカウント2。アキラは必死にコーナーに戻ろうとするが、外道はキャメルクラッチで捕らえ、モロニーを挑発。
　さらに外道はアキラの左足を蹴りつけ、4の字固めを狙う。だが、アキラはキックで跳ね飛ばす。しかし、スイッチしたコナーズが、相手コーナーのモロニーをショルダータックルで吹っ飛ばし、アキラのスイッチを妨害。
　コナーズはアキラをブレーンバスターで投げつけ、さらにジープ・フリップを狙う。アキラが切り抜けると、コナーズはバックを取るが、カサドーラからのフットスタンプをお見舞い。
　スイッチしたモロニーは、コナーズと激しいエルボー合戦。そしてモロニーは逆水平チョップを連発。続くロープワークの攻防は、コナーズがフェイントからバックエルボー。しかし、モロニーもドロップキックで反撃。
　さらにモロニーは串刺しエルボーからブレーンバスターを狙う。だが、コナーズは踏ん張り、エルボーと逆水平チョップを打ち込む。
　するとモロニーも逆水平チョップで反撃。激しい打撃戦を経て、コナーズはスピアーを炸裂。
　次はアキラと外道のマッチアップ。アキラはエルボーを乱打し、ショットガンドロップキックで吹っ飛ばす。さらにニーストライクを炸裂すると、スピードファイヤーを狙う。
　外道は切り抜けるとトラースキック。そして4の字固めで捕らえる。ここでコナーズが飛び出すと、モロニーもリングへ。だが、コナーズはショルダータックルでモロニーを吹っ飛ばす。
　アキラは絶体絶命のピンチとなるも、モロニーがカット。モロニーはコナーズを逆水平チョップで排除。そしてUNITED EMPIREは外道に打撃の波状攻撃。最後はアキラがスピードファイヤーで外道から3カウントを奪取した。

　試合後、モロニーとコナーズは額を突き合わせて火花を散らした。

アキラ「（※足を引きずって引き揚げてきて）ゲドーが日本プロレス界の偉大なレジェンドの１人である理由がわかったよ。ヤツは俺の脚を狙った。昨日負傷したばかりの俺の脚をだ。昨日は立つことも歩くこともできなかったんだ。脚がやられちまったから、一日中、Uber Eatsを頼まなければいけなかったんだ。たくさんのファンに会った。みんな、俺は簡単にはあきらめないことを知ってる。デスぺもそのことをわかってる。何も言えない。彼は最高だよ」

モロニー「こいつがUber Eatsで何をオーダーしたか知ってるか？ケツでも蹴っておけばいい！クソ野郎のクラークが、口にライトを突っ込んで場外に出たんだ。ファイヤーボールのマッチを抱えて出たいんだろ、クソ野郎が！それが起きたことだ。
ゲドー、お前も生意気なクソ野郎だ！初めての対戦だった。世界中のどのリングでもなく、ここでだ。お前のようなヤツは、イギリスでは“狡猾”と呼ぶ！つまり“クソずる賢いヤツ“ということだ！ジジイについてはもう十分だ。

アシタ、明日について話そう！クラーク、またここに戻って来るぜ、ベイビー。お前からは雌犬の匂いがするぜ。何が起きるかわかってるんだろ？　ヤツは何が起きるか知っているはずだろ、オイ？」
アキラ「ああ」
モロニー「スピアー、アップ、ドリル・キラー！アブナイ、ガイジンデス！ファイヤーボールデス！」

アキラ「（※モロニーを指差し笑いながら日本語で）アブナイガイジン、アブナイガイジンデス！」
モロニ―「ヤキニクネ！」
アキラ「（モロニーの）ニホンゴ、スバラシイネ。BUSHI、シー・ユー・トゥモローネ」
モロニー「アシタ、クラーク、デッドマン！」

コナーズ「あの文句言っていた日本人のヤツめ、殺してやる。オイ、気をつけておいた方が身のためだぞ！そしてダン・モロニー。明日はパワーとパワーの勝負だ。クソ野郎め！」
※外道はノーコメント