第3試合はIWGPジュニアタッグ王者組の“JET SETTERS”KUSHIDA&ケビン・ナイトと田口隆祐がトリオを結成し、前王者組“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラにダン・モロニーが加わったUNITED EMPIREトリオと対戦。
『BOSJ』Bブロック公式戦でケビンに勝利しているアキラは、王座戦のリマッチを要求。TJPもAブロック公式戦でKUSHIDAに勝利しているだけに、今回の6人タッグで勝利を収め、さらに再戦の機運を高めるか?
JET SETTERSはジュニアタッグのベルトを腰に入場。
先発はナイトとアキラ。場内は「アキラ」にコールを送る。まずはロックアップでナイトがロープに押し込むも、アキラは体勢を入れ替える。
そしてチョップを繰り出すが、かわしたナイトはヘッドロック。ここからロープワークの攻防となり、ナイトはケブラドーラ・コンヒーロから高さのあるジャンピングボディプレスをお見舞い。
続いてJET SETTERSがアキラの両腕に同時にニードロップをお見舞い。そして場外で田口がアキラを捕らえると、KUSHIDAがスライディングキックを食らわす。
次はナイトがハンマースルーを仕掛けるが、ロープに飛んだところでTJPがスイッチ。そしてCatch 2/2は連携のトラースキックを繰り出すも、ナイトは同士打ちを誘う。
そしてJET SETTERSはTJPにトレイン攻撃をお見舞い。さらに連携のボディアタックを食らわす。
続いてナイトはTJPにアッパールームを狙うも、モロニーが妨害。すかさずアキラはショットガンドロップキックをナイトに炸裂。
リング上、Catch 2/2はナイトにキックの波状攻撃。最後にアキラがショットガンドロップキックを見舞いカバー。これはカウント2。
次はモロニーがナイトに高速ブレーンバスター。そして逆水平チョップを乱打し、ドロップキックをヒット。カバーはナイトがカウント2ではね返す。
ナイトも打撃を返していくが、モロニーは逆水平チョップ一発でダウンを奪う。そしてハンマースルーを仕掛けるも、ナイトはセカンドロープからフライングクロスボディ。
これはモロニーがかわすが、ナイトはドロップキックを突き刺す。次はKUSHIDAとアキラのマッチアップ。KUSHIDAはブレーンチョップからキックの連発。さらにクロスボディ、オーバーヘッドキックとたたみかける。
すかさずTJPが襲いかかるも、KUSHIDAは技の読み合いからバズソーキック。そしてアキラの攻撃を切り抜け、側転から低空ドロップキックを浴びせる。
ここでKUSHIDAはホバーボードロックを狙うも、TJPがカットに入る。すると、KUSHIDAは二人まとめてアームロック。
すかさずモロニーが襲いかかるも、KUSHIDAはTJPもろとも、ハンドスプリングエルボーで吹っ飛ばす。
勢いに乗るKUSHIDAはアキラにアームロック。しかし、パントキックはアキラがかわす。するとナイトが襲いかかり、セカンドロープからフライングクロスボディを炸裂。
次は田口がUNITED EMPIREにヒップアタックを連発。そしてアキラに前方回転エビ固めを仕掛ける。それをTJPとモロニーは低空ドロップキックでカットしようとするが、田口はアキラへの誤爆を誘う。
続いて田口はCatch 2/2に交互に串刺しヒップアタック。そして二人まとめてDDT&リバースDDTで突き刺す。
ここで田口はオヤァイポーズからケツイェを発射。だが、アキラはかわし、さらにどどんを切り抜けるとカサドーラからフットスタンプ。
ここでUNITED EMPIREは分断作戦に出る。そして最後はCatch 2/2が田口に2/2を炸裂し、3カウントを奪取した。
アキラ「言っただろう、ケビン。お前の広島での勝ち、あれはお前がラッキーだっただけだ。今日、Catch 2/2がまたTOPに立ったことで、IWGPジュニアタッグチーム王座に相応しいことが分かったはずだ」
モロニー「(※興奮して割って入り)そんなことを言うな!」
アキラ「IWGPジュニアタッグ王座、奪還する準備はできた」
TJP「ケビンよ、田口に日本語を教えてもらえたようでよかったな。俺たちからは『降参』と『負けた』を教えよう。広島のように勝とうとしても俺たちは連敗はすることはない。大阪城でまた会うまでは(IWGPジュニアタッグ王座は)オマエたちのものでも、必ず俺たちが奪還する」
モロニー「オマエにはこいつら2人に対等にやり合うミネラルが足りないんだよ! 本気でやり合う気があるのか? TJはこの世界を何週したと思ってる!?
(※アキラを指して)こいつも同じだ。23歳という若さで、同じようにすごいヤツだ。オマエらがタイムスプリッターなら、ヘッドスプリッターだ。俺をボディガードと呼ぶ? いいじゃないか! 俺はコイツらがIWGPジュニアタッグ王座を奪還するまで見届ける! アイツら(KUSHIDA&ケビン)、まじでムカつくぜ!」(※先に控室へ)
TJP「一ついいか。ダン・モロニーはドリラー、そしてジュニアキラーだ。あいつはボディを守るんじゃない。ボディを作るんだ」
田口「(※脇腹を押さえながら歩いてきて、床に座り込む)1勝8敗? 1勝8敗。これで、これで、『ああ、田口もう終わりだな』と思ってる人が多いかもしれないけど、全然、全然そうは思ってないから。ここから、1勝8敗から、Aブロック最下位から、必ず這い上がってみせるから。死んじゃいないからな。死んじゃいないんだ。気持ちは死んでないから。目は生きてるから。気持ちは死んでないから。折れてないからね。俺の心は折れてない」
※KUSHIDAとケビン・ナイトが到着し、KUSHIDAは田口を気遣う。
KUSHIDA「Catch 2/2、いつでも挑戦受けてやるぞ。エニータイム、エニープレイスだ。ちょっと、チャンピオンとしてたくさんのチャレンジャーを生んでしまったようだ。
俺たちは……(※ケビンと一緒にポーズを取りながら)“ツヨイ”ってことを、次の防衛戦すぐ組んでくれ、証明してやるから!」
ケビン「ヘイ、Catch 2/2、ダン・モロニーサン、新しい運命のボディーガードか。Catch 2/2とのリマッチで、彼にも横にいて見てもらいたい。(※KUSHIDAに向かって)再戦は?DOMINION』はどうだろう? もう一度大舞台で」
KUSHIDA「何でもいいよ」
ケビン「俺たちは気にしない。いつでも、どこでも、JET SETTERSの準備はできている。どんな挑戦でも。Catch 2/2、ただ望みを言えばいい」
KUSHIDA「ケビン、彼(田口)のことは知っているか?」
ケビン「タグチサン」
KUSHIDA「そのとおり。タグチサンは何回『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場したと思う?」
ケビン「聞いたよ。20回以上だろ?」
KUSHIDA「彼はリビング・レジェンドだ。新日本の教科書で、生き字引なんだ。日本語を教えてもらうといいよ」
ケビン「ニホンゴ?」
田口「ベリー・インポータント。“フルボ〇キだぜ”!」
ケビン「フリボグギスゼ!」
田口「フルボ〇キだぜ!」
ケビン「フリボッキデゼ!」
田口「フルボ〇キ」
ケビン「フルボッコ」
田口「フルボ〇キ」
ケビン「フリボッキ!」
KUSHIDA「フルパワー!」
田口「元気です!」
ケビン「ゲンキデス!」
田口「フルボ〇キだぜ!」
ケビン「フリボッキデセ!」
田口「ボ〇キ」
ケビン「ボ●……キ」
田口「イエス! フルボ〇キ」
ケビン「フルボ〇キ」
田口「フルボ〇キだぜ!」
ケビン「フルボ〇キ、ダ、ゼ!」
田口「(※ポーズを決めながら)フルボ〇キだぜ~!」
3人「(※みんなでポーズを合わせて)フルボ〇キだぜ~!」
ケビン「サンキュー!」