第5試合はNEVER無差別級6人タッグ王者組のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組が、海野翔太&オスカー・ロイベ&ボルチン・オレッグ組と対戦する。オカダに宣戦布告している海野は、5.22ロスではジョン・モクスリー&ウィーラー・ユウタと組んでオカダ&石井智宏&ロッキー・ロメロ組と激突。ロッキーを下した海野は、試合後に挑発三昧。今回も遺恨深まるオカダと海野のマッチアップを中心に、せめぎ合いに注目が集まる。
オカダ組はNEVER6人タッグののベルトを携え入場。
先発はオカダと海野。まずは海野がオカダにロープを背負わせ、チョップと見せかかてクリーンブレイク。さらにレインメーカーポーズで挑発する。
続いてオカダがロープに押し込み、チョップと見せかけて顔を突き飛ばす。すると海野はパンチ、エルボーを連発。
そしてロープワークの攻防に移ると、オカダはビッグブーツ。さらに海野の頭部を持つと、荒々しくマットに打ちつける。
次は棚橋が登場。すると海野はボディスラムの体勢からリングに落とし、スライディングエルボーをヒット。さらにオカダに突進し、場外に落とす。怒ったオカダはフェンスを手にする。
リング上、スイッチしたオレッグが棚橋にエルボーを連発。さらにボディスラムで叩きつけるも、棚橋は顔面に張り手。
オレッグはひるまずハンマースルー。だが、棚橋は膝に低空ドロップキックをお見舞い。
ここで石井が登場し、棚橋と共にオレッグにダブルのショルダータックル。石井に対し、オレッグはエルボーを連発。
石井も返すが、オレッグはヒップトスを決める。さらに石井を持ち上げてマットに打ちつけると、ロイベと交代。
ロイベは石井にエルボーを連発。だが、石井も応戦し、ブレーンバスターを狙う。しかし、逆にロイベが投げ返してカバー。これはカウント2。
ならばとロイベは逆エビ固めを狙うが、石井はこらえる。さらに石井はエルボーを連発するが、ロイベもエルボーで反撃。
だが、競り勝った石井はバックドロップを狙う。すると海野がカットし、オカダを挑発。
オカダはリングに入ると、海野と激しいエルボーの応酬。競り勝った海野は頭部を蹴りつけいく。
さらに海野はロープに走るが、オカダはドロップキックで場外に吹っ飛ばす。
ここでロイベがオカダに襲いかかるも、オカダはビッグブーツ。さらに棚橋が低空ドロップキック、そして石井がショルダータックルでロイベを吹っ飛ばす。
ここで石井がロイベを捕らえると、オカダと棚橋がそれぞれコーナーに上る。
しかし、ロイベは切り抜け、オレッグが石井にショルダータックル。そしてロイベは棚橋にデッドリードライブをお見舞い。海野はオカダを観客席に投げつける。
ここから海野組は石井にトレイン攻撃。そしてオレッグが持ち上げて石井を叩きつけると、ロイベがギロチンドロップ。だが、カバーはカウント2。
するとロイベはボディスラムで担ぎ上げるが、石井は脱出してジャーマン。カバーをロイベがカウント2ではね返すと、石井は逆エビ固めで捕獲。場外ではオカダが海野を観客席に放り投げる。
ロイベは必死にロープに逃れようとするが、石井が腰を落として締め上げるとたまらずギブアップ。オカダ組に凱歌が上がった。
試合後、海野はイスを手にするも、セコンドが制止。すると海野はエプロンに上がり、オカダと額を突き合わせて視殺戦。
そしてオカダは勝ち名乗りを受けると、海野に「帰れ」とジェスチャー。海野は一度は下がるも、再びリングへ。
海野はオカダの首根っこをつかんでロープに押し込むも、オカダは余裕のレインメーカーポーズ。海野が引き上げると、オカダはニヤリと笑みを見せ、リングをあとに。