NJPW 40th anniversary KING OF PRO-WRESTLING
- 日時
- 2012年10月8日(月) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,000人(満員)
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第2試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (挑戦者組)
- (第33代王者組)
※王者組が2度目の防衛に成功。レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
さらにKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボー式ヒールキックでロメロとコズロフを場外に落とし、シェリーと2人同時のプランチャで追撃。
シェリー対ロメロの場面。コズロフが場外からシェリーのロープワークを妨害。シェリーが怒って追いかけるが、リングインした直後にロメロがカウンターラリアットで逆襲。
これでシェリーの動きが止まり、コズロフのジャンピングボディプレス、マウントパンチ連射などでピンチに陥る。さらに、コズロフのアトミックドロップ→ロメロのラリアットという連携攻撃から、コズロフがコサックダンスキックで追撃。
その後、ロメロが連続串刺しラリアットで暴走し、コズロフと一触即発になるが、すぐに仲直り。するとシェリーは、マンハッタンドロップと一本背負いで逆襲。ここからのタッチは妨害されたものの、延髄斬りをコズロフに食らわせ、脱出に成功。
KUSHIDA対コズロフの場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップ、アームホイップ。さらに、コズロフに蹴り脚を取らせ、反対の脚でロメロに延髄斬りを見舞う。
KUSHIDAの攻撃は続き、ハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレス。そして、雪崩式攻撃に行くが、ロメロが妨害。すると、コーナー最上段でコズロフがKUSHIDAを肩車し、ロメロが雪崩式フランケンシュタイナーで叩きつけた。
すかさずコズロフが、ダイビングボディプレスで追撃し、ロメロの串刺しラリアットからヘルズブルドーザーがさく裂。そして、合体技コントラクトキラーを狙うも、シェリーがカットに入る。
さらに、KUSHIDAのミサイルキック&シェリーのコンプリートショットと合体技から、2人同時の空中殺法、踏み台攻撃が連続でロメロにさく裂。そして、シェリーの垂直落下式ブレーンバスターからKUSHIDAがムーンサルトプレス。だが、フォールはコズロフが低空ドロップキックでカット。そして、遠心力を利用した強烈なスピンキックでシェリーを排除する。
続いてコズロフは、ロシアンストライクを予告。しかし、KUSHIDAがかわしてカニばさみで倒し、シェリーが飛びこんで上体を起こす。そこにKUSHIDAが側転からのドロップキックをお見舞い。
KUSHIDA組の攻勢は続き、KUSHIDAの串刺しニーアタック&シェリーの延髄斬りが、同時にロメロへヒット。そして、I-94を仕掛けるものの、体勢を崩されてシェリーがコーナーから転落。直後に、ロメロが前方回転エビ固めでKUSHIDAを丸め込み、3カウントを奪取した。
試合後、ロメロとコズロフは得意満面で自分たちの強さをアピールした。
COMMENT
コズロフ「誰が凄いチャンピオンかわかるか?」
ロメロ「俺達がチャンピオンだ!」
コズロフ「乾杯するぞ!カンパイ!(と言って、ロメロとビールで乾杯)」
ロメロ「ウマイ!」
コズロフ「IWGP(ジュニアタッグ)のチャンピオンは俺達だ。新日本の歴史の中で、俺達がベストなチームだ。俺達がスーパースターだ」
ロメロ「対戦相手のアレックスとKUSHIDAは、“バカ”としか言えない。バカ!バカヤロウ!バカ!アホ!俺達がベストなタッグチームだ。俺達はフォーエバー・フーリガンズ!俺達がチャンピオンだ。フォーエバー!エンド・エバー!カンパイ!KUSHIDA、バカ!ハハハ!フォーエバー!エンド・エバー!」
KUSHIDA「ソーリー、シェリー……。ちょっと、勝てると踏んで、このタッグマッチに望んだんで、言葉がないすね……」
シェリー「3年前、俺はIWGPジュニアタッグ王座を違うチームで持っていた。だが、いまは新しいパートナーであるKUSHIDAともう一度、ベルトを狙いたい。フォーエバーフーリガンズ、俺らは、どこまでも追いかけていくよ。どこだって、神戸でも、東京ドームでもいい」
KUSHIDA「9割方、ベルトに手が届いてたんすけど、負けましたけど、次にはジュニアのタッグトーナメントが始まるわけで。もう試合は終わっちゃったんで。この時計の針は戻せないんで。まだアレックス・シェリー、新日本プロレスに来てくれる。その中で、早く、いくら時間があるからって、早く結果を残さないと。新日本プロレスに来てくれたシェリーに申し訳ないっす」