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ついに史上最大規模の『NJC』幕開け！
石井が永田との果し合いに激勝！
オーエンズはジュースを相手に番狂わせ！
タイチは本間、YOSHI-HASHIは中西に勝利！
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3月8日(金)、通算15回目となる春の祭典『NEW JAPAN CUP 2019』が東京・後楽園ホールで火蓋を切り、一回戦4試合を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）では『NJC』一回戦として永田裕志と石井智宏が激突。今年に入り遺恨が生じていた両者は、期待どおりの真っ向勝負を展開。永田はサポーターが巻かれた石井の右腕に狙いを定め、追い込んでいく。終盤、相手の猛攻に苦しんだ石井だったが、意地を爆発させ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで激勝。石井が壮絶な果し合いを制した。
第8試合の『NJC』一回戦はIWGPUSヘビー級王者のジュース・ロビンソンがチェーズ・オーエンズと対峙。体格で勝るジュースのダイナミックな攻撃に対し、オーエンズは随所で試合巧者ぶりを発揮。着実にジュースにダメージを与え続けると、最後はパッケージドライバーで沈め、番狂わせに成功した。
第7試合の『NJC』一回戦は本間朋晃vsタイチ。タイチは本間の弱点である首筋に集中攻撃。だが、本間も執念で必死に応戦し、終盤にはこけし落としにこけしロケットと、怒涛のこけし殺法を見せる。だが、奮闘及ばず、最後はタイチの聖帝十字陵の前に散った。
第6試合の『NJC』一回戦は中西学とYOSHI-HASHIの組み合わせ。6年ぶりの『NJC』出場となる中西は、規格外のパワーで相手を攻め込む。終盤、ヘラクレスカッターを決めるも、これはレフェリーがYOSHI-HASHIの巻き添えを食ったためカウントを取れず。最後はYOSHI-HASHIがバタフライロックで粘る中西からギブアップを奪った。
これにより3.13岡山の二回戦では、石井vsタイチ、オーエンズvsYOSHI-HASHIが行なわれることが決定。
第5試合は棚橋弘至&オカダ・カズチカ&真壁刀義&天山広吉vs海野翔太&マイケル・エルガン&コルト・カバナ&田口隆祐。3.10尼崎と3.11高松の『NJC』一回戦でそれぞれ当たる8人が、敵味方にわかれて激突した8人タッグは、目まぐるしく戦況が変わる中、最後はオカダが海野をレインメーカーで料理。
第4試合は飯伏幸太&後藤洋央紀&SHOvs内藤哲也&SANADA&鷹木信悟。『NJC』一回戦が行なわれる3.10尼崎（飯伏vs内藤）、3.11高松（後藤vsSANADA）のダブル前哨戦は、1.4ドーム以来の復帰となる飯伏が躍動。しかし、L･I･Jはコンビネーションで次第にペースを握り、最後は鷹木がSHOをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで葬った。
第3試合は3.10尼崎の『NJC』一回戦で対峙するEVILとザック・セイバーJr.が、それぞれBUSHI、TAKAみちのくをパートナーに激突。EVILとザックが丁々発止の攻防を繰り広げる中、BUSHIがMXでTAKAの息の根を止めた。試合後、ザックはイラ立ちをあらわに。
第2試合は小島聡&トーア・ヘナーレ&矢野通vs鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.。『NJC』一回戦が行なわれる3.9愛知（ヘナーレvsアーチャー）、3.11高松（小島vs鈴木、スミスJr.vs矢野）のトリプル前哨戦は、鈴木軍が怒涛の攻撃を展開。最後はスミスがヘナーレをブルドッグボムで豪快に沈めた。
第1試合はウィル・オスプレイ&マイキー・ニコルス&ロッキー・ロメロvsバッドラック・ファレ&ヒクレオ&石森太二。3.9愛知のダブル前哨戦（オスプレイvsファレ、ニコルスvsヒクレオ）は、BULLET CLUBのパワーに対し、CHAOSが機動力で徹底抗戦。しかし、最後は邪道の竹刀攻撃でダメージを負ったロッキーを、石森がブラディークロスで仕留めた。
