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オカダが鈴木との死闘に激勝！
棚橋がブリティッシュヘビー初戴冠！
KENTAが石井からNEVERを強奪！
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8月31日(土・現地時間)、イギリス・ロンドン・ザ・カッパー ボックスでビッグマッチ『NJPW Royal Quest』が開催され、新日本のレスラーたちが英国を舞台に激闘を繰り広げた。
メインではIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカに鈴木みのるが挑戦。8.12日本武道館の『G1 CLIMAX 29』最終戦で行なわれたタッグマッチで、鈴木はオカダをゴッチ式パイルドライバーでピンフォール。そして、試合後に『G1』不出場の鬱憤を爆発させるように「そのIWGPヘビーのベルト、俺によこせ！」と宣戦布告し、イギリスの地で両雄が雌雄を決することに。
百戦錬磨の鈴木は鋭い打撃、執拗なサブミッションで王者を追い詰める。だが、オカダはゴッチ式パイルドライバーを回避すると、ひねりを加えたツームストンパイルドライバーからレインメーカーを叩き込んで激勝。
オカダが3度目の防衛に成功すると、『G1』公式戦で敗北を喫しているSANADAが登場し、次期挑戦をアピール。両雄による今年二度目のIWGPヘビー級王座戦の機運が、一気に高まった。
第7試合はブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.が、棚橋弘至を迎撃。両者は4.6MSGでも同王座戦を行ない、ザックが防衛に成功。しかし、棚橋は『G1』公式戦、そして8.11武道館の8人タッグと、二度にわたりザックにフォール勝ち。怒りのザックは棚橋を挑戦者に逆指名し、母国で防衛戦に臨むことに。
故郷に錦を飾るべく、ザックは複合関節で棚橋を着実に削っていく。厳しい戦いとなった逸材だが、意地を爆発させて徹底抗戦。最後はハイフライフローを完璧に決めて3カウントを奪取。ブリティッシュヘビー初戴冠を成し遂げた。
第6試合はNEVER王者の石井智宏がKENTAを相手に初防衛戦。両者は8.12武道館でYOSHI-HASHIを含めトリオを結成し、BULLET CLUBと対峙。だが、KENTAは試合中に裏切り、BULLET CLUBに電撃加入。
迎えたイギリスでの一騎打ち、怒りの王者は猪突猛進に攻め立てる。終盤、石井は垂直落下式ブレーンバスターを決めるも、G.o.Dが乱入。ここからKENTAが一気に流れを引き寄せ、最後はgo 2 sleepでNEVERを強奪した。
第5試合はIWGPヘビー級王座戦として、王者のG.o.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア）に、RPWで行なわれた『Road to Royal Quest タッグトーナメント』優勝チームのオジー・オープンが挑戦。G.o.Dは邪道の介入でペースを握るが、オジー・オープンも多彩な合体技で応戦。だが、最後はG.o.Dがスーパーパワーボムでフレッチャーを沈め、王座防衛に成功した。
第4試合は内藤哲也&SANADA組vsジェイ・ホワイト&チェーズ・オーエンズ。ジェイは8.25ロサンゼルスのタッグマッチ後、内藤を襲撃。ブレードランナーでKOし、内藤が保持するインターコンチへの挑戦をブチ上げた。試合はSANADAがオーエンズをSkull Endで下し、その直後にジェイがイスで襲いかかる。だが、内藤はそれをかわしてジェイにデスティーノを敢行。8.25ロスの仕返しに成功すると、不敵な笑みを見せた。
第3試合はウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルス組が、現IWGPジュニアタッグ王者の石森太二&エル・ファンタズモ組と因縁対決。CHAOSはコンビネーションでBULLET CLUBを追い込み、最後は雪崩式ダブルスパニッシュフライで、オスプレイが石森をフォール。試合後、オスプレイはあらためてIWGPジュニアタッグ挑戦をアピールした。
第2試合は『G1』初優勝を遂げた飯伏幸太がジュース・ロビンソンと組み、高橋裕二郎＆ヒクレオと対峙。イギリスのファンから大歓声を受けた飯伏が、ヒクレオをカミゴェで料理した。
オープニングマッチはロッキー・ロメロ&SHO&YOHvs田口隆祐&海野翔太&成田蓮組。RPG 3Kは小気味いいチームプレーでペースを握り、最後はSHOがパワーブリーカーで成田に勝利。
