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飯伏がオスプレイとの死闘を制し初勝利！
棚橋がザックを封じて連敗脱出！
EVILはSANADAとの同門対決に激勝！
オカダがファレ、KENTAがアーチャーを下し三連勝！
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7月18日（木）、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 29』第5戦が行なわれ、Aブロックの公式戦(全9戦中の3戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のAブロック公式戦では飯伏幸太（0勝2敗）とウィル・オスプレイ（1勝1敗）が激突。首の負傷により7.15札幌を欠場したオスプレイには、今回が復帰戦に。両者は今年の1.4ドームでNEVER王座を賭けて対峙し、そのときはオスプレイが勝利を収め、飯伏は欠場に追い込まれている。
類まれな身体能力を誇る両者は、序盤から目まぐるしい攻防で場内をわかす。オスプレイは首の痛みに苦しみながらも意地を見せる。だが、飯伏はエグい攻撃でオスプレイを削っていき、最後はカミゴェで粉砕。公式戦初勝利を飾った。
試合後、飯伏はマイクで「絶対に負けない、逃げない、あきらめない。絶対にみんなを裏切りません」と力強くアピール。
第8試合はAブロック公式戦として棚橋弘至（0勝2敗）がザック・セイバーJr.（0勝2敗）と対峙。両者の今年の対戦戦績は一勝一敗の五分。三度目の対決はザックのグラウンドに対し、棚橋が真っ向から渡り合い、引き出しの広さを見せる。終盤、棚橋はハイフライフローで勝負をかけるも、ザックが三角締めで捕獲。だが、棚橋はジャックナイフ式エビ固めで切り返し、技アリの勝利。うれしい公式戦初白星を挙げた。
第7試合はAブロック公式戦としてオカダ・カズチカ（2勝0敗）とバッドラック・ファレ（1勝1敗）が対峙。今年の2.11大阪での一騎打ちでオカダに屈しているファレは、入場時に奇襲攻撃。その後も邪道やオーエンズが介入し、なりふる構わず勝利を狙う。孤立無援のオカダだったが、一瞬のスキをついてファレの巨体を押しつぶし、3カウントを奪取した。
第6試合のAブロック公式戦ではEVIL（1勝1敗）&SANADA（1勝1敗）による同門対決が実現。共にIWGPタッグを巻いた盟友同士、高度な技の読み合いを展開。EVILが相手のお株を奪うパラダイスロックを繰り出せば、SANADAが掟破りのEVILを炸裂させる場面も。一進一退の攻防の中、最後はEVILがラリアットからEVILを決めてフォール勝ち。試合後、両者はグータッチで健闘を称えた。
第5試合のAブロック公式戦はKENTA（2勝0敗）vsランス・アーチャー（2勝0敗）。KENTAは得意のキックで2m級モンスターの攻略をはかる。だが、アーチャーは怒涛のパワーで猛攻。厳しい戦いとなったKENTAだが、チョークスラムを三角締めで切り返すと、そこからGAME OVERにつないで逆転勝ち。
この結果、Aブロックはオカダ、KENTAが無傷の三連勝をスコア。ザックは一人、3連敗という状況に。
第4試合は鷹木信悟（1勝1敗）&内藤哲也（0勝2敗）&BUSHIvsタイチ（1勝1敗）&鈴木みのる&金丸義信。7.19後楽園のBブロック公式戦で対峙する鷹木とタイチは、互いを意識し激しい応酬。試合は鈴木がBUSHIをゴッチ式パイルドライバーでピンフォール。その直後、金丸が鷹木にウィスキーを噴射し、タイチがバズソーキックでKOした。
第3試合は7.19後楽園のBブロック公式戦で対峙する矢野通（1勝1敗）とジェイ・ホワイト（0勝2敗）が、それぞれ本間朋晃&成田蓮、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズとトリオを結成して前哨戦。“矢野ワールド”に対し、ジェイはダーティーファイトで応戦。試合はオーエンズが成田をパッケージドライバーで料理。
第2試合は7.19後楽園のBブロック公式戦で対峙するジュース・ロビンソン（2勝0敗）とジェフ・コブ（0勝2敗）が、それぞれトーア・ヘナーレ&辻陽太、後藤洋央紀（1勝1敗）&YOSHI-HASHIと組み6人タッグで前哨戦。公式戦連勝中のジュースが勢いを見せるも、コブもアスレチックプレックスをお見舞い。YOSHI-HASHIが辻をバタフライロックで仕留めたあと、ジュースとコブは明日の健闘を誓い握手を交わした。
オープニングマッチは、7.19後楽園のBブロック公式戦で注目の初遭遇を果たす石井智宏（2勝0敗）とジョン・モクスリー（2勝0敗）が、それぞれ上村優也、海野翔太を率いて前哨戦。石井とモクスリーは互いのパートナー止めに入るほどエキサイト。海野が成田をフィッシャーマンズスープレックスで沈めたあとも、両者は番外戦を繰り広げた。
