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“王者対決”は内藤が難敵石井に辛勝！
鷹木を退け4連勝のモクスリーが単独首位！
ジェイは無法殺法でコブを沈め初白星！
タイチは後藤、ジュースは矢野に勝利！
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7月24日（水）、広島・広島サンプラザホールで『G1 CLIMAX 29』第8戦が行なわれ、Bブロックの公式戦(全9戦中の4戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）のBブロック公式戦では現NEVER無差別級王者の石井智宏（2勝1敗）と、現在IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也（1勝2敗）が激突。
これまで幾多の激闘を繰り広げてきた両者は、今宵も熱闘を展開。石井は内藤の首攻めに苦しむも、意地を爆発。トップロープからの雪崩式ブレーンバスターを皮切りに怒涛のたたみかけを見せる。だが、内藤は垂直落下式ブレーンバスターをバレンティアで切り返すと、最後はデスティーノで辛勝。
試合後、内藤は「いまのところ2勝2敗と苦しい展開ですが、ここから逆転の内藤哲也をみなさんにお届けします」と高らかに宣言した。
第8試合はBブロック公式戦としてジェフ・コブ（1勝2敗）とジェイ・ホワイト（0勝3敗）が対峙。コブは持ち前のパワーで豪快な投げ技を繰り出し、場内をわかす。だが、ジェイはセコンドの外道を巧みに使い、何度もピンチを脱出。最後はブレードランナーで粘るコブを沈め、外道と共に高笑いを上げた。
第7試合はBブロック公式戦、現IWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリー（3勝0敗）と鷹木信悟（2勝1敗）の対決。鷹木は体格差を感じさせないパワフルな攻めを見せるが、モクスリーはテーブルへのニークラッシャーをはじめ、徹底した足殺し。相手の機動力を奪ったモクスリーは、最後はテキサスクローバーで勝利。鷹木は新日本で初のギブアップ負けを喫した。
第6試合のBブロック公式戦では後藤洋央紀（1勝2敗）とタイチ（1勝2敗）が対峙。タイチはゴング前からLA DOJOのTシャツを踏みつけて挑発。怒りの後藤は力強い攻撃で追い込むも、タイチはダーティーファイトでペースを握らせない。終盤、後藤のGTRを、タイチはレフェリーを巻き込んで回避。そして急所蹴りからのタイチ式外道クラッチでまんまとフォール勝ちを収めた。
第5試合のBブロック公式戦はジュース・ロビンソン（2勝1敗）vs矢野通（2勝1敗）。矢野はお得意のインサイドワークを駆使し、丸め込みであわやの場面を作る。だが、ジュースも負けじと矢野 と“だまし合い”を展開し、最後はストレートからのパルプフリクションでフォール勝ちを収めた。
この結果、Bブロックはモクスリーが無傷の4連勝で単独トップ。ジェイはようやく初白星をスコアした。
第4試合は7.27愛知のAブロック公式戦で対峙するオカダ・カズチカ（4勝0敗）とKENTA（4勝0敗）が、それぞれYOSHI-HASHI&トーア・ヘナーレ、クラーク・コナーズ&カール・フレドリックスを引き連れ対峙。この試合が初遭遇となるオカダとKENTAは、互いを意識しリング上はヒリヒリした空気に。YOSHI-HASHIがコナーズをバタフライロックで仕留めたあと、オカダはKENTAにIWGPヘビーのベルトを見せつけた。
第3試合は棚橋弘至（2勝2敗）&海野翔太vs飯伏幸太（2勝2敗）&成田蓮。8.3大阪のAブロック公式戦で激突する棚橋と飯伏は気迫のこもった攻防を展開。ヤングライオンたちも奮闘を見せるが、最後は棚橋が成田にスリングブレイドで勝利。
第2試合は7.27愛知のAブロック公式戦で対峙するEVIL（2勝2敗）とザック・セイバーJr.（1勝3敗）が、それぞれSANADA（1勝3敗）&BUSHI、ランス・アーチャー（2勝2敗）&鈴木みのるとトリオを結成して対峙。鈴木軍はラフファイトで試合を支配し、最後は鈴木がBUSHIをゴッチ式パイルドライバーで料理。試合後にザックは不敵な笑みを浮かべ、EVILを挑発した。
オープニングマッチは7.27愛知のAブロック公式戦の前哨戦、ウィル・オスプレイ（1勝3敗）&本間朋晃&上村優也vsバッドラック・ファレ（1勝3敗）&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ。一騎打ちを前にオスプレイは、巨漢ファレをすばやい動きで翻弄。裕二郎が上村をのピンプジュースで葬ったあと、ファレは腹いせのように場外でオスプレイを踏みつけた。
