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飯伏がオカダをカミゴェ二連発で撃破！
二年連続で『G1』ファイナリストに！
オスプレイは棚橋から価千金の勝利！
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いよいよ真夏の最強戦士決定戦も最終コーナーに突入！ 8月10日（土）、東京・日本武道館で『G1 CLIMAX 29』の第17戦（武道館三連戦の初日）が行なわれ、Aブロックの最終公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
公式戦は第5試合のEVIL（4勝4敗）vsランス・アーチャー（2勝6敗）からスタート。勝ち星こそ振るわなかったものの、各公式戦で怪物的なパワーを見せつけたアーチャーは、序盤からフルスロットル。エプロンからのバク宙アタックで場内の度肝を抜く。EVILも体格差をはねのけ応戦し、EVILを仕掛けるが、アーチャーはEBDクローで切り返して勝利。
第6試合のAブロック公式戦はSANADA（4勝4敗）とバッドラック・ファレ（3勝5敗）が激突。邪道とオーエンズの介入により、SANADAはなかなかペースを握れない。だが、終盤に邪魔者の二人をパラダイスロックで捕獲。そして怪物攻略に挑むが、Skull Endを狙ったところで、ファレは相手の意表をつく首固めでまんまと3カウントを奪取した。
第7試合はAブロック公式戦、KENTA（4勝4敗）vsザック・セイバーJr.（3勝5敗）。かつてプロレスリング・ノア所属だったKENTAと同団体の留学生だったザックが『G1』で再会。KENTAは鋭いキックで削っていくが、ザックは変幻自在の関節技で対抗。激しいつばぜり合いの中、ザックはKENTAのgo 2 sleepを切り抜けると、ジム・ブレイクス・アームバーで辛勝を収めた。
第8試合のAブロック公式戦は棚橋弘至（4勝4敗）と現IWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイ（3勝5敗）の対決。注目のシングル初対決は、棚橋の理詰めのヒザ攻めに苦しむも、オスプレイは機動力を駆使して真っ向から応戦。幾度となくピンチを切り抜け、最後はヒドゥン・ブレイドからのストームブレイカーで、逸材から価千金の勝利を収めた。
メイン（第9試合）のAブロック公式戦は現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ（7勝1敗）と飯伏幸太（6勝2敗）が激突。これまで両者の通算対戦戦績はオカダの2勝0敗で、2014年3月以来、約5年5カ月ぶりの対決が『G1』の舞台で実現。
Aブロックの首位通過はこの両雄に絞られ、オカダは勝利、もしくは引き分けでも優勝決定戦に進出。対する飯伏は勝利すればオカダと同点で並び、直接対決での勝利により、昨年に続きファイナリストの資格を得ることに。
オカダは最強王者としてのプライドを見せるように、スケールを感じさせるファイトで飯伏を攻め立てる。だが、飯伏も意地を爆発させ、一歩も下がらない。ハイレベルな応酬の中、飯伏はカミゴェを叩き込むが、なんとオカダはキックアウト。だが、飯伏は追撃のカミゴェをお見舞いし、ついにオカダに勝利。
この結果、Aブロックは飯伏が優勝決定戦に進出することに。試合後、飯伏は「去年と同じ過ちは繰り返さない。最後まであきらめない、約束します」と『G1』初制覇を宣言した。
今大会ではそのほか、8.11武道館のBブロック公式戦の前哨戦がラインナップ。
第4試合は内藤哲也（4勝4敗）&鷹木信悟（3勝5敗）&BUSHIvsジェイ・ホワイト（4勝4敗）&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ。明日の一騎打ちを前に、内藤とジェイは互いを意識。鷹木が裕二郎をMADE IN JAPANで葬ったあとも、舌戦を繰り広げた。
第3試合は石井智宏（4勝4敗）&後藤洋央紀（5勝3敗）&YOSHI-HASHIvsタイチ（3勝5敗）&鈴木みのる&金丸義信。明日の公式戦で対峙する石井とタイチは、激しい打撃の応酬を展開。鈴木がYOSHI-HASHIをゴッチ式パイルドライバーで下すと、タイチはNEVERのベルトを踏みつけて石井を挑発した。
第2試合は明日の公式戦で対峙する矢野 通（4勝4敗）とジェフ・コブ（3勝5敗）が、それぞれ本間朋晃、トーア・ヘナーレをパートナーに前哨戦。コブのパワーに対し、矢野はインサイドワークで対抗。最後はコブがツアー・オブ・ジ・アイランドで本間を沈め、明日を前に勢いを見せた。
オープニングマッチはジュース・ロビンソン（3勝5敗）とジョン・モクスリー（5勝3敗）が、それぞれ成田蓮、海野翔太をパートナーに対峙。因縁のあるジュースとモクスリーは、明日の公式戦を前にヒートアップ。海野が成田をフィッシャーマンズスープレックスで仕留めたあとも、番外戦を展開。
