オカダがEVILを下し単独首位キープ!
そのあとをザックを下した飯伏が猛追!
8.10武道館の両者による直接対決で
Aブロック代表が決定することに!
8月7日(水)、静岡・浜松アリーナ
で『G1 CLIMAX 29』の第15戦が行なわれ、Aブロックの公式戦(全9戦中の8戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン(第9試合)のAブロック公式戦はオカダ・カズチカ(6勝1敗)とEVIL(4勝3敗)による一戦。
ブロック一位通過に向けてひた走るIWGPヘビー級王者の前に、2年前の『G1』でオカダの快進撃をストップしたEVILが立ちはだかった。そのときの再現とばかりに、EVILは力強い攻めでダメージを蓄積させる。だが、オカダも徹底抗戦。終盤、レインメーカーとEVILを巡る熾烈な攻防に場内は大熱狂。最後はオカダの意地が勝り、レインメーカーでピンフォール。
試合後、オカダは「『NEW JAPAN CUP』獲った、IWGPヘビー獲った。『G1』獲って、またここ浜松に帰ってきます」と宣言した。
第8試合のAブロック公式戦では飯伏幸太(5勝2敗)とザック・セイバーJr.(3勝4敗)が、今年3度目の対決。ザックは飯伏のウィークポイントである左足首に狙いを定めると、矢継ぎ早に関節技を繰り出し削っていく。絶体絶命のピンチに陥った飯伏だったが、ハイキックからのボマイェで動きを止めると、最後は執念のカミゴェで辛勝。
第7試合はAブロック公式戦、ウィル・オスプレイ(2勝5敗)vsKENTA(4勝3敗)。両者はスピーディー&スリリングな技術戦で場内をわかす。一進一退の攻防の中、go 2 sleepを切り抜けたオスプレイはオスカッターを決めるが、KENTAはフォールを返す。だが、最後はオスプレイがヒドゥン・ブレイドからのストームブレイカーで激勝。
第6試合のAブロック公式戦は棚橋弘至(4勝3敗)とバッドラック・ファレ(2勝5敗)の対決。棚橋はインサイドワークを発揮してファレを攻め込むが、そのたびにセコンドが介入。ハイフライフローを決めるも、二発目は邪道に妨害されてしまう。終盤、バッドラックフォールを切り抜けた棚橋は、逆さ押さえ込みを仕掛ける。しかし、逆にファレが同じ技で切り返し、まさかの丸め込みで無念の敗退。
第5試合のAブロック公式戦はSANADA(3勝4敗)vsランス・アーチャー(2勝5敗)。アーチャーは入場時のSANADAを襲撃すると、その後も体格差を誇示するようなパワーファイト。しかし、SANADAも機動力で必死に応戦。アーチャーの猛攻に苦しんだSANADAだったが、最後はオコーナーブリッジで逆転勝ちを収めた。
この結果、Aブロックはオカダが7勝1敗で単独首位。そのあとを飯伏が6勝2敗で猛追。8.10武道館の直接対決の結果で、この二人のどちらかが優勝決定戦に進むことに。
第4試合は8.8横浜のBブロック公式戦のダブル前哨戦、ジェフ・コブ(3勝4敗)&石井智宏(4勝3敗)&成田蓮vs内藤哲也(4勝3敗)&鷹木信悟(2勝4敗)&BUSHI。石井と鷹木が熱い火花を散らした6人タッグは、BUSHIが成田をエムエックスでピンフォール。試合後、内藤はコブのヒザを痛めつけ、相撲ポーズで挑発。石井と鷹木は番外戦を繰り広げた。
第3試合は8.8横浜のBブロック公式戦で対峙するジュース・ロビンソン(3勝4敗)とジェイ・ホワイト(4勝3敗)が、それぞれ本間朋晃&トーア・ヘナーレ、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズとトリオを結成して対決。挑発するジェイに対し、ジュースは怒りを見せる。オーエンズがヘナーレをパッケージドライバーで葬ったあとも、ジェイはジュースを小馬鹿にし続けた。
第2試合は8.8横浜のBブロック公式戦で対峙する後藤洋央紀(4勝3敗)とジョン・モクスリー(5勝2敗)が、それぞれYOSHI-HASHI、海野翔太を伴って前哨戦。後藤とモクスリーは決戦を前に早くもスパーク。YOSHI-HASHIが海野をバタフライロックで下したあとも、額を突き合わせてにらみあった。
オープニングマッチは8.8横浜のBブロック公式戦でぶつかる矢野通(3勝4敗)とタイチ(3勝4敗)が、それぞれ辻陽太&上村優也、鈴木みのる&金丸義信と組んで前哨戦。矢野は随所でYTRワールドを披露するが、最後は金丸が上村に逆エビ固めで勝利。試合後、タイチは矢野をエプロンの幕でスマキ状態に。
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